競艇を始めたばかりの初心者は、
「そもそも舟券ってなに?」
「たくさん種類があってどれを買えばいいかわからない」
となってしまうことだろう。
簡単に言うと、舟券とは、レースの着順を予想して購入し、的中した時に払戻金を手に入れるための券だ。
競艇をするときは「レースの予想をする」→「舟券を買う」→「レースを観戦する」というのが一連の流れとなる。
この記事では、
- 舟券の売り場
- 舟券の7つの種類と特徴
- マークシートの書き方
- おすすめの舟券
についてまとめている。
競艇初心者でも分かりやすいように解説していくので、ぜひ最後まで読んでみて欲しい。

舟券の読み方は?
舟券は「フナケン」と読む。
実は「勝舟投票券」という正式名称があるが、ほとんど使わていない。
1万円以上の払戻金がついた舟券は「万舟券(マンシュウケン)」と呼ばれている。

舟券の売り場はどこ?
舟券が買える場所は、
- 競艇場
- テレボート
- 場外販売所
の3つがある。
それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分に合った場所で舟券を買うのがおすすめだ。
競艇場で買う
競艇場で買うメリットは、買った舟券のレースを目の前で見られることだ。
また、競艇場は売店やレストランなども充実しているので、一日中遊ぶことができるぞ。
一方、デメリットは他の競艇場のレースの舟券がほとんど販売されていないことだ。
複数の競艇場の舟券を買いたい人には向いていないが、雰囲気を楽しんだり、リアルなレースが見たい人におすすめだ。
テレボートで買う
テレボートとは、インターネット上で舟券が購入できるサービスだ。
銀行口座と連動させることにより、舟券の購入や払戻金の受け取りを自動で行うことができる。
メリットは、全ての競艇場の舟券を購入できることだ。
逆にデメリットとしては、リアルな雰囲気が楽しめないことが挙げられる。
家でゆっくりと競艇を楽しみたい人や、時間がないけど予想だけは楽しみたい人におすすめだ。
場外販売所で買う
場外販売所とは、競艇場以外の場所で舟券を販売している施設の総称だ。
「ボートピア」や「オラレ」といった名前で競艇場が近くにない地域に作られていることが多い。
また、競艇場に併設されている「外向け販売所」も場外販売所の一種だ。
競艇場よりも多くのレースの舟券が販売されており、大型のテレビでレース中継を見ることができる。
雰囲気もある程度楽しみながら、色々な競艇場の舟券を買いたい人におすすめだ。

舟券の7つの種類と特徴
舟券には予想の仕方によって7つの種類がある。
それぞれの特徴を表にまとめたぞ。
予想の仕方 | 的中率 | 平均払戻金 | おすすめの 買い目点数 |
|
---|---|---|---|---|
単勝 | 1着の艇を当てる | 1/6 | 500円 | 1点 |
複勝 | 2着までに入る艇を当てる | 1/3 | 200円 | 1点 |
二連複 | 1・2着の艇を当てる | 1/15 | 800円 | 2点 |
二連単 | 1・2着の艇を着順通り当てる | 1/30 | 1,900円 | 3~6点 |
拡連複 | 1~3着までの2艇を当てる | 3/15 | 350円 | 1点 |
三連複 | 1・2・3着の艇を当てる | 1/20 | 1,200円 | 2点 |
三連単 | 1・2・3着の艇を着順通り当てる | 1/120 | 7,300円 | 6~10点 |
平均払戻金はレースが大荒れしたときの払戻金によって引き上げられている。
単勝の平均払戻金が500円だからと言って、5点買っても大丈夫というわけではないので注意してほしい。
また、二連単や三連単の買い目点数は、レースの予想が簡単な堅い番組のときは少なく、レースの予想が難しい荒れそうな番組のときは多くするのがおすすめだ。

マークシートの書き方【画像付き】
競艇場や場外販売所で舟券を買うときには、マークシートを使う。
実は正式名称は「マークカード」らしいが、一般的には「マークシート」と呼ばれることが多い。
マークシートにマークしなければいけない項目は、
- レース
- 開催場
- 式別
- 買い目
- 1点の金額
- 単位
の6つだ。
「レース」「開催場」「1点の金額」「単位」はどの舟券を買うときでも共通で、「式別」「買い目」は舟券の種類によってマークの方法が変わってくる。
また、マークシートには「通常」「フォーメーション/ボックス投票カード」「ながし/ボックス投票カード」の3種類がある。
競艇初心者は「単位」のマークを忘れやすいので注意してほしい。
例えば、200円の舟券を買いたいときには「1点の金額」に「2」とマークし、「単位」に「百」とマークしなければならない。
通常のマークシート
通常のマークシートは、一つ一つ買い目を選んで買うときに使うマークシートだ。
競艇予想に自信がある人が、細かい買い目の調整をするときに使われることが多い。
例えば、「福岡」競艇場、「第1レース」、三連単「1-2-3」を1,000円、「1-3-2」「1-2-4」を200円、で買うときは上の画像のようにマークする。
ながし/ボックス投票カード
「ながし/ボックス投票カード」は、名前の通り「ながし」と「ボックス」を買うときに便利なマークシートだ。
少ないマーク数で複数通りの舟券が購入できる。
例えば、「福岡」競艇場、「第1レース」、三連単「1-2-3」「1-2-4」「1-2-5」「1-2-6」を200円、で買うときは上の画像のようにマークする。
フォーメーション/ボックス投票カード
「フォーメーション/ボックス投票カード」は、名前の通り「フォーメーション」と「ボックス」を買うときに便利なマークシートだ。
ボックスをマークする部分は「ながし/ボックス投票カード」と共通している。
例えば、「福岡」競艇場、「第1レース」、三連単「1-2-3」「1-2-4」「1-2-5」「1-2-6」「2-1-3」「2-1-4」「2-1-5」「2-1-6」を200円、で買うときは上の画像のようにマークする。
単勝・複勝はどうやったら買える?
実は、マークシートでは「単勝」と「複勝」を購入することができない。
単勝や複勝を購入するためには、競艇場の専用窓口に行くか、テレボートを利用するしかないのだ。
専用窓口は競艇場のなかでもかなり分かりにくい場所にあるので、係員さんに聞くのが良いだろう。

どの舟券がおすすめ?
7種類の舟券のうち、俺のおすすめは三連単だ。
複数通り買ったときの的中率と払戻金のバランスが良いので、予想の実力がついてくると稼ぎやすいのだ。
荒れたレースでうまく的中させることができると、10万円以上の払戻金も期待できるぞ。

まとめ
競艇の舟券についてもう一度まとめると、
- 雰囲気重視なら競艇場で買う
- 家で楽しむならテレボートで買う
- 「単位」のマーク忘れに注意
- 三連単がおすすめ
ということが重要なポイントだ。
それぞれの舟券のさらに詳しい情報は関連用語をチェックしてみてほしい。

合わせて読みたい記事
コメントについて
この記事について「感想」「要望」「疑問」などがあったら、どんどんコメントしてくれ。
俺もモチベーションが上がるし、今後の記事テーマを決めるための参考にもするぞ。
ただし、イタズラ防止のため、コメントは俺が内容を確認してから手動で反映している。
コメントが反映されるまで数日かかることもあるが、ご了承願いたい。
また、コメントの反映基準や活用法については「コメントポリシー」にまとめているぞ。