この記事では「6号艇(6コース)を狙って稼ぎたい!」という方に向けて、
- 6号艇(6コース)の勝率や1~3着率
- 6号艇(6コース)が1~3着をとる展開
- 6号艇(6コース)の専門選手
- 6号艇(6コース)が強い競艇場
などをわかりやすくまとめた。
競艇の6号艇は、6艇のなかで最も不利な艇番で、6コース1着率は全国平均で1.8%しかない。
1着率がかなり低いので、選手やモーターが良くても1着をとれるとは限らないな。
さらに、2着率が6.2%、3着率が13.4%なので、2・3着をとれるかどうかも微妙なところだ。
そのため、6号艇については、選手やモーターが悪ければ買わないことも検討しよう。
ここからは、6号艇(6コース)の攻略法を解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。
6号艇(6コース)を攻略して、競艇勝ち組を目指そう!
競艇の6号艇(6コース)は不利?
結論から言えば、競艇の6号艇(6コース)は、6艇(全6コース)のなかで最も不利だ。
6コースの1着率は全国平均で1.8%しかなく、50回に1回しか1着をとれていない。
また、2着率が6.2%、3着率が13.4%と低いため、2・3着をとれるかどうかも微妙なところだ。
6号艇は不利な艇番なので、6号艇の選手は1~5コースに前づけすることもあるな。
ここからは、競艇の6号艇(6コース)の基礎知識として、以下の4項目を解説していくぞ。
- 6号艇の6コース取得率は83.0%
- 6コースの1着率は1.8%
- 6コースの勝率は3.07
- 新人選手は6コースの進入が多い
まずは、6号艇(6コース)の基礎知識を確認しよう!
6号艇の6コース取得率は83.0%
出典:JLC
競艇では、スタートコースが早い者勝ちであり、スタート前にコース取りが行われる。
コース取りに積極的な選手がいると、艇番とは違うコースからスタートすることもあるぞ。
6号艇の6コース取得率は全国平均で83.0%となっており、1~4号艇と比べて低い。
枠なり進入になることが多いが、6号艇が6コース以外になることもあるので注意しよう。
特に、6号艇の選手が4・5号艇の選手よりも実力上位だと、コースが変わりやすいぞ。
スタート展示の進入隊形から、本番の進入隊形を予想してみてくれ!
6コースの1着率は1.8%
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇では、内側のスタートコースのほうが1周目1マークに近いため1着をとりやすくなる。
6コースは最も外側のコースなので、6艇のなかでは最も不利なコースだな。
実際に、6コースの1着率は全国平均で1.8%しかなく、強い選手でも1着をとるのは難しい。
ただし、これは全国平均の数値であり、6コースの1着率は競艇場ごとに違っている。
そのため、予想するときは自分が舟券を買う競艇場の6コースの1着率を確認してみてくれ。
6コースが強い競艇場は、この記事の後半で解説するぞ!
6コースの勝率は3.07
競艇では、レースの着順ごとに着順点が与えられ、選手の勝率が計算されている。
同じようにコース別の勝率を計算すると、6コースの勝率は全国平均で3.07しかないぞ。
一方、1コースの勝率は全国平均で7.87もあり、6コースの勝率より4.80も高い。
つまり、1コースと6コースの間には、A1級選手とB1級選手くらいの強さの差があるわけだな。
そのため、実力上位のA1級選手でも、6コースから3着以内をとるのは難しいのだ。
6コースの2着率は6.2%、3着率は13.4%しかないぞ!
新人選手は6コースの進入が多い
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇では、デビューした直後の新人選手は6コースからスタートすることが多い。
6号艇のときはもちろん、4・5号艇のときも6コースに回ることが多いな。
これは、6コースなら転覆などのミスをしても、他艇に迷惑をかけにくいからだ。
また、6コースは好きな位置から起こせるので、スタートも合わせやすいぞ。
新人選手がいるレースは、新人選手は6コースになると考えて予想してみてくれ。
新人選手はB1級に上がってから、枠なり進入することが多いな!
競艇の6号艇(6コース)が1・2・3着をとる展開は?
競艇のレース展開を考えるときは、1周目1マークの攻防を考えることが重要だ。
これは、競艇は先行した艇が有利なので、1周目1マークで勝負が決まりやすいからだな。
レースの決着がどのようについたのかは「決まり手」という用語で表される。
例えば、1号艇が1周目1マークを先マイして1着をとると、決まり手は「逃げ」になるぞ。
6コースの決まり手を分析すれば、6コースの艇が1~3着をとる展開がわかるのだ。
決まり手については、競艇 決まり手の記事にも詳しくまとめているぞ!
さて、6コースの決まり手ごとの出現率は、下の表のようになっている。
決まり手 | 出現率 |
---|---|
逃げ | 0.0% |
差し | 12.7% |
まくり | 27.5% |
まくり差し | 41.3% |
抜き | 14.8% |
恵まれ | 3.6% |
データ:艇国データバンク
集計期間:2021年1月1日~2021年12月31日
上の表から、決まり手は、まくり差し→まくり→抜き→差しの順番に多いことがわかるな。
恵まれは繰り上げで1着をとったときの決まり手なので、今回は考えないぞ。
ここからは、それぞれの決まり手について、レース展開をイラスト付きで解説していく。
「6コースの艇が1着をとる可能性があるか?」を考えるときに参考にしてみてくれ。
また、1着をとれなくても、同じレース展開で2・3着をとれることがあるので覚えておこう。
ここからは、全ての艇が枠なり進入したと仮定して解説するぞ!
6号艇(6コース)のまくり差し
6号艇(6コース)が1着をとる決まり手で最も多いのは、まくり差しの41.3%だ。
まくり差しが決まりやすいのは、5号艇がスタート後から攻めたときだな。
5号艇がまくりが流れたときに、6号艇が内側を差して前に出ることができるぞ。
このとき、2着は1・5号艇が続きやすいので「6-15」の並びが狙い目だ。
また、1号艇が逃げ切れば「1-6」、5号艇がまくり切れば「5-6」の並びになるな。
5号艇が攻めそうなときは「56-56」の穴狙いもありだぞ!
他にも、6号艇のまくり差しは、3号艇や4号艇が攻めたときに決まることもある。
3号艇が攻めたときは、6号艇は1・2号艇をまくり、3号艇を差すことが多い。
一方、4号艇が攻めたときは、1~3号艇と5号艇をまくり、4号艇を差すことが多いな。
このように、6号艇のまくり差しは、他の艇の攻めに合わせて行われやすい。
3~5号艇が攻めそうなときは、攻める艇と合わせて6号艇の1~3着も考えてみよう。
他にも色々なパターンがあるので、実際のレースで確認してみてくれ!
6号艇(6コース)のまくり
6号艇(6コース)が1着をとる決まり手で2番目に多いのは、まくりの27.5%だ。
まくりが決まりやすいのは、6号艇がスタートで先行できたときだな。
1~5号艇より早くスタートできれば、1周目1マークを先マイして1着をとれるぞ。
このとき、2着は1・5号艇が続きやすいので「6-15」の並びが狙い目だ。
また、6号艇のまくりが届かず、1号艇が逃げると「1-6」の並びになりやすいな。
6号艇がチルトを上げているときは、まくり一発を狙っているぞ!
6号艇(6コース)の抜き
6号艇(6コース)が1着をとる決まり手で3番目に多いのは、抜きの14.8%だ。
抜きが決まりやすいのは、2マークの水面が荒れているときだな。
先頭を走っている艇がターンミスすると、6号艇がその隙を突いて抜かせるぞ。
ただし、抜きを決めるには、選手やモーターが良くなければならない。
6号艇だけが強くて、水面が荒れているレースでは抜きの1着を考えてみてくれ。
満潮や強風のレースでは、水面が荒れやすいぞ!
6号艇(6コース)の差し
6号艇(6コース)が1着をとる決まり手で4番目に多いのは、差しの12.7%だ。
差しが決まりやすいのは、1周目1マークが混戦になったときだな。
1~5号艇のターンが流れたときに、6号艇が隙を突いて最内を差していくぞ。
このとき、2着は1・2号艇が続きやすいので「6-12」の並びが狙い目だ。
また、6号艇の差しが届かず、1号艇が逃げると「1-6」の並びになりやすいな。
6号艇のモーターの出足・行き足が良いときは、差しのチャンスだ!
競艇の6号艇(6コース)の専門選手や強い選手は?
競艇では、1~5号艇のときも、あえて6コースからスタートする選手がいる。
このような6コースの専門選手は「アウト屋」と呼ばれているぞ。
アウト屋は、現役では「小川晃司」選手と「阿波勝哉」選手の2名が挙げられる。
この2名がいるときは、進入隊形が変わるものだと思って予想しよう。
また、アウト屋でなくとも、6コースに強い選手もいるので紹介していくぞ。
アウト屋と6コース1着率が高い選手を覚えて、予想に活かしてみてくれ!
アウト屋は「小川晃司」選手と「阿波勝哉」選手
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇のアウト屋は、現役では「小川晃司」選手と「阿波勝哉」選手の2名しかいない。
この2名は、1~5号艇でも6コースに進入するので、予想するときは注意しよう。
また、この2名について、2022年後期に適用されている級別の6コース成績をまとめたぞ。
1着率 | 2着率 | 3着率 | |
---|---|---|---|
小川浩司 | 0.8% | 12.8% | 35.2% |
阿波勝哉 | 21.0% | 30.5% | 51.5% |
敬称略
データ:艇国データバンク
集計期間:2021年11月1日~2022年4月30日
上の表から、小川選手はアウト屋ではあるが、6コース成績は普通だとわかる。
舟券に絡みやすいわけではないので、他の選手の6コースと同じように評価しよう。
一方、阿波選手の6コース成績は、他の選手と比べて明らかに高くなっている。
6コースからでも舟券に絡みやすいので、阿波選手の6コースは重視してみてくれ。
「阿波勝哉」選手は、豪快なまくりを得意としているぞ!
6コース1着率の高い選手ランキング
競艇では、舟券を買うときに、選手のコース別成績を確認するのがおすすめだ。
これは、選手によってコースごとに得意・不得意があるからだな。
選手のコース別成績は、競艇の公式サイトやボートレース日和で確認できる。
6コースの選手を買うときは、その選手の6コース成績を確認しよう。
また、6コース1着率が高い選手をまとめたので、予想するときは参考にしてみてくれ。
順位 | 選手名 | 1着率 | 進入 |
---|---|---|---|
1位 | 中村亮太 | 33.3% | 3回 |
2位 | 伏田裕隆 | 21.4% | 42回 |
3位 | 石川真二 | 20.0% | 5回 |
4位 | 三浦敬太 | 17.9% | 28回 |
5位 | 佐藤翼 | 17.5% | 40回 |
6位 | 阿波勝哉 | 17.3% | 150回 |
7位 | 菅章哉 | 17.2% | 58回 |
8位 | 高田ひかる | 16.1% | 31回 |
9位 | 山崎郡 | 16.1% | 31回 |
10位 | 大豆生田蒼 | 15.4% | 26回 |
敬称略
データ:ボートレース日和
集計期間:2021年7月22日~2022年7月21日
進入回数が多いほど、1着率の数値も信用できるぞ!
競艇の6号艇(6コース)が強い競艇場は?
競艇の6号艇(6コース)が強い競艇場は、江戸川・平和島・戸田の3場だ。
具体的に、この3場と全国平均の6コース1着率を比べてみたぞ。
競艇場 | 6コース1着率 |
---|---|
江戸川 | 3.9% |
平和島 | 3.1% |
戸田 | 2.8% |
全国平均 | 1.8% |
データ:艇国データバンク
集計期間:2021年1月1日~2021年12月31日
上の表から、この3場では、6コースの1着が全国平均より1.5~2倍ほど出やすいとわかる。
そのため、6コースの選手やモーターが良ければ、1着で狙うことも検討できるぞ。
逆に、6号艇(6コース)が弱い競艇場としては、芦屋・福岡・住之江・徳山が挙げられる。
この4場では、6コースの選手やモーターが良くても、2・3着で狙うのがいいだろう。
ここからは、6コースの1着率が高い3場について、コースや水面の特徴を解説していくぞ。
詳しいデータを知りたい方は、競艇場ごとの特徴も読んでみてくれ!
6コース1着率の1位は江戸川競艇場
全国24カ所の競艇場のなかで、6コースの1着が最も出やすいのは江戸川競艇場だ。
6コース1着率は3.9%なので、20回に1回くらいは6コースの艇が1着をとるぞ。
江戸川競艇場は河川のなかに造られていて「日本一の難水面」として有名だな。
1周目2マーク以降も逆転が起こりやすく、抜きの決まり手が出やすい。
水面が荒れていて、選手やモーターが良ければ、6コースでも1着を狙っていけるぞ。
潮と風が逆向きだと、水面が特に荒れやすいな!
6コース1着率の2位は平和島競艇場
全国24カ所の競艇場のなかで、6コースの1着が2番目に出やすいのは平和島競艇場だ。
6コースの1着率は3.1%なので、30回に1回くらいは6コースの艇が1着をとるぞ。
平和島競艇場はバック側の斜行が制限されていて、他の競艇場より差しが決まりやすい。
モーターの出足・行き足が良いと、ターン後に加速しやすいので活躍できるな。
オリジナル展示データの直線タイムが良いときは、6コースの1着を検討してみてくれ。
直線タイムは、平和島競艇場の公式サイトで確認できるぞ!
6コース1着率の3位は戸田競艇場
全国24カ所の競艇場のなかで、6コースの1着が3番目に出やすいのは戸田競艇場だ。
6コースの1着率は2.8%なので、30回に1回くらいは6コースの艇が1着をとるぞ。
戸田競艇場は1マークがスタンド側に振られていて、他の競艇場よりまくりが決まりやすい。
特に、内側のコースの艇がスタートで遅れると、まくりが決まって高配当になる。
選手の平均ST・今節STを比べて、内凹みになりそうなら6コースの1着を検討してみよう。
戸田競艇場では、スタートで前に出られるかが重要だぞ!
競艇の6号艇(6コース)のまとめ
競艇の6号艇(6コース)については、この5つがポイントだ。
- 進入コースが変わりやすい
- 1着率は全国平均で1.8%
- 1着をとるときはまくり差しが多い
- アウト屋の小川選手と阿波選手に注意
- 6コースが強い競艇場1位は江戸川
6号艇(6コース)は6艇のなかで最も不利で、実力上位の選手でも1着は難しい。
また、2・3着率も低く、2・3着をとれるかどうかも微妙なところだ。
とはいえ、レース展開・選手・競艇場によっては、6コースが1着をとれることもある。
予想するときはこの記事を思い出して、6コースの1着を狙えるかを考えてみよう。
競艇予想に役立つ記事をまとめたので、よかったら読んでみてくれ!
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