競艇ファンなら「SGで勝ちたい!稼ぎたい!」と思っている方が多いのではないだろうか。
また、初心者は「競艇のSGってなに?」と思っているかもしれないな。
競艇のSG(スペシャルグレード)は、全てのレースのなかで格付けが最も高いレースだ。
優勝賞金は3,600万円か4,200万円が多く、1年間で8回しか開催されないぞ。
ここからは、SGの基礎知識や予想のコツを解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。
SGの攻略法をマスターして、プラス収支を目指そう!
- 競艇のSGは全レースのなかで格付けが最も高いレース
- 競艇のSGにはレースごとに厳しい出場条件がある
- 競艇のSGの優勝賞金は3,600万円か4,200万円が多い
- 競艇のSGの歴史の古いレースはGRANDE5と呼ばれる
- 2024年のSGは3・5・6・7・8・10・11・12月に開催
- 直近3年間では「石野貴之」選手が3回もSG競走を優勝
競艇のSG(スペシャルグレード)とは?
競艇のSG(スペシャルグレード)とは、全てのレースのなかで格付けが最も高いレースだ。
SGは「Special Grade」を省略していて、通称「エスジー」と呼ばれている。
また、SGのなかでも歴史の古いレースは、GRANDE5(グランデ5)と呼ばれているな。
優勝賞金は3,600万円か4,200万円が多く、1年間で8回しか開催されない。
SG競走はかなり貴重なレースなので、近くで開催されるときはぜひ遊びに行ってみてくれ。
- 競艇のSGは全レースのなかで格付けが最も高いレース
- 競艇のSGは1年で合計8回しか開催されない
- 競艇のSGにはレースごとに厳しい出場条件がある
- 競艇のSGの優勝賞金は3,600万円か4,200万円が多い
- 競艇のSGで歴史の古いレースはGRANDE5と呼ばれる
SG
スペシャルグレード。全レーサーの目標。G1、G2、G3のさらに上の格付けをされているレースのこと。ボートレースクラシック、ボートレースオールスター、グランドチャンピオン、オーシャンカップ、ボートレースメモリアル、ボートレースダービー、チャレンジカップ、グランプリの8つ。ビッグともいわれ、どのレースも舟券が全国で場外発売される。(2023年4月1日時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
まずは、競艇のSGの基礎知識をわかりやすく解説していくぞ!
競艇のSGは全レースのなかで格付けが最も高いレース
競艇のSGは、原則A1級選手だけが出場できる、全レースのなかで格付けが最も高いレースだ。
レースの格付けは、上から順番にSG・G1・G2・G3・一般戦の5段階となっている。
SGはG1・G2・G3よりも格付けの高いレースであり、全選手の目標となっているレースだな。
また、A1級選手になるには、全選手のなかで勝率上位20%に入らなければならない。
選手全体の上位20%の選手しか出場できないので、出場選手のレベルが他のレースより高いぞ。
競艇のSGは、全レースのなかで格付けが最も高いレースだな!
競艇のSGは1年で合計8回しか開催されない
競艇のSGは、各レースが1年間に1回ずつしか開催されず、SG競走は合計8回しか開催されない。
具体的に、レースごとの開催時期を下の表にまとめたぞ。
レース名 | 開催時期 |
---|---|
ボートレースクラシック | 3月中旬 |
ボートレースオールスター | 5月下旬 |
グランドチャンピオン | 6月下旬 |
オーシャンカップ | 7月下旬 |
ボートレースメモリアル | 8月下旬 |
ボートレースダービー | 10月下旬 |
チャレンジカップ | 11月下旬 |
グランプリ | 12月中旬 |
グランプリシリーズ | 12月中旬 |
グランプリシリーズはグランプリと並行開催されるSG競走で、立ち位置が他のSG競走と違う。
そのため、グランプリシリーズを数えず、SG競走は年8回開催と言われることが多いな。
一方、グランプリシリーズをSG競走として数えると、SG競走は年9回開催とも言えるだろう。
また、SG競走の開催場は持ち回りだが、開催場が偏っているレースもある。
例えば、12月のグランプリは過去38回の開催のうち、住之江競艇場で31回も開催されているぞ。
競艇のSGは、1年間で合計8回しか開催されない特別なレースだ!
競艇のSGにはレースごとに厳しい出場条件がある
競艇のSGには、レースごとに厳しい出場条件があり、それを満たさなければ出場できない。
具体的に、レースごとの主な出場条件を下の表にまとめたぞ。
レース名 | 主な出場選手 |
---|---|
ボートレースクラシック | 前年のSG・G1・G2の優勝者 |
ボートレースオールスター | ファン投票の上位者 |
グランドチャンピオン | 前年のSG優勝戦の完走者 |
オーシャンカップ | G1・G2優勝戦における成績上位者 |
ボートレースメモリアル | 各競艇場が推薦した選手 |
ボートレースダービー | 全国勝率の上位者 |
チャレンジカップ | 獲得賞金ランキング1位~34位 |
グランプリ | 獲得賞金ランキング1位~18位 |
グランプリシリーズ | 獲得賞金ランキング19位~60位 |
上記以外にも、前年のグランプリ優出者や前年度の優勝者は優先出場できることが多い。
また、施行者が推薦した選手や直前のSG優勝者も出場できることがあるな。
A1級選手のなかでも特に強い選手しか出場できないので、白熱したレースになるぞ。
ただし、オールスターのように実力以外の部分で出場者が決まるレースもある。
SG競走のなかでも、選手の実力差が大きいときと小さいときがあることを覚えておこう。
競艇のSGには、厳しい出場条件を満たした選手しか出場できないぞ!
競艇のSGの優勝賞金は3,600万円か4,200万円が多い
競艇のSGの優勝賞金は2,000万円~1億1,000万円で、3,600万円か4,200万円が多くなっている。
具体的に、レースごとの優勝賞金を下の表にまとめたぞ。
ただし、賞金額は年度ごとに変わることもあるので、正確な金額は出走表を確認してみてくれ。
レース名 | 優勝賞金 |
---|---|
ボートレースクラシック | 4,200万円 |
ボートレースオールスター | 4,200万円 |
グランドチャンピオン | 3,600万円 |
オーシャンカップ | 3,600万円 |
ボートレースメモリアル | 4,200万円 |
ボートレースダービー | 4,200万円 |
チャレンジカップ | 3,600万円 |
グランプリ | 1億1,000万円 |
グランプリシリーズ | 2,000万円 |
優勝賞金が最も高いのはグランプリの1億1,000万円で、他のSG競走の2倍以上に設定されている。
次に、クラシック・オールスター・メモリアル・ダービーの4,200万円が続いているな。
残りは、グラチャン・オーシャン・チャレンジの3,600万円、グランプリシリーズの2,000万円だ。
クラシックなどがグラチャンなどよりも賞金が高いのは、歴史の古いSG競走だからだな。
また、グランプリシリーズはグランプリと並行開催されるレースなので、賞金が安くなっているぞ。
競艇のSGの優勝賞金は、基本的には3,600万円か4,200万円だな!
昨年、優勝賞金が1億1000万円にアップしたグランプリのみ据え置きとなったが、他のSG優勝賞金は200万円増。メダル表彰のあるGRANDE5(クラシック・オールスター・メモリアル・ダービー)は4000万円から4200万円になり、グランプリを除くSG優勝賞金としては過去最高。
グランドチャンピオン・オーシャンカップ・チャレンジカップが3400万円から3600万円に、グランプリシリーズは1800万円から2000万円となる。
引用:マクール
競艇のSGで歴史の古いレースはGRANDE5と呼ばれる
競艇のSGのなかで、歴史の古い5レースはまとめてGRANDE5(グランデ5)と呼ばれている。
具体的に、下記5レースが該当しているぞ(カッコ内は2013年以前の呼び方)。
- ボートレースクラシック(鳳凰賞)
- ボートレースオールスター(笹川賞)
- ボートレースメモリアル(モーターボート記念)
- ボートレースダービー(全日本選手権)
- グランプリ(賞金王決定戦)
GRANDE5の5レースを全て優勝した最初の選手には、3億円相当のインゴットが贈呈される。
2024年2月時点で、これに最も近いのは「石野貴之」選手と「峰竜太」選手だ。
この2名はGRANDE5の5レースのうち3レースを優勝していて、残り2レースで達成できる。
また、5レースのうち2レースを優勝した選手は、この時点で9名いたぞ。
どの選手がメダルホルダーなのかは、BOAT RACE MEDAL AWARDSをチェックしてみてくれ。
誰が3億円相当のインゴットを受け取るのか、今から楽しみだな!
GRANDE5
ボートレースの歴史ある5つのSG競走(ボートレースクラシック、ボートレースオールスター、ボートレースメモリアル、ボートレースダービー、グランプリ)のこと。GRANDE5全てを制した最初のボートレーサー(グランドスラマー)に対して3億円相当のインゴットが贈呈される。※2014年ボートレースオールスター以降の競走が対象。
引用:BOAT RACE MEDAL AWARDS
競艇のSGの日程・結果・優勝者は?【2024年】
競艇のSGについて、2024年の開催日程、開催場、結果、優勝者を下の表にまとめた。
SG競走は現地が盛り上がるので、現地やライブ中継で観戦してみてくれ。
また、レースごとの優勝者については、レース終了後に随時更新していく予定だ。
SG優勝者は好調と言えるので、その後のレースでも活躍に期待できる。
さらに、優勝賞金も高いので、SG優勝者は競艇グランプリ出場に大きく近付けるぞ。
レース名 | 開催日程 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|---|
ボートレースクラシック | 03/15-03/20 | 戸田 | 毒島誠 |
ボートレースオールスター | 05/21-05/26 | 多摩川 | 定松勇樹 |
グランドチャンピオン | 06/25-06/30 | 尼崎 | 土屋智則 |
オーシャンカップ | 07/23-07/28 | 大村 | 茅原悠紀 |
ボートレースメモリアル | 08/27-09/01 | 丸亀 | 馬場貴也 |
ボートレースダービー | 10/22-10/27 | 戸田 | 桐生順平 |
チャレンジカップ | 11/19-11/24 | 下関 | 河合祐樹 |
グランプリシリーズ | 12/17-12/22 | 住之江 | - |
グランプリ | 12/17-12/22 | 住之江 | - |
敬称略
赤太字はGRANDE5
2024年の開催日程を確認して、現地に遊びに行こう!
ボートレースクラシックは3月15日から戸田で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
ボートレースクラシック2024は、2024年3月15日~3月20日の6日間、戸田競艇場で開催される。
主な出場選手は、前年のSG・G1・G2優勝者や当年の地区選手権の優勝者だな。
G2優勝者のなかには運良く優勝できた選手もいるので、選手間の実力差が大きくなりやすい。
勝率の低い選手が良いモーターを引いたときは、穴狙いのチャンスになるぞ。
また、年明け初めてのSG競走なので、選手にとっても競艇ファンにとっても重要なレースだな。
ボートレースクラシックには、SG・G1・G2の優勝者が出場するぞ!
ボートレースクラシック
SG競走の一つ。前年の優勝者、前年のグランプリ優勝戦出場者、前年のSG、プレミアムG1、G1、G2の優勝者、優勝回数上位のレーサーが出場する。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
ボートレースオールスターは5月21日から多摩川で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
ボートレースオールスター2024は、2024年5月21日~26日の6日間、多摩川競艇場で開催される。
主な出場選手は、A1級選手を対象としたファン投票における得票数上位者だな。
ファン投票では、女子選手や若手選手が人気になりやすく、他のSG競走よりも多く出場できる。
そのため、女子選手や若手選手を攻略することがプラス収支を狙うコツだぞ。
例えば、女子選手や若手選手はまくりを狙う選手が多いので、レース展開を予想しやすくなるな。
ボートレースオールスターには、ファン投票の上位者が出場するぞ!
ボートレースオールスター
SG競走の一つ。前年の優勝者、前年のグランプリ優勝戦出場者、その年のボートレースクラシックの優勝者、A1級のレーサーを対象としたファン投票、選考委員会の選出レーサーが出場。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
グランドチャンピオンは6月25日から尼崎で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
グランドチャンピオン2024は、2024年6月25日~6月30日の6日間、尼崎競艇場で開催される。
主な出場選手は、前年度のSG競走における優出者や予選得点上位者だな。
SG競走で活躍した選手しか出場できないことから「SGのなかのSG」と呼ばれることもある。
また、出場条件から、グランドチャンピオンがSG初出場になる選手はいないな。
選手間の実力差が他のSG競走よりも小さくなりやすいので、モーター性能を重視してみてくれ。
グランドチャンピオンには、SG競走で活躍した選手が出場するぞ!
グランドチャンピオン
SG競走の一つ。前年のグランドチャンピオンの優勝者、グランプリの優勝戦出場者、その年のボートレースオールスターの優勝者、過去1年間のSG優勝戦の完走者、SG予選での得点上位者が出場する。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
オーシャンカップは7月23日から大村で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
オーシャンカップ2024は、2024年7月23日~7月28日の6日間、大村競艇場で開催される。
主な出場選手は、G1・G2競走の優勝戦における着順点の上位者だな。
G1・G2競走で安定して優出して、好成績だった選手が集まるので、選手のレベルが高い。
選手間の実力差が小さくなりやすいので、モーター性能を重視してみてくれ。
また、夏季は気温が上がってモーターの出足が弱くなり、1コース1着率が下がりやすいぞ。
オーシャンカップには、G1・G2競走で活躍した選手が出場するぞ!
オーシャンカップ
SG競走の一つ。国民の祝日「海の日」を記念して設けられた競走。前年のオーシャンカップの優勝者、前年のグランプリ優勝戦出場者、その年のグランドチャンピオンの優勝者、過去1年間のG1、G2競走の優勝戦出場者のうちポイント上位者が出場。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
ボートレースメモリアルは8月27日から丸亀で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
ボートレースメモリアル2024は、2024年8月27日~9月1日の6日間、丸亀競艇場で開催される。
主な出場選手は、全国24か所の競艇場ごとに推薦された選手だな。
競艇場ごとの代表選手が集まるので、自分がよく行く競艇場の選手を応援するのも面白いぞ。
ちなみに、よく似た出場条件のレースにボートレース甲子園がある。
ボートレース甲子園は、競艇場ごとではなく、選手の出身地ごとの代表選手が出場するレースだな。
ボートレースメモリアルには、競艇場ごとの代表選手が出場するぞ!
ボートレースメモリアル
SG競走の一つ。前年の優勝者、前年のグランプリ優勝戦出場者、その年のオーシャンカップ優勝者、開催場以外の23場からの推薦レーサー、開催施行者の希望レーサーが出場する。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
ボートレースダービーは10月22日から戸田で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
ボートレースダービー2024は、2024年10月22日~10月27日の6日間、戸田競艇場で開催される。
主な出場選手は、選考期間内における勝率上位者だな。
出場条件が純粋な選手の実力なので、選手間の実力差が他のSG競走よりも小さくなりやすいぞ。
また、1953年から開催されていて、最も古い伝統と格式を持つSG競走でもある。
最も権威ある競走と意識する選手もいるので、8つのSGのなかでも特別なレースと言えるだろう。
ボートレースダービーには、勝率上位者が出場するぞ!
ボートレースダービー
SG競走の一つ。前年の優勝者、前年のグランプリ優勝戦出場者、その年のボートレースメモリアルの優勝者と勝率上位のレーサーが出場。最も権威ある競走と意識するレーサーも多い。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
チャレンジカップは11月19日から下関で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
チャレンジカップ2024は、2024年11月19日~11月24日の6日間、下関競艇場で開催される。
出場選手は、その年の獲得賞金ランキング上位34名だな。
12月のグランプリには、チャレンジカップ終了時点での獲得賞金上位18名が出場できる。
そのため、グランプリ出場を賭けて、勝負駆けする選手もいるぞ。
また、G2レディースチャレンジカップも並行開催されるので、女子戦も併せて楽しめるな。
チャレンジカップには、獲得賞金ランキング上位34名が出場するぞ!
チャレンジカップ
SG競走の一つ。その年の1月1日から10月31日までの獲得賞金上位者から選出されたレーサーが出場する。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
グランプリは12月17日から住之江で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
グランプリ2024は、2024年12月17日~12月22日の6日間、住之江競艇場で開催される。
出場選手は、その年の獲得賞金ランキング上位18名だな。
その年に開催される最後のSG競走であり、優勝賞金は1億1,000万円となっているぞ。
また、グランプリでは、グランプリシリーズが並行開催される。
こちらには獲得賞金19位~60位の選手が出場して、優勝賞金2,000万円を賭けて戦うぞ。
グランプリには、獲得賞金ランキング上位18名が出場するぞ!
グランプリ
SG競走の一つ。その年のチャレンジカップ終了時点で、獲得賞金上位18名によって行われるグランプリと、グランプリ出場者を除く獲得賞金上位者によるグランプリシリーズがある。グランプリは、文字通りその年に活躍したNo.1のレーサーを決めるレース。グランプリの優勝戦に出場した6名は、翌年開催されるチャレンジカップと、グランプリを除く全SG競走への優先出場権が与えられる。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
競艇のSGの予想と買い方のコツは?
競艇のSGにおける予想コツは、1コースの1着やモーターの気配を一般戦よりも重視することだ。
また、買い方のコツは、三連単の1着を絞って2・3着を手広く買うことだな。
これらを踏まえて「当たりそう」かつ「オッズも良い」買い目を狙うと稼ぎやすいだろう。
さらに、SG競走はレースごとに出場条件が違うので、独自の攻略法もある。
レースごとの攻略法を知りたい方は、競艇のSG・G1の記事一覧から攻略記事を読んでみてくれ。
- 競艇のSG競走では1コースの1着を重視する
- 競艇のSG競走ではモーターを重視する
- 競艇のSG競走では三連単の2・3着を手広く買う
SGの予想のコツをマスターして、プラス収支を目指そう!
競艇のSG競走では1コースの1着を重視する
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇のSG競走の舟券を買うときは、1コースの1着を普段よりも重視するのがおすすめだ。
これは、SG競走では、G3・一般戦よりも1コース1着率が高いからだな。
SG・G1・G2競走とG3・一般戦について、直近3年間のコース別1着率を比較してみたぞ。
SG・G1・G2 | G3・一般戦 | |
---|---|---|
1コース | 61.1% | 54.8% |
2コース | 11.7% | 14.3% |
3コース | 11.2% | 12.6% |
4コース | 8.8% | 10.8% |
5コース | 5.2% | 5.8% |
6コース | 1.9% | 1.8% |
データの参考:艇国データバンク
集計期間:2021年1月1日~2023年12月31日
上の表から、SG・G1・G2競走の1コース1着率は、G3・一般戦よりも6.3%高いことがわかる。
これは、出場選手の実力が高く、1コースから1着を逃すことが少ないからだろう。
また、スタートも上手いので横並びのスタートになりやすく、1コースの艇が逃げやすいぞ。
さらに、SG・G1・G2競走では、2・3コースの1着率が0.5%しか変わらない。
そのため、2・3コースの艇を比較するときは、選手の強さやモーターの性能を重視してみてくれ。
競艇のSG競走では、1コースの1着を普段よりも重視しよう!
競艇のSG競走ではモーターを重視する
競艇のSG競走の舟券を買うときは、モーターの気配を普段よりも重視するのがおすすめだ。
これは、SG競走では、選手間の実力差がG3・一般戦よりも小さいからだな。
モーターの気配はモーター2連率・展示タイム・展示航走・選手コメントなどで判断できる。
2連率40%以上には良いモーター、2連率30%未満には悪いモーターが多いぞ。
ただし、2連率は集計期間が短いと信頼しにくいので、必ず集計期間まで確認してみてくれ。
モーター2連率や集計期間は、出走表に載っているぞ!
次に、展示タイムやオリジナル展示データが良ければ、他の艇より活躍できる可能性が高い。
複数のタイムで1・2番時計をとっている艇があれば、積極的に狙っていこう。
また、前向きな選手コメントを出している艇は、モーター性能が本当に良いことが多いな。
最後に、SG競走では、特設サイトで注目モーターが紹介されることもある。
各競艇場の公式サイトや特設サイトを活用して、モーターの気配が良い艇を買ってみてくれ。
SG競走では、特設サイトやパンフレットもチェックしよう!
競艇のSG競走では三連単の2・3着を手広く買う
競艇のSG競走の三連単を買うときは、1着を絞って、2・3着を手広く買うのがおすすめだ。
これは、SG競走には、厳しい出場条件を満たした選手しか出場できないからだな。
実力上位のA1級選手は、枠番不利の5・6コースからでも2・3着に入る方法を知っている。
例えば「石野貴之」選手は、SG・G1競走における6コース3連率が25%もあるぞ。
一般戦では5・6号艇を買わない方でも、SG競走では5・6号艇の2・3着を押さえてみてくれ。
競艇のSGでは、5・6号艇の2・3着まで検討してみよう!
例えば、俺がSG競走の舟券でよく買うのは、三連単「◎-〇-全」「◎-全-〇」の8点買いだ。
◎は1着をとりそうな艇、〇は2・3着に入りそうな艇、全は全通りだな。
買い目点数を8点に絞っているので、鉄板の的中でもトリガミになりにくくなっているぞ。
また、2着を絞れないときは、三連単「◎-〇▲-全」を買うことも多い。
選手の実力、モーターの性能、水面状況などを踏まえて、2つの買い方を使い分けてみてくれ。
競艇のSG競走では、2・3着を手広く買った三連単8点買いで勝負だ!
競艇のSGの過去の結果は?
競艇のSGについて、直近3年間の過去の結果を調査して、優勝回数の多い選手をまとめた。
調査の結果、優勝回数が2回以上だったのは下記6名だ。
- 「石野貴之」選手(3回)
- 「片岡雅裕」選手(2回)
- 「馬場貴也」選手(2回)
- 「原田幸哉」選手(2回)
- 「深谷知博」選手(2回)
- 「峰竜太」選手(2回)
直近3年間のSG競走において、優勝回数が最も多かったのは「石野貴之」選手の3回だ。
石野選手は、SG競走を2023年に2回、2021年に1回優勝しているぞ。
競艇グランプリ2023を優勝して、2023年のMVPにも選ばれたので、今後の活躍にも注目だな。
ここからは、直近3年間のSG優勝者を振り返っていくぞ!
競艇のSGの優勝者と結果一覧(2023年)
レース名 | 優勝者 | 開催場 | 艇番 | 決まり手 |
---|---|---|---|---|
ボートレースクラシック | 土屋智則 | 平和島 | 1号艇 | 逃げ |
ボートレースオールスター | 石野貴之 | 芦屋 | 1号艇 | 逃げ |
グランドチャンピオン | 磯部誠 | 徳山 | 1号艇 | 逃げ |
オーシャンカップ | 羽野直也 | 児島 | 5号艇 | まくり差し |
ボートレースメモリアル | 馬場貴也 | 福岡 | 1号艇 | 逃げ |
ボートレースダービー | 峰竜太 | 蒲郡 | 1号艇 | 逃げ |
チャレンジカップ | 片岡雅裕 | 三国 | 1号艇 | 逃げ |
グランプリ | 石野貴之 | 住之江 | 1号艇 | 逃げ |
グランプリシリーズ | 深谷知博 | 住之江 | 2号艇 | まくり |
敬称略
競艇のSGの優勝者(2023年)について、各レースの優勝者・開催場・決まり手などをまとめた。
2023年のSG戦線では、9回の優勝戦のうち、1号艇の逃げが7回も決まっているぞ。
優勝戦では、その節で最も好成績な選手が1号艇になるので、納得の結果と言えるだろう。
また「土屋智則」選手、「磯部誠」選手、「羽野直也」選手はSG初優勝を決めた。
磯部選手や羽野選手は平成生まれのSG優勝者として、今後のSG・G1競走での成長にも注目だな。
2023年のSGでは、平成生まれ初のSG優勝者が出たぞ!
競艇のSGの優勝者と結果一覧(2022年)
レース名 | 優勝者 | 開催場 | 艇番 | 決まり手 |
---|---|---|---|---|
ボートレースクラシック | 遠藤エミ | 大村 | 1号艇 | 逃げ |
ボートレースオールスター | 原田幸哉 | 宮島 | 3号艇 | まくり差し |
グランドチャンピオン | 池田浩二 | 唐津 | 1号艇 | 抜き |
オーシャンカップ | 椎名豊 | 尼崎 | 1号艇 | 逃げ |
ボートレースメモリアル | 片岡雅裕 | 浜名湖 | 6号艇 | 恵まれ |
ボートレースダービー | 馬場貴也 | 常滑 | 2号艇 | 差し |
チャレンジカップ | 深谷知博 | 鳴門 | 6号艇 | 抜き |
グランプリ | 白井英治 | 大村 | 1号艇 | 逃げ |
グランプリシリーズ | 宮地元輝 | 大村 | 3号艇 | まくり差し |
敬称略
競艇のSGの優勝者(2022年)について、各レースの優勝者・開催場・決まり手などをまとめた。
2022年のSG戦線では、9回の優勝戦のうち、1号艇の逃げが3回しか決まっていない。
これは一般的なセオリーとは異なるので、2022年のSG戦線は波乱が多かったと言えるだろう。
また、ボートレースクラシック2022では「遠藤エミ」選手が女子初のSG優勝を決めた。
女子選手でもSG優勝できることが証明されたので、今後のSG・G1競走での活躍にも期待したい。
2022年のSGでは「遠藤エミ」選手が女子初のSG優勝を決めたぞ!
競艇のSGの優勝者と結果一覧(2021年)
レース名 | 優勝者 | 開催場 | 艇番 | 決まり手 |
---|---|---|---|---|
ボートレースクラシック | 石野貴之 | 福岡 | 1号艇 | 逃げ |
ボートレースオールスター | 峰竜太 | 若松 | 1号艇 | 逃げ |
グランドチャンピオン | 前本泰和 | 児島 | 1号艇 | 逃げ |
オーシャンカップ | 濱野谷憲吾 | 芦屋 | 1号艇 | 逃げ |
ボートレースメモリアル | 原田幸哉 | 蒲郡 | 1号艇 | 逃げ |
ボートレースダービー | 平本真之 | 平和島 | 1号艇 | 逃げ |
チャレンジカップ | 辻栄蔵 | 多摩川 | 1号艇 | 逃げ |
グランプリ | 瓜生正義 | 住之江 | 4号艇 | まくり |
グランプリシリーズ | 新田雄史 | 住之江 | 3号艇 | まくり差し |
敬称略
競艇のSGの優勝者(2021年)について、各レースの優勝者・開催場・決まり手などをまとめた。
2021年のSG戦線では、9回の優勝戦のうち、1号艇の逃げが7回も決まっているぞ。
優勝戦では、その節で最も好成績な選手が1号艇になるので、納得の結果と言えるだろう。
また、2021年のSG戦線では、40歳以上のベテラン選手の活躍が目立っていた。
競艇選手の全盛期は25歳~40歳と言われているが、ベテラン選手でも活躍できるのは面白いな。
2021年のSGでは、マスターズ世代の選手が活躍していたな!
競艇のSG|よくある質問
ここからは、競艇のSGについてのよくある質問に回答していくぞ。
競艇のSGを完全優勝した選手は?
競艇のSGを完全優勝した選手は、直近では「市川哲也」選手だな。
市川選手は、2000年8月のボートレースメモリアルで完全優勝を決めているぞ。
競艇のSGを優勝した女子選手は?
競艇のSGを優勝した女子選手は「遠藤エミ」選手の1名だけだ。
遠藤選手は、2022年のボートレースクラシックで女子初のSG優勝を決めたぞ。
競艇のSGでフライングすると?
競艇のSGでは、優勝戦でフライングすると、SGに2年間、G1・G2に1年間出場できなくなる。
また、準優勝戦でフライングすると、SGに1年間、G1・G2に半年間出場できなくなるぞ。
競艇のSGの出目の傾向は?
競艇のSGの出目の傾向は、1号艇の1着が出やすいことだ。
出場選手の実力が高いので、有利な1コースから1着を逃すことが少ないぞ。
競艇のSGは荒れる?荒れない?
競艇のSGは荒れるか荒れないかは、中穴はそこそこ出るが、大穴は出にくいイメージだ。
1着が鉄板でも、2・3着に5・6号艇が絡むと高配当になることが多いぞ。
競艇のSGのライブやリプレイを見るには?
競艇のSGのライブやリプレイを見るには、ボートキャストがおすすめだ。
また、競艇場ごとの公式YouTubeチャンネルでも、ライブ中継していることが多いぞ。
競艇のSGの最高配当は?
競艇のSGの売上は?
競艇のSGの売上は、節間で100億円を超えることが多い。
例えば、2023年のグランプリの節間売り上げは、271億2558万3300円だったぞ。
競艇のSGとは何ですか?
競艇のSGとは、全レースのなかで格付けが最も高いレースのことだ。
優勝賞金は3,600万円か4,200万円が多く、1年間で合計8回しか開催されないぞ。
競艇のSGは年に何回開催されますか?
競艇のSGは1年間に合計8回しか開催されない。
ちなみに、グランプリシリーズをSG競走として数える場合は合計9回になるぞ。
最年少でSGを制したのは誰ですか?
最年少でSGを制したのは、静岡県の「服部幸男」選手だ。
服部選手は1992年のボートレースダービー(全日本選手権競走)を21歳9か月で優勝したぞ。
2023年度のSGの日程は?
2023年度のSGの日程は、下の表のようになっていた。
3月のボートレースクラシックに始まり、12月のグランプリで終わったな。
2023年度のSGの日程
レース名 | 開催日程 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|---|
ボートレースクラシック | 03/16~03/21 | 平和島 | 土屋智則 |
ボートレースオールスター | 05/23~05/28 | 芦屋 | 石野貴之 |
グランドチャンピオン | 06/20~06/25 | 徳山 | 磯部誠 |
オーシャンカップ | 07/18~07/23 | 児島 | 羽野直也 |
ボートレースメモリアル | 08/22~08/27 | 福岡 | 馬場貴也 |
ボートレースダービー | 10/24~10/29 | 蒲郡 | 峰竜太 |
チャレンジカップ | 11/21~11/26 | 三国 | 片岡雅裕 |
グランプリ | 12/19~12/24 | 住之江 | 石野貴之 |
グランプリシリーズ | 12/19~12/24 | 住之江 | 深谷知博 |
他にも疑問があれば、コメントフォームから気軽に質問してみてくれ!
競艇のSG|まとめ
競艇のSGについてまとめると、この6つがポイントだ。
- 競艇のSGは全レースのなかで格付けが最も高いレース
- 競艇のSGにはレースごとに厳しい出場条件がある
- 競艇のSGの優勝賞金は3,600万円か4,200万円が多い
- 競艇のSGの歴史の古いレースはGRANDE5と呼ばれる
- 2024年のSGは3・5・6・7・8・10・11・12月に開催
- 直近3年間では「石野貴之」選手が3回もSG競走を優勝
競艇のSGにおける予想コツは、1コースの1着やモーターの気配を一般戦より重視することだ。
また、買い方のコツは、三連単の1着を絞って2・3着を手広く買うことだな。
これらを踏まえて「当たりそう」かつ「オッズも良い」買い目を狙うと稼ぎやすいだろう。
また、俺のブログでは、SG競走の1~2週間前に攻略記事を公開している。
SG競走が開催されるときは、俺のブログに戻ってきてレースごとの攻略記事も読んでみてくれ。
競艇場やレースごとの特徴を押さえて、プラス収支を目指そう!