競艇場の特徴と一覧｜全国24か所の鉄板・穴・売上ランキング！– category –

競艇ファンなら「競艇場ごとの特徴を予想に活かしたい」と思う方が多いのではないだろうか。

また、初心者なら「鉄板狙いしやすい競艇場を知りたい」と思うかもしれないな。

競艇場は全国24か所あるが、競艇場ごとにコースの形状や競走水面の特徴などが違っている。

その影響で、コース別1着率、決まり手、配当分布などが変わってくるぞ。

ここからは競艇場ごとのデータやランキングを解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。

競艇場の特徴一覧とランキング

全国24か所の競艇場について、狙い目になるコースと特徴の一言コメントを下の表にまとめた。

また、競艇場名を押せば、その競艇場に特化した攻略記事に移動できるぞ。

すでに舟券を買う競艇場が決まっているなら、その競艇場の攻略記事を読むのがおすすめだ。

一方、決まっていない場合は、この記事を使って賭けたい競艇場を決めてみてくれ。

特徴の一覧表の後には、競艇場の鉄板、中穴・大穴・売上の4つのランキングもまとめているぞ。

競艇場	狙い目※	一言コメント
桐生競艇場	4・5コース	ナイター開催。内陸部なので気温差が大きい。
戸田競艇場	3～6コース	1コース1着率が低い。まくりが決まりやすい。
江戸川競艇場	2・3コース	日本一の難水面。唯一の河川に造られた競艇場。
平和島競艇場	2・4～6コース	1コース1着率が低い。万舟券が最も出やすい。
多摩川競艇場	なし	日本一の静水面。女子戦の開催が多い。
浜名湖競艇場	なし	汽水だが走りやすい水面。進入隊形が乱れやすい。
蒲郡競艇場	4コース	ナイター開催。アナウンサーが有名。
常滑競艇場	なし	海水でプール型の水面なので走りやすい。
津競艇場	なし	差しが決まりやすい。季節によって風向きが変わる。
三国競艇場	なし	唯一の日本海側の競艇場。モーニング開催あり。
びわこ競艇場	なし	雪解け水で水位が変わる。2020年に1マークを移設。
住之江競艇場	なし	ナイター開催。ボートレースの聖地。
尼崎競艇場	なし	1マークの振り幅がほとんどない。
鳴門競艇場	2・3・5コース	通年モーニング開催。大穴が出やすい。
丸亀競艇場	なし	ナイター開催。潮と風の影響が大きい。
児島競艇場	なし	潮の影響が大きい。アナウンサーが有名。
宮島競艇場	なし	潮の影響が大きい。スタートが難しい。
徳山競艇場	1コース	モーニング開催。潮の影響が大きい。
下関競艇場	なし	ナイター開催。海水だが潮の影響が小さい。
若松競艇場	なし	ナイター開催。追い潮・向かい潮の影響がある。
芦屋競艇場	1コース	モーニング開催。企画レースが多い。
福岡競艇場	3コース	独特のうねりが発生。まくりが決まりやすい。
唐津競艇場	なし	モーニング開催。進入隊形が乱れやすい。
大村競艇場	1コース	ナイター開催。競艇発祥の地。

※狙い目は1着率の偏差値が60以上のコース

競艇場の鉄板ランキング1～3位は徳山・大村・芦屋

競艇場の鉄板ランキングでは、三連単オッズ20.0倍未満が出やすい競艇場をまとめた。

具体的に、鉄板が出やすいのはこの3場だな（カッコ内は出現率）。

• 1位：徳山競艇場（50.9%）
• 2位：大村競艇場（49.3%）
• 3位：芦屋競艇場（48.9%）

この3場では、2020年～2024年の約半分のレースがオッズ20.0倍未満の決着だった。

そのため、三連単を買うときはオッズ20.0倍未満を狙うのがおすすめだ。

鉄板狙いするときは普段よりも買い目点数を絞ると、的中した時の旨味を出しやすいぞ。

競艇場の中穴ランキング1～3位は戸田・江戸川・平和島

競艇場の中穴ランキングでは、三連単オッズ20.0～99.9倍が出やすい競艇場をまとめた。

具体的に、中穴が出やすいのはこの3場だな（カッコ内は出現率）。

• 1位：戸田競艇場（51.2%）
• 2位：江戸川競艇場（50.7%）
• 3位：平和島競艇場（48.0%）

この3場では、2020年～2024年の約半分のレースがオッズ20.0～99.9倍の決着だった。

そのため、三連単を買うときはオッズ20.0～99.9倍を狙うのがおすすめだ。

この3場では1コース1着率が低いので、1コース以外の1着で中穴狙いを検討してみてくれ。

競艇場の大穴ランキング1～3位は平和島・鳴門・戸田

競艇場の大穴ランキングでは、三連単オッズ100倍以上が出やすい競艇場をまとめた。

具体的に、大穴が出やすいのはこの3場だな（カッコ内は出現率）。

• 1位：平和島競艇場（20.6%）
• 2位：鳴門競艇場（19.3%）
• 3位：戸田競艇場（19.1%）

この3場では、2020年～2024年の約20%のレースがオッズ100倍以上の決着だった。

そのため、三連単を買うときはオッズ100倍以上を狙うのがおすすめだ。

戸田と平和島は中穴ランキングにも入っているので、穴狙いしたいならおすすめだぞ。

競艇場の売上ランキング1～3位は大村・住之江・蒲郡

競艇場の売上ランキングでは、2019年度～2023年度の売上額が大きい競艇場をまとめた。

具体的に、売上額が大きい競艇場はこの3場だな（カッコ内は売上額）。

• 1位：大村競艇場（約7,961億円）
• 2位：住之江競艇場（約7,404億円）
• 3位：蒲郡競艇場（約7,010億円）

また、ナイター場は全国7か所あるが、この7場は売上ランキング1～7位をとっていた。

そのため、競艇では、ナイター開催のほうが売上が高いと言えるぞ。

売上が高いとオッズが変動しにくいので、本格的に稼ぐならナイター場で勝負してみてくれ。

競艇場ごとのデータの傾向

競艇場ごとのデータの傾向について、コース別1着率やコース別決まり手などをまとめた。

コースの形状や競走水面の特徴は、最終的にはデータに現れることが多い。

そのため、データの傾向を知っておけば、競艇場の特徴を大まかに知ることができるぞ。

ここからは、直近5年間（2020年1月～2024年12月）のデータを表にまとめた。

選手の強さやモーターの性能だけでなく、競艇場の特徴も活かして舟券を買ってみてくれ。

ちなみに、直近5年間のデータをとったのは、データ数が多いほど正確に傾向が出るからだ。

ただし、直近5年間のデータには、直近の変化が反映されにくいデメリットもある。

例えば、びわこ競艇場では2020年に1マークが移設されて、1コース1着率が上がったぞ。

俺のブログでは、このような数値の変化は競艇場ごとの攻略記事にまとめている。

その競艇場の直近の変化まで知りたいなら、競艇場ごとの攻略記事をチェックしてみてくれ。

競艇場ごとのコース別1着率は？

競艇場	1コース	2コース	3コース	4コース	5コース	6コース
桐生	52.9%（45.5）	13.0%（44.3）	12.8%（52.5）	12.4%（62.1）	6.8%（61.0）	1.9%（52.3）
戸田	43.6%（27.7）	15.6%（57.9）	16.1%（71.8）	15.0%（80.0）	7.2%（64.5）	2.6%（64.4）
江戸川	46.3%（32.9）	18.4%（72.9）	14.1%（60.1）	12.0%（59.6）	6.4%（56.6）	3.1%（73.1）
平和島	44.9%（30.3）	17.5%（68.2）	13.9%（58.4）	12.7%（64.2）	7.8%（71.0）	3.3%（76.9）
多摩川	52.7%（45.0）	15.7%（58.5）	12.4%（49.8）	11.5%（55.9）	6.1%（53.2）	1.7%（47.6）
浜名湖	52.6%（44.9）	14.9%（54.3）	13.7%（57.3）	10.6%（50.1）	6.4%（56.5）	1.8%（49.8）
蒲郡	55.3%（49.9）	12.2%（39.7）	12.8%（52.0）	12.2%（60.4）	6.0%（52.4）	1.7%（47.5）
常滑	57.2%（53.5）	12.2%（40.1）	11.2%（43.0）	11.0%（52.7）	6.5%（57.6）	1.8%（50.6）
津	57.6%（54.3）	14.6%（52.8）	11.6%（45.4）	9.5%（42.5）	5.0%（42.3）	1.6%（46.9）
三国	54.2%（47.8）	15.8%（59.2）	14.1%（59.9）	9.5%（42.3）	5.1%（43.3）	1.3%（41.0）
びわこ	54.4%（48.3）	14.7%（53.5）	13.1%（53.8）	10.8%（51.1）	5.3%（44.8）	1.7%（48.3）
住之江	59.3%（57.6）	13.9%（49.0）	11.4%（44.1）	9.4%（41.5）	4.6%（38.1）	1.3%（41.4）
尼崎	59.6%（58.0）	12.3%（40.5）	11.2%（42.9）	9.7%（43.6）	5.4%（46.6）	1.7%（48.8）
鳴門	49.5%（39.0）	16.0%（60.3）	14.2%（60.5）	11.0%（52.6）	7.4%（66.8）	2.0%（54.3）
丸亀	56.1%（51.5）	14.4%（51.5）	11.7%（45.7）	10.4%（48.6）	5.6%（48.0）	1.9%（51.1）
児島	56.3%（51.9）	13.4%（46.2）	11.9%（47.0）	10.7%（50.2）	5.9%（51.2）	1.8%（50.8）
宮島	57.3%（53.8）	12.3%（40.5）	12.4%（50.2）	9.8%（44.5）	6.1%（53.0）	2.1%（54.8）
徳山	63.3%（65.2）	13.8%（48.5）	8.8%（28.9）	8.3%（34.4）	4.6%（38.2）	1.0%（35.6）
下関	60.4%（59.7）	11.7%（37.4）	10.2%（37.1）	9.6%（43.2）	5.9%（51.6）	2.1%（55.0）
若松	57.5%（54.1）	12.8%（43.3）	11.9%（47.2）	10.4%（48.4）	5.6%（48.0）	1.7%（49.0）
芦屋	62.3%（63.3）	11.1%（34.1）	10.6%（39.1）	9.8%（44.6）	4.7%（39.4）	1.4%（43.5）
福岡	55.0%（49.3）	15.5%（57.6）	15.2%（66.3）	9.3%（41.0）	4.0%（32.0）	1.0%（35.0）
唐津	54.5%（48.4）	14.9%（54.5）	12.8%（52.0）	10.6%（49.8）	5.7%（49.7）	1.5%（44.7）
大村	63.2%（65.0）	12.1%（39.6）	10.2%（36.8）	8.9%（38.1）	4.4%（35.7）	1.3%（41.4）

データ：艇国データバンク

集計期間：2020年1月1日～2024年12月31日

競艇場ごとのコース別1着率について、2020年1月～2024年12月を集計したデータをまとめた。

上の表では、偏差値60以上を赤太字、偏差値55～60を赤文字にしているぞ。

これらのコースでは、選手やモーターに少し不安があっても、1着狙いを検討してみてくれ。

逆に、上の表では偏差値40未満を青太字、偏差値40～45を青文字にしている。

これらのコースでは、選手やモーターが良くても、1着狙いを慎重に検討するのがおすすめだな。

1コースの1着狙いなら徳山・大村・芦屋

全国24か所の競艇場のなかで、1コースの1着を狙うなら徳山・大村・芦屋の3場がおすすめだ。

この3場では、1コース1着率が63.3%以上で、偏差値も60以上となっているぞ。

1コースの選手やモーターに少し不安があっても、この3場では1着狙いを検討してみてくれ。

逆に、1コースの1着を狙いにくいのは、戸田・平和島・江戸川・鳴門だ。

この4場では1コース1着率が50%未満なので、1コースの選手が強くても負ける可能性があるぞ。

2コースの1着狙いなら江戸川・平和島・鳴門

全国24か所の競艇場のなかで、2コースの1着を狙うなら江戸川・平和島・鳴門がおすすめだ。

この3場では、2コース1着率が16.0%以上で、偏差値も60以上となっているな。

特に、江戸川の2コース1着率は18.4%もあるので、2コースの1着を積極的に狙えるぞ。

逆に、2コースの1着を狙いにくいのは、芦屋・下関・大村・蒲郡だ。

この4場では、2コース1着率の偏差値が40未満なので、選手が強くても負ける可能性があるぞ。

3コースの1着狙いなら戸田・福岡・鳴門・江戸川

全国24か所の競艇場のなかで、3コースの1着を狙うなら戸田・福岡・鳴門・江戸川の4場だ。

この4場では、3コース1着率が14.1%以上で、偏差値も60以上となっているな。

特に、戸田競艇場の3コース1着率は16.1%で、2コース1着率よりも高くなっているぞ。

逆に、3コースの1着を狙いにくいのは、徳山・大村・下関・芦屋だ。

この4場では、3コース1着率の偏差値が40未満なので、選手が強くても負ける可能性があるぞ。

4コースの1着狙いなら戸田・平和島・桐生・蒲郡

全国24か所の競艇場のなかで、4コースの1着を狙うなら戸田・平和島・桐生・蒲郡の4場だ。

この4場では、4コース1着率が12.2%以上で、偏差値も60以上となっているな。

特に、戸田競艇場の4コース1着率は15.0%もあるので、3コースの1着をあわせて狙えるぞ。

逆に、4コースの1着を狙いにくいのは、徳山競艇場と大村競艇場だ。

この2場では、4コース1着率の偏差値が40未満なので、選手が強くても負ける可能性があるぞ。

5コースの1着狙いなら平和島・鳴門・戸田・桐生

全国24か所の競艇場のなかで、5コースの1着を狙うなら平和島・鳴門・戸田・桐生の4場だ。

この4場では、5コース1着率が6.8%以上で、偏差値も60以上となっているぞ。

特に、平和島競艇場の5コース1着率は7.8%もあるので、4コースの1着とあわせて狙えるぞ。

逆に、5コースの1着を狙いにくいのは、福岡・大村・住之江・徳山・芦屋だ。

この5場では、5コース1着率の偏差値が40未満なので、1着狙いをするのはおすすめしないぞ。

6コースの1着狙いなら平和島・江戸川・戸田

全国24か所の競艇場のなかで、6コースの1着を狙うなら平和島・江戸川・戸田がおすすめだ。

この3場では、6コース1着率が2.6%以上で、偏差値も60以上となっているな。

特に、平和島競艇場の6コース1着率は3.3%で、4・5コースの1着とあわせて狙えるぞ。

逆に、6コースの1着を狙いにくいのは、福岡競艇場と徳山競艇場だ。

この2場では、6コース1着率の偏差値が40未満なので、1着狙いをするのはおすすめできないぞ。

競艇場ごとのコース別の決まり手は？

データ：艇国データバンク

集計期間：2020年1月1日～2024年12月31日

競艇場ごとのコース別決まり手について、2020年1月～2024年12月を集計した数値をまとめた。

上の表では、偏差値60以上を赤太字、偏差値55～60を赤文字にしているぞ。

これらの決まり手は出やすいので、1周目1マークの攻防や2・3着選びの参考にしてみてくれ。

逆に、上の表では偏差値40未満を青太字、偏差値40～45を青文字にしている。

これらの決まり手は出にくいので、その決まり手を狙いそうな選手がいても1着に期待しにくいぞ。

ちなみに、先ほどの表では、6種類の決まり手のなかで「恵まれ」の出現率だけ載せていない。

恵まれとは、先行艇が離脱して、次位を走る艇が1着に繰り上がる決まり手だな。

これは偶然にしか起こり得ず、レース展開の予想に役立たないので載せないことにしたぞ。

また、そのコースで出現しない決まり手は0.0%として、偏差値も「-」とした。

例えば、逃げは基本的には1コースだけの決まり手なので、2～6コースの出現率はほぼ0.0%だな。

1コースの決まり手はどの競艇場でも逃げの出現率が90%以上

競艇場ごとの1コース決まり手を分析すると、どの競艇場でも逃げの出現率が90%以上とわかる。

そのため、1コースの1着を考えるときは、逃げる展開だけを考えれば大丈夫だぞ。

1コースの艇が逃げる展開では、基本的には内側のコースから順番に2・3着をとりやすくなる。

ただし、選手やモーターによっては、5・6コースの艇が2・3着をとることもあるぞ。

2～4コースの2・3着狙いは、オッズが低くなりやすいので、買い目点数を絞るのがおすすめだな。

1コースの決まり手で2番目に多いのは、1周目2マーク以降で先行する艇を抜かす「抜き」だ。

江戸川・戸田・平和島・鳴門の4場では、抜きの偏差値が60以上となっているぞ。

抜きは1周目2マークで起こることが多いので、この4場では周回展示の2マークに注目だな。

特に、江戸川競艇場では、2～6コースの抜きの偏差値も60以上となっている。

そのため、1コースに限らずに、周回展示で波に乗れている選手の1着を狙うのがおすすめだぞ。

2コースの差しなら丸亀や児島、まくりなら戸田や蒲郡

競艇の2コースの主な決まり手は、全国平均では差しが64.0%、まくりが25.4%となっている。

2コースの差しは、1コースの艇を1周目1マークで内側から抜いたら決まるぞ。

このとき、1コースの艇が2着に続きやすいので「2-1」の並びが狙い目になってくるな。

2コースの差しが出やすいのは、丸亀・児島・徳山・平和島・津の5場だ。

この5場では2コース差しの偏差値が60以上で、2コースの1着を狙うなら「2-1」が狙い目だぞ。

次に、2コースのまくりは、1コースの艇を1周目1マークで外側から抜いたときに決まる。

このとき、3・4コースの艇が2着に続きやすいので「2-34」が狙い目になるぞ。

2コースのまくりが出やすいのは戸田・蒲郡・福岡の3場で、偏差値が60以上だな。

そのため、この3場で2コースの1着を狙うなら「2-34」が狙い目になる。

ただし、まくりが比較的出やすいと言っても、差しの出現率のほうが高いので注意してくれ。

3コースのまくりなら戸田や福岡、まくり差しなら常滑や大村

競艇の3コースの主な決まり手は、平均でまくり39.4%、まくり差し36.3%、差し12.0%だ。

3コースのまくりでは、1・2コースの艇を1周目1マークで外側から抜くぞ。

このとき、4コースの艇が2着に続きやすいので「3-4」の並びが狙い目になってくるな。

3コースのまくりが出やすいのは、戸田競艇場と福岡競艇場の2場だ。

この2場では3コースまくりの偏差値が70以上で、他の競艇場よりも圧倒的に高くなっているぞ。

次に、3コースのまくり差しでは、2コースの艇をまくって、1コースの艇を差すことが多い。

このとき、1コースの艇が2着に続きやすいので「3-1」が狙い目だな。

3コースのまくり差しが出やすいのは常滑・大村・芦屋・浜名湖なので、狙い目になるぞ。

ちなみに、出現率は低いものの、3コースは差しで1着をとることもある。

三国・浜名湖・平和島では3コース差しの偏差値が高いので「3-2」狙いも検討してみてくれ。

4コースのまくりなら常滑や桐生、まくり差しなら浜名湖やびわこ

競艇の4コースの主な決まり手は、平均でまくり45.1%、まくり差し25.8%、差し19.3%だ。

4コースのまくりでは、1～3コースの艇を1周目1マークで外側から抜くぞ。

このとき、5コースの艇が2着に続きやすいので「4-5」の並びが狙い目になってくるな。

4コースのまくりが出やすいのは、常滑・桐生・戸田・蒲郡の4場だ。

この4場では4コースまくりの偏差値が60以上なので、4コースの1着なら「4-5」が狙い目だぞ。

次に、4コースのまくり差しでは、スタートで遅れた艇をまくり、残りの艇を差すことが多い。

色々なパターンが考えられるが、狙い目になるのは「4-15」の並びだな。

4コースのまくり差しが出やすいのは浜名湖・びわこ・三国・津なので、狙ってみてくれ。

最後に、4コースの差しでは、1～3コースの艇を抜いて「4-12」になりやすい。

平和島・津・丸亀・三国・びわこ・鳴門では4コース差しの偏差値が60以上なので狙い目だな。

5コースのまくり差しなら児島や尼崎、まくりなら戸田や江戸川

競艇の5コースの主な決まり手は、平均でまくり差しが58.4%、まくりが22.1%となっている。

5コースのまくり差しは、4コースのまくりに合わせたときに決まりやすい。

また、スタートで出遅れた艇をまくって、残りの艇を差したときにもまくり差しが決まるぞ。

このとき、1・4コースの艇が2着に続きやすいので「5-14」が狙い目だ。

児島・尼崎・丸亀・浜名湖では5コースまくり差しの偏差値が60以上なので、狙い目になるぞ。

次に、5コースのまくりでは、1～4コースの艇を1周目1マークで外側から一気に抜いていく。

このとき、3・4コースの艇は進路を阻まれるので「5-126」が出やすくなるぞ。

戸田・江戸川・常滑では、5コースのまくりが出やすいので「5-126」が狙い目になるな。

ちなみに、出現率は低いものの、5コースは差しで1着をとることもある。

江戸川・平和島・三国では5コース差しの偏差値が高いので「5-12」狙いも検討してみてくれ。

6コースはまくり差しでもまくりでも内側のコースの2着狙い

競艇の6コースの主な決まり手は、平均でまくり差し41.6%、まくり27.1%、抜き14.1%だ。

6コースのまくり差しでは、スタートで遅れた艇をまくって、残りの艇を差すぞ。

また、6コースのまくりでは、1～5コースの艇が出遅れたときに一気に外側から抜き去る。

どちらにしても、6コースの1着では内側のコースから順番に2着をとりやすいな。

そのため、選手の強さやモーターの性能が同じくらいなら、内側のコースを狙ってみてくれ。

ちなみに、6コースは他のコースよりも、抜きの決まり手で1着をとることが多くなっている。

特に、江戸川・三国・多摩川では抜きの偏差値が60以上でかなり高いぞ。

抜きは1周目2マークで起こることが多いので、この3場では周回展示の2マークに注目だな。

また、抜きは先行している艇がターンミスをしたときにも起こりやすい。

競走水面が荒れていて、1号艇が水面に慣れていない選手なら、6号艇の1着を狙うのもありだぞ。

競艇場ごとの枠番別コース取得率は？

競艇場	1号艇	2号艇	3号艇	4号艇	5号艇	6号艇
桐生	97.8%（31.1）	91.0%（37.6）	88.1%（38.9）	82.3%（39.7）	77.8%（42.9）	81.6%（44.5）
戸田	98.9%（49.1）	95.3%（58.0）	93.5%（58.7）	89.1%（56.1）	83.2%（53.4）	85.3%（52.8）
江戸川	100.0%（66.3）	99.5%（77.2）	99.1%（78.7）	98.7%（79.4）	97.8%（81.6）	97.4%（79.7）
平和島	99.2%（53.8）	94.5%（54.2）	92.4%（54.7）	87.5%（52.2）	81.6%（50.2）	83.7%（49.1）
多摩川	99.4%（56.0）	95.1%（56.6）	92.9%（56.2）	88.5%（54.6）	82.6%（52.1）	85.2%（52.6）
浜名湖	97.9%（32.8）	91.1%（38.1）	87.5%（36.9）	79.3%（32.4）	73.4%（34.4）	76.4%（32.9）
蒲郡	98.5%（42.9）	91.8%（41.4）	88.3%（39.8）	83.1%（41.6）	78.4%（44.1）	82.4%（46.2）
常滑	98.4%（40.4）	91.8%（41.3）	88.7%（41.4）	82.1%（39.2）	75.9%（39.3）	78.9%（38.4）
津	99.7%（60.7）	96.6%（63.9）	95.2%（64.8）	92.0%（63.1）	87.5%（61.8）	88.8%（60.6）
三国	98.9%（48.3）	93.7%（50.2）	90.3%（46.9）	83.7%（43.1）	74.4%（36.3）	76.8%（33.8）
びわこ	99.7%（61.7）	95.5%（58.8）	94.0%（60.5）	91.4%（61.6）	88.5%（63.6）	90.3%（64.0）
住之江	99.1%（51.9）	93.1%（47.7）	89.9%（45.5）	83.9%（43.6）	78.8%（44.9）	81.8%（45.0）
尼崎	99.6%（59.2）	95.2%（57.2）	92.8%（55.8）	88.4%（54.5）	84.2%（55.4）	86.5%（55.4）
鳴門	99.5%（58.6）	95.0%（56.6）	93.0%（56.8）	89.8%（57.8）	85.0%（56.8）	87.5%（57.5）
丸亀	99.0%（50.4）	93.6%（49.7）	90.9%（49.1）	86.7%（50.4）	81.2%（49.5）	83.7%（49.0）
児島	99.3%（55.1）	94.4%（53.6）	91.7%（52.1）	87.4%（52.0）	81.2%（49.4）	84.2%（50.3）
宮島	98.9%（48.3）	92.6%（45.1）	89.6%（44.5）	85.9%（48.5）	80.7%（48.6）	84.1%（50.1）
徳山	99.1%（52.1）	94.0%（51.9）	91.5%（51.4）	87.5%（52.2）	81.6%（50.2）	84.5%（51.0）
下関	98.9%（48.3）	92.8%（46.2）	89.6%（44.5）	84.5%（45.1）	79.7%（46.7）	82.8%（47.1）
若松	98.7%（45.0）	91.7%（40.9）	88.5%（40.5）	82.2%（39.4）	77.3%（41.9）	79.8%（40.3）
芦屋	99.1%（51.7）	92.2%（43.5）	90.1%（46.2）	86.4%（49.6）	82.4%（51.8）	85.5%（53.1）
福岡	99.3%（54.5）	94.1%（52.2）	91.8%（52.5）	87.9%（53.2）	82.7%（52.3）	85.4%（53.0）
唐津	97.4%（24.7）	89.1%（29.1）	86.7%（34.1）	81.9%（38.7）	75.7%（38.9）	79.5%（39.7）
大村	99.4%（57.2）	93.4%（49.0）	91.0%（49.5）	87.4%（51.9）	83.4%（53.8）	85.9%（54.2）

データ：https://www.boatrace.jp/

集計期間：2021年1月1日～2024年12月31日

競艇場ごとの枠番別コース取得率を調査して、枠番ごとに枠番通りに進入した割合をまとめた。

上の表では、偏差値60以上を赤太字、偏差値55～60を赤文字にしているぞ。

赤太字や赤文字が多い競艇場では、基本的には枠なり進入^※になると考えて予想してみよう。

逆に、上の表では偏差値40未満を青太字、偏差値40～45を青文字にしている。

青太字や青文字が多い競艇場では、進入隊形が乱れやすいのでスタート展示に注意してみてくれ。

※内から「123456」と枠番通りに進入した状態のこと。

進入隊形が乱れにくいのは江戸川・津・びわこ・鳴門

出典：BOATCAST

全国24か所の競艇場のなかで、進入隊形が乱れにくいのは江戸川・津・びわこ・鳴門の4場だ。

艇番と同じコースからスタートすることが多いので、進入隊形を予想しやすいぞ。

特に、江戸川では6号艇でも6コース進入率が97.4%なので、基本的には枠なり進入だな。

一方、津・びわこ・鳴門では、4～6号艇の4～6コース進入率が90%前後だ。

他の競艇場よりも枠なり進入になりやすいが、4～6号艇の前づけも少しあるので注意してくれ。

進入隊形が乱れやすいのは浜名湖・唐津・常滑・若松・桐生・蒲郡

出典：BOATCAST

全国24か所の競艇場で、進入隊形が乱れやすいのは浜名湖・唐津・常滑・若松・桐生・蒲郡だ。

この6場では艇番と違うコースに進入することが多いので、進入隊形を予想してくれ。

本番の進入隊形は、基本的にはスタート展示の進入隊形と同じになりやすいので要確認だぞ。

ただし、コース取りの駆け引きで、本番と展示で進入隊形が変わることもある。

進入隊形が変わると、レース展開も大きく変わってくるので、この6場は玄人向けの競艇場だな。

競艇場ごとの三連単の配当分布は？

競艇場	鉄板 0円～1,999円	中穴 2,000円～9,999円	大穴 10,000円～
桐生	39.5%（44.7）	42.5%（54.3）	18.0%（57.6）
戸田	29.7%（26.7）	51.2%（74.8）	19.1%（65.2）
江戸川	31.6%（30.1）	50.7%（73.6）	17.8%（56.2）
平和島	31.3%（29.6）	48.0%（67.3）	20.6%（75.8）
多摩川	39.6%（44.8）	43.1%（55.7）	17.2%（52.5）
浜名湖	39.2%（44.1）	42.8%（55.0）	18.0%（57.7）
蒲郡	43.7%（52.2）	40.5%（49.6）	15.8%（42.8）
常滑	44.0%（52.9）	39.3%（46.7）	16.7%（48.7）
津	44.7%（54.1）	39.7%（47.7）	15.6%（41.3）
三国	42.9%（50.8）	39.9%（48.0）	17.2%（52.7）
びわこ	42.1%（49.3）	41.1%（51.0）	16.8%（49.7）
住之江	45.6%（55.9）	38.3%（44.2）	16.0%（44.4）
尼崎	47.0%（58.3）	37.8%（43.2）	15.2%（39.0）
鳴門	37.3%（40.5）	43.5%（56.6）	19.3%（66.4）
丸亀	42.1%（49.4）	41.1%（51.0）	16.7%（49.3）
児島	41.7%（48.6）	40.3%（49.1）	18.0%（57.6）
宮島	43.5%（52.0）	39.3%（46.7）	17.1%（51.6）
徳山	50.9%（65.5）	34.8%（35.9）	14.3%（32.8）
下関	46.4%（57.3）	37.3%（42.0）	16.3%（46.3）
若松	42.6%（50.2）	40.2%（48.7）	17.3%（53.1）
芦屋	48.9%（61.8）	35.0%（36.5）	16.1%（45.2）
福岡	45.4%（55.3）	39.3%（46.6）	15.4%（40.3）
唐津	43.9%（52.7）	39.7%（47.6）	16.4%（47.1）
大村	49.3%（62.5）	35.9%（38.5）	14.8%（36.4）

データ：艇国データバンク

集計期間：2020年1月1日～2024年12月31日

競艇場ごとの三連単の配当分布について、直近5年間の出現率を鉄板・中穴・大穴でまとめた。

上の表では、偏差値60以上を赤太字、偏差値55～60を赤文字にしているぞ。

また、偏差値40未満を青太字、偏差値40～45を青文字にしているので、参考にしてみてくれ。

鉄板の偏差値が高い競艇場では、買い目点数を絞って鉄板狙いがおすすめだ。

逆に、中穴や大穴の偏差値が高い競艇場では、買い目を少し広げて穴狙いするのがおすすめだな。

三連単の鉄板が出やすいのは徳山・大村・芦屋

出典：https://www.boatrace.jp/

全国24か所の競艇場のなかで、三連単の鉄板の出現率が高いのは、徳山・大村・芦屋の3場だ。

この3場では、三連単の鉄板の出現率の48.9%以上で、偏差値も60以上だぞ。

そのため、徳山・大村・芦屋の三連単を買うときは、オッズ20倍未満を狙ってみてくれ。

ただし、この3場で鉄板が出やすいことは、競艇ファンの間では常識でもある。

的中時の旨味を出すために、三連単を買うときは普段よりも買い目点数を絞るのが稼ぐコツだな。

三連単の中穴が出やすいのは戸田・江戸川・平和島

出典：https://www.boatrace.jp/

全国24か所の競艇場のなかで、三連単の中穴が出やすいのは、戸田・江戸川・平和島の3場だ。

この3場では、三連単の中穴の出現率が48.0%以上で、偏差値も60以上だぞ。

そのため、戸田・江戸川・平和島の三連単を買うときは、オッズ20～100倍が狙い目だな。

また、この3場は、この記事の前半でも解説した1コースの1着率が低い競艇場だ。

1コースの選手やモーターに不安があるときは、1コース以外の1着で中穴狙いも検討してくれ。

三連単の大穴が出やすいのは平和島・鳴門・戸田

出典：https://www.boatrace.jp/

全国24か所の競艇場のなかで、三連単の大穴が出やすいのは、平和島・鳴門・戸田の3場だ。

この3場では、三連単の大穴の出現率が19.1%以上で、偏差値も60以上だぞ。

そのため、平和島・鳴門・戸田の三連単を買うときはオッズ100倍以上を狙ってみてくれ。

また、この3場と江戸川・浜名湖では、中穴と大穴のどちらも出やすい。

このことから、平和島・鳴門・戸田・浜名湖・江戸川では、普段よりも穴狙いがおすすめだな。

競艇場ごとのコースや水面の特徴

競艇場ごとのコースや水面の特徴について、競艇場ごとの公式サイトなどを参考にしてまとめた。

競艇の競走水面は、1周が600mになるように規格が決まっている。

しかし、これ以外は競艇場ごとに自由に決められるので、コースの形状が少しずつ違っているぞ。

また、競走水面の水質、潮の影響、風の影響も、競艇場の立地によって変わってくる。

競艇場ごとのコースの形状や水面の特徴を下の表にまとめたので、予想するときの参考にしてくれ。

競艇場	水面	ピット	1マーク	水質	潮の影響	風の影響
桐生	難水面	遠い	普通	淡水	なし	普通
戸田	普通	普通	狭い	淡水	なし	普通
江戸川	難水面	普通	普通	汽水	大きい	大きい
平和島	難水面	普通	普通	海水	普通	大きい
多摩川	静水面	近い	普通	淡水	なし	小さい
浜名湖	普通	遠い	広い	汽水	小さい	大きい
蒲郡	静水面	普通	広い	汽水	なし	普通
常滑	普通	普通	広い	海水	なし	普通
津	普通	普通	普通	汽水	なし	普通
三国	普通	遠い	普通	淡水	なし	大きい
びわこ	普通	近い	普通	淡水	なし	普通
住之江	難水面	普通	普通	淡水	なし	小さい
尼崎	静水面	普通	普通	淡水	なし	大きい
鳴門	難水面	近い	普通	海水	大きい	大きい
丸亀	普通	普通	普通	海水	大きい	普通
児島	普通	普通	普通	海水	大きい	普通
宮島	難水面	普通	普通	海水	大きい	普通
徳山	普通	普通	広い	海水	大きい	普通
下関	静水面	遠い	普通	海水	小さい	普通
若松	難水面	普通	普通	海水	大きい	普通
芦屋	静水面	普通	普通	淡水	なし	普通
福岡	難水面	普通	普通	汽水	大きい	大きい
唐津	普通	遠い	普通	淡水	なし	大きい
大村	普通	近い	普通	海水	小さい	普通

静水面ならモーターを重視、難水面なら地元選手を重視

競艇場のコースや水面のチェックポイントの1つ目は、静水面か難水面のどちらかということだ。

静水面は水面が広かったり安定したりしていて、選手にとって走りやすい水面だな。

遠征組の選手でも実力を発揮しやすく、スピード戦になりやすいのでモーターが重要になるぞ。

一方、難水面は水面が狭かったり不安定だったりして、選手にとって走りにくい水面だ。

普段から走り慣れている地元選手が有利になるので、他の競艇場よりも選手の支部を重視しよう。

ピットと2マークが近いと前づけしにくく、遠いと前づけしやすい

出典：ボートレースからつ

競艇場のコースや水面のチェックポイントの2つ目は、本番ピットと2マークが近いか遠いかだ。

本番ピットと2マークが近いと、前づけしたときに助走距離を確保しにくくなる。

そのため、前づけするのが難しくなり、何とか前づけできたとしてもスタートが難しくなるぞ。

逆に、本番ピットと2マークが遠いと、前づけしたときでも助走距離を確保しやすい。

無理な前づけをしてもスタートで不利になりにくいので、前づけした選手を狙うのもありだろう。

1マーク付近が広いならモーターを重視、狭いなら選手を重視

出典：BOAT RACE蒲郡 Official Site

競艇場のコースや水面のチェックポイントの3つ目は、1マーク付近の水面が広いか狭いかだ。

1マーク付近の水面が広いと、各艇が余裕を持ってターンできるようになる。

モーターが良ければスピードターンを決めやすいので、モーターの気配を重視してみてくれ。

一方、1マーク付近の水面が狭いと、ターン時に選手の腕が問われるようになる。

ターンが上手い選手は水面が狭くても上手くターンできるので、選手の実力を重視してみよう。

淡水なら体重の軽い選手が有利、海水なら体重の重い選手が有利

競艇場のコースや水面のチェックポイントの4つ目は、水面の水質が淡水か海水か汽水かだ。

まず、淡水はプール型の競艇場に多く、水面が硬くて浮力が小さい。

このことから、乗り心地が良さそうな艇や体重の軽い選手を重視するのがおすすめだな。

次に、海水は海の近くの競艇場に多く、水面が変化しやすくて浮力が大きい。

そのため、走り慣れた地元選手、実力の高い選手、体重の重い選手を重視するのがおすすめだ。

最後に、汽水は淡水と海水が混ざった水質で、淡水と海水の配分は競艇場ごとに違っている。

その配分によって特徴も違うので、競艇場ごとの特徴を覚えておくことが重要だ。

例えば、江戸川や福岡は潮の影響が大きい難水面で、走り慣れた地元選手が活躍しやすい。

一方、蒲郡は走りやすい静水面で、モーターの良い艇が活躍しやすいぞ。

このように、汽水は競艇場ごとに特徴が違うので、競艇場ごとの攻略記事をチェックしてくれ。

潮の影響が小さいなら気にせず、大きいなら満潮や干潮を確認

競艇場のコースや水面のチェックポイントの5つ目は、潮の影響が大きいのか小さいのかだ。

海水や汽水の競艇場では、潮の満ち引きの影響で水面の高さが変わる。

1日のなかで、水面の最も高いタイミングが満潮、最も低いタイミングが干潮だな。

ただし、海水や汽水の競艇場でも、水門がある競艇場は潮の影響が小さい。

潮の影響が小さい競艇場では、潮の影響はあまり気にせずに他の予想材料を重視してみてくれ。

一方、潮の影響が大きい競艇場では、満潮なら逃げや差し、干潮ならまくりが決まりやすい。

また、競艇場によっては、潮の満ち引きによって潮の流れができることもある。

追い潮（2→1マークへの流れ）なら、満潮と同じように逃げや差しが決まりやすくなるぞ。

一方、向かい潮（1→2マークへの流れ）なら、まくりが決まりやすくなるな。

例えば、丸亀・宮島・若松では上げ潮が追い潮になり、鳴門では上げ潮が向かい潮になるぞ。

風の影響が小さいなら気にせず、大きいなら風向きや風速を確認

競艇場のコースや水面のチェックポイントの6つ目は、風の影響が大きいのか小さいのかだ。

競艇は水面上を走る競技なので、レースが風の影響を受けやすい。

風向きや風の強さによって1周目1マークの展開が変わり、狙い目となるコースが変わるぞ。

ただし、防風林などがある競艇場では、他の競艇場よりも風の影響が小さい。

風の影響が小さい競艇場では、風の影響はあまり気にせずに他の予想材料を重視してみてくれ。

一方、風の影響が大きい競艇場では、直前情報で風向きや風速を毎回確認するのがおすすめだ。

基本的に、向かい風は2m以下なら1コース、3m以上なら3～6コースが有利だな。

追い風は2m以下なら1・2コース、3～4mなら2～4コース、5m以上なら2～6コースが有利だ。

ただし、競艇場によっては、上記のセオリーが当てはまらないこともある。

また、潮の影響とも関係あることがあるので、詳しくは競艇場ごとの攻略記事を確認してみてくれ。

競艇場ごとのその他の特徴

競艇場ごとのその他の特徴として、レースの時間帯やモーターの交換時期などをまとめた。

これらは水面やコースの特徴と比べると、さらに細かい予想材料になってくるな。

とはいえ、細かい予想材料を知っておくことで、他の競艇ファンとの差を付けられるぞ。

また、競艇場ごとの公式サイトに載っているデータについても解説していく。

オリジナル展示データ、選手コメント、直前予想を活かして、予想の精度を上げてみてくれ。

競艇場	レースの 時間帯	モーター 交換	シード 番組	オリジナル 展示データ	選手コメント	前日予想 直前予想
桐生	ナイター	12月	6R	3種類	なし	あり
戸田	デイ	8月	7R	3種類	なし	あり
江戸川	デイ	5月	なし	なし	なし	あり
平和島	デイ	6月	2Rか5R	3種類	あり	あり
多摩川	デイ	4月	なし	3種類	なし	あり
浜名湖	デイ	4月	4R	3種類	あり	あり
蒲郡	ナイター	7月	なし	3種類	あり	あり
常滑	デイ	11月	なし	3種類	あり	あり
津	デイ	12月	1Rと5R	なし	なし	あり
三国	モーニング	2月	1R	3種類	あり	あり
びわこ	デイ	4月	なし	3種類	なし	あり
住之江	ナイター	3月	なし	2種類	なし	あり
尼崎	デイ	4月	なし	2種類	あり	あり
鳴門	モーニング	4月	1R	3種類	あり	あり
丸亀	ナイター	9月	なし	3種類	あり	あり
児島	デイ	12月	1R	3種類	あり	あり
宮島	デイ	10月	なし	3種類	あり	あり
徳山	モーニング	4月	1R	2種類	あり	あり
下関	ナイター	3月	5R	3種類	あり	あり
若松	ナイター	11月	なし	3種類	あり	あり
芦屋	モーニング	4月	1R	3種類	あり	あり
福岡	デイ	2月	なし	3種類	あり	あり
唐津	モーニング	9月	1R	3種類	あり	あり
大村	ナイター	6月	なし	3種類	あり	あり

モーニングとデイでは普段通り、ナイターでは狙い目を変える

競艇場のその他のチェックポイントの1つ目は、レースの時間帯が何時から何時までなのかだ。

具体的には、競艇には以下の5つのレースの時間帯があるぞ。

モーニング	8時30分頃～14時30分頃
デイ	10時30分頃～16時30分頃
サマータイム	12時00分頃～18時00分頃
ナイター	15時00分頃～21時00分頃
ミッドナイト	17時00分頃～23時00分頃

このうち、モーニング・デイ・サマータイムでは、水面状況が1日のなかで大きく変化しない。

独自の予想のコツはないので、普段通りの予想するのがおすすめだな。

また、これらの時間帯はどの選手も走り慣れているので、普段の実力を発揮しやすいぞ。

ただし、通年モーニングの競艇場でも、G2以上はデイで開催されることが多い。

現地に行くときは、どの時間帯にレースが行われるのかを事前に確認しておくのがおすすめだ。

※サマータイムは特定の時期だけ開催

一方、ナイターとミッドナイトでは、日没前のレースと日没後のレースで水面状況が変わる。

例えば、日没後は暗くなって視界が悪くなり、スタートが難しくなるぞ。

また、気温が下がってモーターの出足が良くなり、スロースタートでも加速しやすくなる。

このような水面状況の変化で、日没後は1コースの1着率が5～10%高くなるな。

そのため、日没後のレースでは、日没前のレースよりも1コースの艇の1着を重視してみてくれ。

※ミッドナイトは下関・若松・大村の一部のレースで開催

モーター交換の直後はモーター2連率が当てにならない

競艇場のその他のチェックポイントの2つ目は、モーター交換が例年何月頃に行われているかだ。

モーターは競艇場ごとに所有されていて、1年に1回の頻度で新品に交換される。

交換される月日は厳密には決まっていないが、競艇場ごとにある程度の時期は決まっているぞ。

モーターが交換されたばかりの時期は、データが少ないので2連率を信用しにくい。

そのため、モーターが交換されてから1～3か月間は、展示航走や展示タイムを重視してみてくれ。

シード番組の企画レースがあれば鉄板狙いしやすい

出典：https://www.boatrace.jp/

競艇場のその他のチェックポイントの3つ目は、シード番組の企画レースがあるかどうかだ。

企画レースとは、一般戦とG3競走で、番組編成に規則性があるレースだな。

一部の競艇場では、1号艇がA級選手、その他の艇番がB級選手のシード番組が行われるぞ。

実力上位のA級選手が枠番有利の1号艇なので、高い確率で1着をとってくれる。

このようなシード番組は、初心者でも的中しやすいので、予想の練習にぜひ活用してみてくれ。

オリジナル展示データがあればモーターの気配を判断しやすい

出典：ボートレースまるがめオフィシャルサイト

競艇場のその他のチェックポイントの4つ目は、オリジナル展示データがあるかどうかだ。

オリジナル展示データとは、通常の展示タイム以外に計測されたタイムだな。

多くの競艇場では、一周タイム、まわり足タイム、直線タイムの3つが計測されているぞ。

• 一周タイム：モーターの総合的な性能
• まわり足タイム：モーターのターン性能
• 直線タイム：モーターの出足や行き足
• 展示タイム：モーターの伸び足

まず、モーターの総合的な性能やターン性能は、どのコースの艇にとっても必要なものだ。

そのため、一周タイムやまわり足タイムが良い艇は舟券に絡みやすくなる。

特に、1号艇の一周タイムが6艇のなかで最も速いときは、1着をとる可能性がかなり高いぞ。

次に、モーターの出足や行き足は、スタートのしやすさやターン直後の加速感に関わってくる。

出足や行き足が良ければ、1コースの逃げや2コースの差しが決まりやすくなるな。

一方、モーターの伸び足は、スタート後やバックストレッチ側での最高速に関わってくる。

伸び足が良ければ、3～6コースのまくりやまくり差しが決まりやすくなるぞ。

4つのタイムを現地のモニターや競艇場ごとの公式サイトで確認して、予想に活かしてみてくれ。

選手コメントがあればモーターの気配を判断しやすい

競艇場のその他のチェックポイントの5つ目は、選手コメントが公開されているかどうかだ。

選手コメントとは、選手自身が自分のモーターについてコメントしたものだな。

モーター2連率、展示航走、展示タイムとあわせて、モーターを判断するのに役立つぞ。

特に、乗り心地はタイムに現れにくいので、選手コメントで確認したい。

また、SG・G1競走では、下記の競艇場以外でも競艇の公式サイトでコメントが公開されるぞ。

前日予想や直前予想には乗っからずに、自力予想の参考にする

競艇場のその他のチェックポイントの6つ目は、前日予想や直前予想が公開されているかどうかだ。

前日予想や直前予想は、競艇場ごとにオリジナル予想を公開しているものだな。

具体的な買い目だけでなく、どうしてその買い目になったのかが解説されていることも多いぞ。

とはいえ、これらの予想にそのまま乗っかっても稼ぐのは難しいだろう。

買い目や解説を参考にしつつ、最終的な買い目は自分の頭で考えることが競艇勝ち組への近道だな。

競艇場の特徴と一覧｜よくある質問

ここからは、競艇場についてのよくある質問に一問一答形式で回答していくぞ。

競艇場の特徴と一覧｜まとめ

競艇場の特徴と一覧についてまとめると、この5つがポイントだ。

競艇で勝つためには、競艇場ごとの特徴やデータの傾向を予想に活かすことが重要だな。

とはいえ、初心者はいきなり全ての競艇場の特徴を覚えるのは難しいだろう。

まずは、自分がよく行く競艇場の特徴をマスターして、的中率アップを目指してみよう。

また、この記事は2024年までのデータをもとに2025年1月上旬に書き直した。

競艇場ごとの攻略記事も、これに合わせて書き直していくので、楽しみに待っていてくれ。

関東の競艇場の特徴と予想のコツ

中部の競艇場の特徴と予想のコツ

近畿の競艇場の特徴と予想のコツ

四国の競艇場の特徴と予想のコツ

中国の競艇場の特徴と予想のコツ

九州の競艇場の特徴と予想のコツ