この記事では「競艇の級別ってなに?」という方に向けて、以下の内容をまとめた。
- 級別や級別審査の基礎知識
- 級別を予想に活かすコツ
- 級別審査の2023年後期のボーダー
競艇の級別とは、競艇選手を成績順にA1級・A2級・B1級・B2級の4つにランク分けしたものだ。
級別の審査は4月末と10月末に行われ、半年間の成績から次の期の級別が決まる。
例えば、2023年後期の級別は、2022年11月1日~2023年4月30日の級別審査によって決まるぞ。
級別審査の終了間際は、ボーダー付近の選手の勝負駆けに注意して予想しよう。
ここからは、級別の基礎知識や級別審査の仕組みを解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。

競艇の級別とは?
競艇の級別とは、選手を成績順にA1級・A2級・B1級・B2級の4つにランク分けしたものだ。
級別は相対評価となっていて、ランクごとに定員が決められているぞ。
また、ランクが高い選手ほど出走回数が増えて、格付けの高いレースへ出場できる。
選手はレースの賞金で稼いでいるので、ランクが高いほうが収入も多くなるな。
ここからは、A1級・A2級・B1級・B1級の選手層を解説するので、イメージを掴んでみてくれ。

レーサーは6ヶ月間の成績(勝率、複勝率、事故率、出場回数)に応じて、上からA1級、A2級、B1級、B2級の4つのランクに分けられる。各級のレーサーの比率は、全レーサーに対してA1級=20%、A2級=20%、B1級=50%、B2級=それ以外のレーサーとなる。ランクが上に行くほど、出走日数や格の高いレースへの出場チャンスが増える。(2018年3月時点)
月間稼働日数 | 出走レース | 平均年収 | |
---|---|---|---|
A1級 | 約15日間 | 主にSG・G1~3競走 | 約3,000万円 |
A2級 | 約15日間 | G1~3競走・一般戦 | 約1,800万円 |
B1級 | 約12日間 | G3競走・一般戦 | 約1,100万円 |
B2級 | 約8日間 | 一般戦 | 約500万円 |
平均年収の参考サイト:キャリアガーデン
A1級は上位20%の一流選手
A1級は成績上位20%の一流選手で、格付けの高いSG競走やG1~3競走を中心に活躍している。
2023年前期は、勝率8.37~6.24の324名がA1級に所属していたぞ。
ここからわかるように、A1級は同じランク内でも選手間に勝率差があるので注意しよう。
また、A1級選手は出走回数も多く、平均年収は約3,000万円となっている。
競艇選手を代表する選手なので、初心者はまずはA1級選手から名前を覚えるのがおすすめだ。

A2級は上位20%~40%の中堅選手
A2級は成績上位20%~40%の中堅選手で、G1~3競走や一般戦を中心に活躍している。
2023年前期は、勝率6.23~5.41の326名がA2級に所属していたぞ。
また「永田啓二」選手や「中田元泰」選手は、勝率6.24以上だがA1級ではなくA2級だった。
これは、A1級に所属する条件の最低出走回数90回以上を満たせなかったからだ。
選手の実力としてはA1級の成績下位の選手より高いので、予想するときは注意しよう。

B1級は上位40%~90%の一般選手
B1級は成績上位40%~90%の一般選手で、G3競走や一般戦を中心に活躍している。
2023年前期は、勝率5.40~2.00の804名がB1級に所属していたぞ。
また、A2級と同じように、最低出走回数を満たせずにB1級になった選手もいる。
例えば「上瀧和則」選手は勝率6.23だが、2023年前期はB1級だったな。
上瀧選手は、本来はA1~A2級の実力なので、B1級だと思っていると痛い目を見るぞ。

B2級は新人選手や訳アリ選手
B2級はA1級・A2級・B1級以外の選手で、新人選手や何か事情のある選手が所属している。
新人選手は、基本的には最低出走回数を満たせず、勝率も稼げないことが多い。
登録番号5259以降の選手は、2022年11月以降にデビューした新人選手なのでB2級になるぞ。
また、怪我や産休、フライングで長期欠場した選手もB2級になることが多い。
他には、事故率が0.70を超えた選手も競走成績に関わらず強制的にB2級になってしまうな。

競艇の級別審査の仕組みは?
競艇の級別審査とは、選手の級別を決める審査で、前期と後期の年2回行われる。
級別は、選手の半年間の勝率や2連率などによって決められるぞ。
審査の終わり際の4月と10月は、勝率がボーダー付近の選手は勝負駆けになるな。
勝負駆けの選手は普段より攻めた走りをするので、予想に役立てよう。
ここからは、級別審査の仕組みを分かりやすく解説するので、確認してみてくれ。

レーサーの級別を決めるための審査。審査対象となる期間と基準が設けられている。級別審査の対象期間は毎年2回、前期が5月1日~10月31日(適用:1月1日~6月30日)、後期が11月1日~4月30日(適用:7月1日~12月31日)。勝率、複勝率、事故率などを基準に決められる。レーサーは、昇級や現級を確保するため期末にあたる4月と10月は勝負駆けとなる。
定率 | 2連率・3連率・勝率 | 事故率 | 最低出走回数 | |
---|---|---|---|---|
A1級 | 20% | 2連率30%以上、3連率40%以上で勝率上位の者 | 0.70以下 | 90回以上 |
A2級 | 20% | 2連率30%以上、3連率40%以上でA1級を除く勝率上位の者 | 0.70以下 | 70回以上 |
B1級 | 50% | 勝率2.00以上で、A1級およびA2級を除く勝率上位の者 | 0.70以下 | 50回以上 |
B2級 | A1級、A2級およびB1級以外の者 |
選手の成績によって級別が決まる
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇の級別審査では、選手の半年間の成績によって、次の期の級別が決められる。
具体的には、選手ごとに以下の5項目がチェックされるぞ。
意味 | 計算方法 | |
---|---|---|
勝率 | 選手の総合的な強さ | 着順点の合計/出走回数 |
2連率 | 2着以内をとった割合 | 2着以内をとった回数/出走回数 |
3連率 | 3着以内をとった割合 | 3着以内をとった回数/出走回数 |
事故率 | 選手の事故しやすさ | 事故点の合計/出走回数 |
最低出走回数 | 選手が出走したレース数 | 選手の出走回数の合計 |
例えば、A1級とA2級になるためには、2連率30%以上、3連率40%以上という条件がある。
これを満たすためには、半分以上のレースで舟券に絡まなければならないな。
逆に言えば、A1・A2級の選手は、B1・B2級の選手より舟券に絡みやすいと言えるぞ。

次に、最低出走回数は、A1級が90回以上、A2級が70回以上、B1級が50回以上となっている。
怪我や産休などで長期欠場していると、この条件を満たせないことがあるな。
最後に、事故率が0.70を超えると、勝率が高くても強制的にB2級選手になってしまう。
事故点は、フライングで20点、妨害失格で15点といったふうに加算される。
事故率は無事故のレースをすれば下がるので、事故率の高い選手は消極的な走りになるぞ。

級別ごとに定率が決まっている
競艇の級別審査では、勝率順に選手を並べて、定率に合わせて級別が決められる。
ランクごとの定率を下の表にまとめたぞ。
ランク | 定率 |
---|---|
A1級 | 20% |
A2級 | 20% |
B1級 | 50% |
B2級 | 10% |
例えば、この記事を書いている2023年4月7日時点では、競艇選手は全部で1,610名いた。
A1級になれるのはこのうちの上位20%なので、1610名×0.2=322名となるな。
同じように、A2級はA1級の次に成績の良い322名、B1級はA2級の次に成績の良い805名となる。
このように、級別は相対評価なので勝率〇点以上はA1級といった基準は存在しない。
勝率のボーダーは毎回変わるので、上のランクになるためには他の選手との戦いになるぞ。

級別審査は毎年2回行われる
競艇の級別審査は、前期と後期の期間に分けて、毎年2回行われている。
直近の審査期間と適用期間を下の表にまとめたぞ。
審査期間 | 適用期間 | |
---|---|---|
2023年前期 | 2022年5月~2022年10月 | 2023年1月~2023年6月 |
2023年後期 | 2022年11月~2023年4月 | 2023年7月~2023年12月 |
2024年前期 | 2023年5月~2023年10月 | 2024年1月~2024年6月 |
例えば、この記事を書いている2023年4月7日では、2023年前期の級別が適用されている。
この級別は、2022年5月~2022年10月の成績によって決まったものだな。
そのため、2022年4月7日の級別は、半年以上前の成績から決められた級別になるぞ。
このように、級別は時期によっては古いデータになってしまうことがある。
選手の最新の調子は反映されにくいので、予想するときは参考程度にするのがおすすめだ。

また、この記事を書いている2022年4月7日は、2023年後期の審査期間にも該当している。
2023年4月30日までの成績をもとに、2023年7月~2023年12月の級別が決まるぞ。
そのため、2023年4月30日までは、選手が少しでも次の期のランクを上げようと気合を入れる。
特に、勝率がボーダー付近の選手は、スタートやターンで攻めることも多いだろう。
このような勝負駆けの選手は普段と違った走りをするため、予想するときは注意してくれ。

競艇の級別を予想に活かすには?
競艇の級別は、予想するときに、選手の実力を判断する目安になる予想材料だ。
ただし、勝率やコース別成績なども合わせて確認するのがおすすめだな。
また、勝負駆けの選手や事故率の高い選手を知っていれば、レース展開の予想に役立つ。
例えば、事故率の高い選手は消極的な走りをするので舟券に絡みにくいぞ。
ここからは、級別を予想に活かす4つのコツを解説するので参考にしてみてくれ。
級別を予想に活かすコツ
- 選手の強さの目安にする
- 実力上位のB1・B2級選手を狙う
- 勝負駆けの選手に注意する
- 事故率が高い選手の評価を下げる

選手の強さの目安にする
出典:https://www.boatrace.jp/
級別を予想に活かすコツの1つ目は、選手の強さを判断するときの目安にすることだ。
基本的に、選手はA1級>A2級>B1級>B2級の順番で強いと考えよう。
ただし、級別は少なくとも3ヵ月以上前の成績を参照するため、過去のデータとなる。
選手の直近の成績は反映されにくいので、参考程度にするのがおすすめだな。
正確に選手の実力を計りたいときは、勝率やコース別成績まできちんと確認してくれ。

実力上位のB1・B2級選手を狙う
出典:https://www.boatrace.jp/
級別を予想に活かすコツの2つ目は、実力上位のB1・B2級選手を狙ってみることだ。
一部の競艇ファンは、級別だけを見て舟券を買っていることがある。
すると、本来は高い実力を持っているB1・B2級選手に高配当が付くことがあるぞ。
特に、怪我や産休などから復帰したばかりの選手は勝率0.00となっている。
新人選手ではないのに勝率0.00の選手がいるときは、過去の成績を調べてみてくれ。

勝負駆けの選手に注意する
出典:https://www.boatrace.jp/
級別を予想に活かすコツの3つ目は、4月と10月は勝負駆けの選手に注意することだ。
勝率がボーダー付近の選手は、スタートやターンで普段より攻めやすい。
例えば、4コースから勝負駆けするなら、早いスタートでまくりを狙ってくるだろう。
選手の勝率は、競艇の公式サイトや競艇場ごとの出走表に載っている。
勝率がボーダーの±1.0くらいの選手については、4月と10月は勝負駆けに注意しよう。

事故率が高い選手の評価を下げる
出典:競艇日和
級別を予想に活かすコツの4つ目は、事故率が高い選手の評価を下げることだ。
級別審査では、事故率が0.70を超えると強制的にB2級になってしまう。
そのため、事故率0.70以上の選手は、事故率を下げるために安全なレースをするぞ。
スタートやターンでも攻めにくいので、舟券に絡みにくくなるだろう。
4月と10月は期末なので、事故率0.50以上の選手も消極的な走りになりそうだな。
2023年後期の級別審査のボーダーは?
競艇の級別審査は、絶対評価ではなく相対評価なので、勝率のボーダーは期ごとに変わる。
また、期末までレースがあるため、最後のレースまでボーダーは変わり続けるぞ。
その上で、この記事を書いている2023年4月7日時点のボーダーはこのようになっていた。
- A1級になるためのボーダー・・・6.15
- A2級になるためのボーダー・・・5.38
- B1級になるためのボーダー・・・2.00
これらのボーダーの数値は、ひまひまデータという無料データサイトを参考にしている。
ボーダーが毎日更新されているので、よかったらチェックしてみてくれ。
2023年後期の審査期間は2023年4月30日までなので、ボーダー付近の選手は勝負駆けだな。
ただし、B1級については定員割れになりそうなので、気にしなくてもいいだろう。
ここからは、級別ごとのボーダーと勝負駆けの選手を紹介するので参考にしてみてくれ。

A1の条件は勝率6.15
出典:ひまひまデータ
2023年後期にA1級になれる勝率のボーダーは、2023年4月7日時点では6.15付近になりそうだ。
勝率6.05~6.25の選手は、2023年4月30日まではA1級への勝負駆けになりそうだな。
そのなかでもボーダー付近の選手について、現時点の勝率や2023年前期の級別をまとめたぞ。
選手名 | 勝率 | 級別 | 残りの出走予定 |
---|---|---|---|
中村辰也 | 6.17 | A2級 | 徳山一般戦(04/14~04/17) |
金子和之 | 6.17 | B1級 | 津一般戦(04/18~04/24) |
馬場剛 | 6.17 | A1級 | 児島一般戦(04/12~04/17) 多摩川一般戦(04/23~04/26) 江戸川一般戦(04/30~05/05) |
鳥居塚孝博 | 6.16 | B1級 | 多摩川G3(04/15~04/20) 桐生一般戦(04/28~05/03) |
赤坂俊輔 | 6.16 | A1級 | 徳山一般戦(04/07~04/11) 福岡一般戦(04/17~04/21) 若松一般戦(04/27~05/02) |
上條嘉嗣 | 6.16 | A1級 | 宮島G1(04/04~04/10) 浜名湖一般戦(04/15~04/20) |
加藤政彦 | 6.16 | A2級 | 丸亀一般戦(04/14~04/17) 江戸川一般戦(04/30~05/05) |
酒見峻介 | 6.16 | A2級 | 丸亀一般戦(04/14~04/17) 唐津一般戦(04/21~04/26) |
吉田一郎 | 6.15 | A1級 | 鳴門一般戦(04/09~04/13) 若松G1(04/18~04/23) |
田中豪 | 6.15 | A1級 | 尼崎一般戦(04/23~04/28) |
平田忠則 | 6.15 | A1級 | 住之江一般戦(04/09~04/14) 若松G1(04/18~04/23) 若松一般戦(04/27~05/02) |
北中元樹 | 6.15 | B1級 | 桐生一般戦(04/16~04/21) びわこ一般戦(04/28~05/03) |
木田峰由季 | 6.15 | A2級 | 住之江一般戦(04/09~04/14) |
島田なぎさ | 6.14 | B1級 | なし |
佐々木康幸 | 6.13 | A1級 | 尼崎一般戦(04/11~04/16) 浜名湖一般戦(04/27~05/02) |
岡祐臣 | 6.13 | A1級 | 尼崎一般戦(04/11~04/16) 徳山一般戦(04/20~04/23) 津一般戦(04/27~05/03) |
落合直子 | 6.13 | A1級 | なし |
敬称略
参考:ひまひまデータ
集計期間:2022年11月1日~2023年4月6日
この17名のなかで俺が注目しているのは、福岡県の「平田忠則」選手(勝率6.15)だ。
平田選手は、2006年前期にA1級になってから17年間もA1級を維持している。
直近3年間の勝率も6.24~6.59なので、ボーダー付近にいるのが不思議なくらいだな。
平田選手の残りの出走予定は、住之江一般戦、若松G1、若松一般戦の3節だ。
若松競艇場は地元水面なので、A1級を維持するために勝負駆けする可能性を考えよう。

A2の条件は勝率5.38
出典:ひまひまデータ
2023年後期にA2級になれる勝率のボーダーは、2023年4月7日時点では5.38付近になりそうだ。
勝率5.28~5.48の選手は、2023年4月30日まではA2級への勝負駆けになりそうだな。
そのなかでもボーダー付近の選手について、現時点の勝率や2023年前期の級別をまとめたぞ。
選手名 | 勝率 | 級別 | 残りの出走予定 |
---|---|---|---|
菊池峰晴 | 5.39 | B1級 | びわこ一般戦(04/03~04/08) 津一般戦(04/18~04/24) 桐生一般戦(04/28~05/03) |
原田智和 | 5.39 | B1級 | なし |
高橋英之 | 5.39 | A2級 | 常滑一般戦(04/12~04/15) 尼崎一般戦(04/23~04/28) |
大谷直弘 | 5.39 | A2級 | 常滑一般戦(04/12~04/15) 戸田一般戦(04/21~04/26) 蒲郡一般戦(04/30~05/05) |
庄司樹良々 | 5.39 | B1級 | 住之江一般戦(04/16~04/19) 大村一般戦(04/24~04/30) |
西澤日花里 | 5.39 | A2級 | 鳴門G3(04/22~04/27) |
牧宏次 | 5.38 | A2級 | 三国一般戦(04/05~04/09) 多摩川G3(04/15~04/20) |
平田さやか | 5.38 | A2級 | 平和島一般戦(04/15~04/20) 福岡一般戦(04/25~04/29) |
宮野仁 | 5.38 | A2級 | なし |
酒井俊弘 | 5.38 | B1級 | 常滑一般戦(04/21~04/25) |
篠原晟弥 | 5.38 | B1級 | 浜名湖一般戦(04/15~04/20) 三国一般戦(04/25~04/28) |
畑和宏 | 5.37 | B1級 | 鳴門一般戦(04/09~04/13) 宮島一般戦(04/22~04/25) |
海老澤泰行 | 5.37 | B1級 | 児島一般戦(04/12~04/17) 平和島一般戦(04/24~04/29) |
藤田竜弘 | 5.37 | A2級 | 鳴門一般戦(04/09~04/13) 芦屋一般戦(04/18~04/21) 浜名湖一般戦(04/27~05/02) |
村松修二 | 5.37 | A1級 | 児島一般戦(04/12~04/17) 戸田一般戦(04/21~04/26) |
四宮与寛 | 5.37 | A2級 | 尼崎一般戦(04/11~04/16) 児島一般戦(04/23~04/27) |
久永祥平 | 5.37 | B2級 | なし |
敬称略
参考:ひまひまデータ
集計期間:2022年11月1日~2023年4月6日
この17名の選手のなかで俺が注目しているのは、広島県の「村松修二」選手(勝率5.37)だ。
村松選手は2018年前期にA1級になってから、2021年前期を除いてA1級を維持している。
2021年前期については出走回数が足らなかっただけなので、実質的には5年連続でA1級だな。
2023年後期も出走回数が足らずにA1級は厳しそうだが、その実力はA1級並みだ。
残りの出走予定は一般戦なので、せめてA2級になるために勝負駆けをする可能性があるだろう。

B1の条件は勝率2.00
出典:ひまひまデータ
2023年後期にB1級になるための勝率のボーダーは、2.00付近になりそうだ。
これは定員割れが起こっていて、最低限の勝率になっているぞ。
ただし、ひまひまデータによれば、定員割れになるかどうかは微妙らしい。
もしも定員割れにならなかったら、B1級への勝負駆けが発生するな。
最新のデータを確認して、定員割れにならなかったら予想に活かしてみよう。

競艇の級別|よくある質問
ここからは、競艇の級別についてのよくある質問をまとめた。
競艇の級別審査の2023年前期のボーダーは?
2023年前期の級別審査のボーダーは、A1級が6.24、A2級が5.41、B1級が2.00だった。
ちなみに、勝率トップは「池田浩二」選手の8.37だったな。
競艇の級別審査の2023年前期で降格した選手は?
2023年前期に降格した有名選手は「山崎哲司」選手や「永田啓二」選手などが挙げられる。
この2名は最低出走回数を満たせなかったため、A1級を維持できなかったぞ。
競艇の級別審査の2022年後期のボーダーは?
2022年前期の級別審査のボーダーは、A1級が6.22、A2級が5.46、B1級が2.00だった。
ちなみに、勝率トップは「毒島誠」選手の8.20だったな。
競艇の級別審査の2022年後期で降格した選手は?
2022年後期に降格した有名選手は「峰竜太」選手や「一宮稔弘」選手などが挙げられる。
この2名は最低出走回数を満たせなかったため、B1級に降格しているぞ。
競艇の級別審査の2022年前期のボーダーは?
2022年前期の級別審査のボーダーは、A1級が6.20、A2級が5.35、B1級が2.00だった。
ちなみに、勝率トップは「峰竜太」選手の8.85だったな。
競艇の級別審査の2022年前期で降格した選手は?
2022年前期に降格した有名選手は「笠原亮」選手や「重成一人」選手などが挙げられる。
この2名は最低出走回数を満たせなかったため、B2級に降格しているぞ。
競艇の級別はA1とA2のどっちが上?
競艇の級別では、A1級のほうがA2級よりもランクが高い。
同じように、B1級のほうがB2級よりもランクが高いぞ。
競艇の級別一覧は?
競艇の級別は、上から順番にA1級、A2級、B1級、B2級となっている。
また、級別ごとの選手一覧は艇国データバンクというデータサイトで確認できるぞ。
競艇の級別ごと(A1級・A2級・B1級)の勝率は?
2023年前期の級別ごとの勝率は、A1級が8.37~6.24、A2級が6.23~5.41、B1級が5.40~2.00だった。
A1級とB1級は、同じランク内でも選手間の実力差が大きいので注意しよう。
競艇のA1選手の人数は?
競艇の級別審査では、成績上位20%がA1級になることができる。
2023年後期の級別審査では、約1,600名の選手のうち324名がA1級になったな。

競艇の級別|まとめ
競艇の級別については、この5つがポイントだ。
- 上から順番にA1級、A2級、B1級、B2級
- 選手の成績によって級別が決まる
- 級別審査は5~10月と11~4月の年2回
- 選手の強さを判断する目安になる
- 最終的には勝率やコース別成績も確認
2023年後期の級別は、2022年11月1日~2023年4月30日の級別審査によって決められる。
審査が終了する間際の2023年4月は、ボーダー付近の選手は勝負駆けするぞ。
この記事を書いている2023年4月7日時点では、A1級は6.15、A2級は5.38がボーダーだ。
2023年4月は、勝率6.05~6.25の選手と勝率5.28~5.48の選手を狙ってみよう。
また、勝率のボーダーの最新データは、ひまひまデータというサイトで確認してみてくれ。
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