競艇の即日帰郷とは?【途中帰郷・即刻帰郷との違いや理由を解説!】

投稿日:2019年2月8日 更新日:

審判

競艇の「即日帰郷」とは、選手が節の途中に地元に帰るように命令されることだ。

前検での不合格や、レース中にスタート事故を繰り返すことが原因となる。

2018年2月5日の宮島第9レースでは、出走した6人の選手が全て即日帰郷となる事態が起きたことが有名だ。

即日帰郷の命令が原因は?

クエスチョンマーク

即日帰郷の命令が出る原因は、

  • 前検で不合格
  • 非常識なフライング
  • スタート事故
  • 失格行為

の4つが挙げられる。

ただし、公共交通機関の遅れなど、選手に責任がない場合は即日帰郷の命令が出ないこともある。

前検で不合格

時計

節の開催初日前日の前検で、

  • 規定値以上の体調不良
  • 選手登録表を自宅に忘れた
  • 集合時刻に遅れた(遅参)

などのことが起こった場合、選手に即日帰郷の命令が下る。

特に、「遅参」は重大な過失として一定期間の出場停止と、1年間のSG・プレミアムG1への出走禁止が命じられる。

実際に、2014年に「古賀繁輝」選手が遅参したことによって「SGボートレースクラシック」への出場権を失ったことがある。

非常識なフライング

非常識なフライング

非常識なフライングとは、スタートタイミングよりも0.05秒以上早いタイミングでスタートラインを通過してしまうことだ。

1回でも非常識なフライングをしてしまった場合、すぐに即日帰郷の命令が下される。

非常識なフライングは、他の艇のスタートタイミングを大きく乱してしまう可能性があるため、厳しい罰則となっている。

スタート事故

競艇のフライング

スタート事故とは、「フライング」「出遅れ」の2つのスタートの失敗をまとめた呼び方だ。

同じ節の間に「フライングを2回」または「出遅れを2回」してしまうと、即日帰郷の命令が下される。

実は、即日帰郷の原因として一番多いのは、フライングを同じ節の間に2回してしまうことだ。

失格行為

転覆

失格行為とは、周回方向、周回の誤認、タイムオーバー、危険な転舵、緊急避譲義務違反、転覆、沈没、落水などが挙げられる。

また、ピットアウトからスタートまでの待機行動中に、他の艇のコース取りの邪魔をするような行為をすると失格行為とみなされる。

これらの失格行為を同じ節の間に3回してしまうと、即日帰郷の命令が下される。

即日帰郷を命令された選手はどうなる?

不安そうな男性

即日帰郷の命令が下された選手は、その日のうちに荷物をまとめて帰らなければならない。

ただし、同じ日のうちに2回の出走予定がある場合、1レース目で即日帰郷になったとしても、2レース目に出走することができる。

節の途中で帰ることになるので、地元に帰ってからは次の出走予定まで暇を持て余すことになる。

賞金でお金を稼いでいる選手にとっては、出走するレースの数が減るのは致命的だ。

また、選手の級別は出走レース数も条件になっているので、A1級になれる可能性がかなり低くなってしまう。

即日帰郷のコラム

全艇即日帰郷の命令

2018年2月5日の宮島競艇場第9レースで、出走した6艇の選手全てが「非常識なフライング」をしたことで即日帰郷の命令を受けた。

画像は当時のレース結果だが、6号艇が0.19秒、1号艇が0.9秒のフライング、5号艇が0.8秒のフライング、残り3艇が0.5秒のフライングをしている。

競艇の長い歴史の中でも、異例の全舟券が返還される事態となった。

即刻帰郷と途中帰郷

病気

選手が節の途中で競艇場から帰るのに、即日帰郷以外に「即刻帰郷」「途中帰郷」がある。

即刻帰郷は、同じ日のうちに2回出走予定があっても、1レース目が終わり次第すぐに帰らなければならない厳しい命令だ。

極めて悪質な違反や、フライングに気付かずにレースを続けてしまった場合に下される。

途中帰郷は、選手自身の都合で帰郷するときに使われる用語だ。

病気などのほか、級別審査対象期間の締めとなる4月と10月の下旬には、次期の昇級や降級回避が確定した時点で帰郷する選手もいる。

即日帰郷を予想にどう活かす?

的中結果

節の序盤にフライングをしてしまった選手は、即日帰郷にならないためにスタートが慎重になる。

出走表に記載されている平均スタートタイムが良くても、「F(フライング)」を持っている選手のスタートにはあまり期待しない方が良いだろう。

特に、スタートタイミングが重要なアウトコースでの戦いは厳しいものになるのだ。

 

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