競艇選手になるには？年齢・身長・体重・視力の条件や費用を解説！

競艇選手になるには、ボートレーサー養成所を卒業して、国家試験に合格しなければならない。

年齢は15～30歳、身長は175cm以下、視力は裸眼で0.8以上という条件があるぞ。

これらは男女とも同じ条件で、体重は男子なら49～57kg、女子なら44～52kgという条件だ。

費用は、以前は養育費が100万円以上かかったが、現在は無償化されている。

ここからは、競艇選手になる流れや入所試験の条件を解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。

競艇選手になるには？

競艇選手になるには、はじめにボートレーサー養成所の入所試験に合格しなければならない。

ボートレーサー養成所に入所できたら、1年間の訓練を受けることになるぞ。

その後、国家試験を受けて合格すれば、晴れて競艇選手としてデビューすることができるな。

デビュー後は、B2級からスタートして、1か月で約8日間ほどレースに出場する。

B2級の平均年収は約500万円だが、超一流選手になれば、1年間で1億円以上稼げるようになるぞ。

ボートレーサー養成所の入所試験に合格する

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるためのステップ1は、ボートレーサー養成所の入所試験に合格することだ。

入所試験は4月入所と10月入所に分かれて、年2回行われているぞ。

応募するには、年齢、学歴、身長、体重、視力などの条件を満たさなければならない。

入所試験は第1～3次試験の3回に分けて行われ、合格倍率は約20倍らしい。

ボートレーサー養成所の入所試験に合格することが、競艇選手になるための第一関門だな。

ボートレーサーになるためには、まずボートレーサー養成所へ入所する必要がある。養成員の募集は年に2回あり、限られた定員に多数の応募が押し寄せる。その合格率は約40倍。【※】厳しい競争はもうそこから始まっている。※倉持選手受験当時。近年は緩和傾向にあり、2020年4月入所の129期は約20倍。

引用：Let’s Boat Race

ボートレーサー養成所で1年間の訓練を受ける

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるためのステップ2は、ボートレーサー養成所で1年間の訓練を受けることだ。

養成所での訓練は、基礎訓練が3か月間、技能応用訓練が9か月間行われる。

基礎訓練では、基本的なボートの操縦や整備、モーターボート競走法などを学ぶようだな。

また、技能応用訓練では、複数のボート並走やスタート練習などをするらしい。

全寮制の厳しい訓練生活で、卒業できるのは入所者のうちの半分程度となっているらしいぞ。

現在は各期の募集ごとに1000名ほどの応募があるが、合格できるのは50名ほどであり、この時点で20倍の競争率である[10]。だが、入所できても養成課程の過酷さゆえに脱落者も少なくはなく[11]、養成所を卒業して実際に競艇選手となれる者は研修生の半数程度で、それ以外はほぼ強制的に中途退所させられる。

引用：ボートレーサー養成所-Wikipedia

国家試験（選手資格検定試験）に合格する

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるためのステップ3は、国家試験を受験して合格し、国家資格を手に入れることだ。

国家試験は、ボートレーサー養成所を卒業する月に受けるみたいだな。

試験は第1次試験→第2次試験の順番で、第1次試験では適性検査や学力試験が行われるようだ。

また、第2次試験では操縦実技や整備実技などの実技試験が行われるみたいだぞ。

とはいえ、養成所の卒業者なら問題なく合格できるレベルの試験で、合格率はほぼ100%らしいな。

競艇選手（ボートレーサー）としてデビューする

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるためのステップ4は、競艇選手（ボートレーサー）としてデビューすることだ。

デビューしたばかりの新人選手は、最も低い級別のB2級に所属することになるぞ。

その後、レースで良い着順をとれば、B1級→A2級→A1級の順番に級別を上げていけるな。

ただ、暗黙のルールとして、新人選手ははじめは6コースに進入することが多い。

競艇選手としてデビューしてもいきなり勝てるわけではないので、地道に強くなる必要があるぞ。

レーサーは6ヶ月間の成績（勝率、複勝率、事故率、出場回数）に応じて、上からA1級、A2級、B1級、B2級の4つのランクに分けられる。各級のレーサーの比率は、全レーサーに対してA1級=20%、A2級=20%、B1級=50%、B2級=それ以外のレーサーとなる。ランクが上に行くほど、出走日数や格の高いレースへの出場チャンスが増える。（2018年3月時点）

引用：BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

競艇選手になるには年齢・身長・体重・視力の条件がある？

競艇選手になるには、入所試験を受けるために、年齢・身長・体重・視力などの条件がある。

具体的に、ボートレーサー養成所の入所試験の応募資格をまとめたぞ。

• 年齢：15歳以上30歳未満
• 身長：175cm以下
• 体重：男子49～57kg、女子44～52kg
• 視力：両眼とも裸眼で0.8以上

上記の条件を満たしていないと、入所試験を受けることができず、競艇選手にはなれない。

また、第2次試験の受験回数が5回までなので、チャンスは5回だけだな。

入所試験は年2回行われているので、競艇選手になりたいなら、ぜひチャレンジしてみてくれ。

競艇選手になるには年齢が男女ともに15歳以上30歳未満

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるためには、男女関係なく、年齢が15歳以上かつ30歳未満でなければならない。

具体的な条件は、ボートレーサー養成所の応募資格に書かれているぞ。

例えば、2025年4月1日入所の試験は、1995年4月2日～2010年4月1日生まれが受験できる。

ただし、実際には20歳前後の受験者が多く、25歳以上の受験者は珍しいようだ。

実際に、2024年10月1日の入所生は19歳が18名で最も多く、20歳の6名がその次に多かったぞ。

競艇選手になるには身長が男女ともに175cm以下

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるには、男女関係なく、入所試験の時点で身長175cm以下でなければならない。

これは、身長が高すぎると、競艇選手として活躍しにくくなるからみたいだな。

競艇では体重が軽い方がスピードを出しやすく、身長が高い選手は無理な減量が必要になる。

無理な減量をすると体調が悪くなり、事故につながりやすくなるため危険なのだ。

ちなみに、選手になった後で身長が伸びて176cm以上になっても、選手は続けられるようだな。

競艇選手になるには体重が男子は49～57kg、女子は44～52kg

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるには、男子は体重が49kg～57kg、女子は体重が44kg～52kgでなければならない。

これは、競艇では体重がレース結果に影響しやすく、体重管理が重要だからだな。

実際に、競艇選手には最低体重のルールがあり、男子は52kg、女子は47kgと決められている。

入所試験を受けるための条件は、男女ともに最低体重よりも軽くなっているぞ。

そのため、入所試験を最低体重で受けた場合は、競艇選手になった後で体重を増やす必要があるな。

ボートレースでは、レーサーの体重がレースの勝敗に大きく影響するため、最低体重制限（男子52kg・女子47kg）が設けられている。レースに勝つためにはより軽い体重でいることが望ましいため、大柄なレーサーはしばしば過酷な減量に挑む。トップレーサーともなると、1年間のほとんどがレース日とレース場への移動日となるため、常に50kg台に体重をキープする必要があり、徹底した体重および体調管理を行っている。中には、節に入ると体重を少しでも軽くしようと、絶食さえする男子レーサーもいるほどだ。

引用：BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

競艇選手になるには視力が男女ともに裸眼で0.8以上

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるためには、男女関係なく、視力が両眼ともに裸眼で0.8以上なければならない。

コンタクト・フェイキックIOL「有水晶体眼内レンズ」手術は不可みたいだな。

競艇選手は、水面に設置された大時計の針を見ながらスタートタイミングを合わせている。

視力が悪いとスタートタイミングを合わせにくく、大きく不利になるぞ。

フライングは他の選手・主催者・競艇ファンの全ての迷惑がかかるため、厳しい条件があるのだ。

ボートレース独特のスタート方法。各レーサーがタイミングを計って、大時計が0秒から1秒を指す間にスタートラインを通過するというもの。大時計が0秒を指すより少しでも早くラインを超えてしまった場合はフライング（F）、1秒を過ぎてラインを通過した場合は出遅れ（L）として欠場になる。フライングまたは出遅れした艇の舟券は、すべて返還になる。

引用：BOAT RACE オフィシャルウェブサイト

競艇選手になるには学歴、聴力、弁色力などの条件もある

出典：ボートレーサーへの道のり

競艇選手になるには、年齢、身長、体重、視力以外に学歴、聴力、弁色力などの条件もある。

まず、学歴は入所日において中学校を卒業している必要があるぞ。

聴力や弁色力についても、選手養成訓練を行うのに支障がないと判断される必要があるな。

また、モーターボート競走の公正を害するおそれがあると入所できない。

これには、モーターボート競走法に違反して、罰金以上の刑に処せられた者などが該当するぞ。

競艇選手になるには費用がいくらかかる？

競艇選手になるには、費用がいくらかかるかというと、数万円程度しかかからないみたいだ。

まず、ボートレーサー養成所の受験手数料が第1～3次試験で合計1万2千円かかる。

また、ボートレーサー養成所への交通費や自己使用物は各自で負担しなければならないぞ。

ボートレーサー養成所の養育費も以前はかかったが、現在は無償化されている。

そのため、競艇選手になるための費用は、大学に行って授業料を払うよりも安く済みそうだな。

ボートレーサー養成所の受験手数料が合計1万2千円

競艇選手になるための費用として、ボートレーサー養成所の受験手数料が合計1万2千円かかる。

内訳は、第1次試験が3千円、第2次試験が6千円、第3次試験が3千円となっているぞ。

第1次試験の手数料3千円については、郵便振替にて振り込み、受領証を貼り付けるようだな。

また、第2・3次試験の受験手数料は、前の試験の合格後に支払うように書かれていた。

大学入試共通テストの受験料が3教科以上で1万8千円なので、受験手数料は常識的な金額だろう。

受験手数料：3千円を郵便振替にて受験者本人名義で指定口座に締切日までに振り込み、振替払込請求書兼受領証を受験申請書受付票の裏面に糊で貼付(受験手数料の振込手数料は受験者本人の負担となります)

引用：ボートレーサー養成所｜募集要項

ボートレーサー養成所での養育費は無料

競艇選手になるための費用として、ボートレーサー養成所の養育費は無料でお金はかからない。

養育費とは、具体的には食費・宿泊費・訓練服・訓練設備費のことらしいぞ。

以前は自己負担費用として年間120万円かかっていたが、2017年に無償化されたみたいだな。

大学の学費が年間60～140万円みたいなので、以前の自己負担費用も常識的な金額だ。

とはいえ、養育費が無料になったのは、これから競艇選手になりたい人にとって嬉しい変更だぞ。

養成訓練に係る食費・宿泊費・訓練服・訓練設備費は無償となります。

引用：新ボートレーサー募集

日本モーターボート競走会は２日、第１２２期選手養成員（１７年４月入学）から、養成訓練にかかる費用年間１２０万円（宿泊費、食費など自己負担費用）を無償化することを発表した。

引用：日刊スポーツ

ボートレーサー養成所への交通費や自己使用物は各自で負担

競艇選手になる費用として、ボートレーサー養成所への交通費や自己使用物は各自で負担する。

自己使用物とは、下着・タオル・洗剤などの生活用品を指しているようだな。

ボートレーサー養成所には売店があるらしく、夕食後15分程度だけ営業しているみたいだ。

何が売っているのかは調べてもわからなかったが、ある程度は揃いそうだぞ。

また、起床から消灯まで厳しいスケジュールなので、余計なお金を使っている暇はなさそうだ。

ご自宅と養成所間の交通費、下着やタオル、洗剤等などの自己使用物は各自で負担頂きます。

引用：新ボートレーサー募集

ボートレーサー養成所の入所試験は難しい？

ボートレーサー養成所の入所試験は難しいと言われていて、試験の合格倍率は約20倍らしい。

入所試験は、第1次試験、第2次試験、第3次試験の順番に実施されるぞ。

第1次試験では学科試験と体力試験、第2次試験では適性試験と体力試験が実施されるな。

さらに、第3次試験では人物試験が実施されて、最終的な合否発表となる。

学科試験は高校入試レベルらしいので、合否の鍵を握るのは体力試験と適性試験になりそうだ。

第1次試験は学科試験と体力試験

出典：「目指せ！ボートレーサー！！！」

ボートレーサー養成所の入所試験の第1次試験では、学科試験と体力試験の2つが実施される。

学科試験では、高校入試レベルの国語・数学・理科・社会が実施されるぞ。

試験はマークシート方式で、第130期のときは各科目15問、制限時間40分で実施されたな。

体力試験では、握力・背筋・垂直跳び・上体そらし・立位体前屈が実施される。

第1次試験は全国の主要都市で行われるので、自分の住んでいる地域の試験会場で受験できるぞ。

第2次試験は適性試験と体力試験

出典：「目指せ！ボートレーサー！！！」

ボートレーサー養成所の入所試験の第2次試験では、適性試験と体力試験の2つが実施される。

適性試験では、全身反応・教練・目と手の協応動作・手腕などが実施されるぞ。

反射神経や手先の器用さ、教官の指示に正しく従えるかどうかなどを見られるようだな。

体力試験では、開脚体前屈・上体起こし・反復横跳びが実施される。

第2次試験は福岡県のボートレーサー養成所で実施されるので、試験を受けに行く必要があるぞ。

第3次試験は人物試験

出典：「目指せ！ボートレーサー！！！」

ボートレーサー養成所の入所試験の第3次試験では、人物試験という名前の面接が実施される。

人物試験では、受験性1名に対して、面接官2～3名で3～5分程度の面接が行われるぞ。

面接では、モチベーションや団体生活についてや、訓練への気持ちなどを聞かれるらしい。

人物試験の後、身体検査と適性検査が行われ、最終的な合否発表になる。

第3次試験は、第2次試験の合否発表日から、ボートレーサー養成所付近で続けて実施されるぞ。

ボートレーサー養成所での生活は厳しい？

ボートレーサー養成所での生活は厳しく、卒業できるのは入所者のうちの半分程度のようだ。

これは、養成所では「礼と節」が重視されて、厳しい指導があるからみたいだな。

例えば、スマホなどの持ち込みが禁止されていたり、髪型の指定があったりするようだぞ。

また、自由な外出もほとんどできず、休日は自習や雑業をすることが多いらしい。

このような厳しい生活を乗り越えることで、一人前の競艇選手としてデビューできるみたいだな。

基本は礼と節
不屈のプロフェッショナル精神を育成する全寮制教育

引用：ボートレーサー養成所

ボートレーサー養成所での1年の流れ

出典：「目指せ！ボートレーサー！！！」

ボートレーサー養成所での1年の流れは、入所式から始まって、修了式までの訓練生活になる。

具体的に、養成所の1年の流れの動画を参考に1年の流れをまとめたぞ。

入所式

同期の仲間と共に訓練生活がスタート

基礎課程（入所～3か月）

基本の習熟とルールの理解

操縦→基本旋回

整備→装着、計測、モーター分解組立

応用課程（4か月～7か月）

実践に向けてのステップアップ

操縦→スタートや2艇及び3艇での旋回

整備→プロペラ修正や性能向上整備

実践課程（8か月～修了）

プロへの最終仕上げ

模擬レースなどの実践訓練

現役の選手や整備士を招いた高度な指導

終了記念競走

養成所チャンプを決める訓練生活の集大成

修了式

修了証書を授与されて念願の競艇選手へ

このように、ボートレーサー養成所では、1年間かけて競艇選手としての技術を教えてもらえる。

また、技術以外にも、モーターボート競走法の勉強などの座学もあるようだな。

4か月目には進級試験、11か月目には修了試験、12か月目には資格検定試験も実施されるぞ。

他にも、遠足、バーベキュー大会、マラソン大会などのイベントもあるようだ。

夏休みと冬休みも7～10日程度あって、その期間は養成所を離れて帰省するこもできるみたいだな。

ボートレーサー養成所での1日の流れ

出典：「目指せ！ボートレーサー！！！」

ボートレーサー養成所での1日の流れは、6:00起床から始まって、22:00消灯で終わる流れだ。

具体的に、養成所の1日の流れの動画を参考に1日の流れをまとめたぞ。

6:00起床

6:10日朝点呼

6:30掃除

7:00朝食

7:50国旗掲揚

8:00課業

12:00昼食

13:00課業

16:55国旗降下

17:00夕食

17:45自習

19:00入浴/自由時間

21:00掃除

22:00消灯

22:30日夕点呼

このように、ボートレーサー養成所では、朝早くから夜遅くまで細かく行動が決まっている。

養成所では全て5分前行動で、規則正しい厳格な生活を送らなければならないぞ。

さらに、一人でも遅刻すると、連帯責任で全員が腕立て伏せなどの罰則を科されるらしい。

また、養成所にはスマホやパソコンなどの持ち込みは禁止されているようだ。

公衆電話ブースが週に一度だけ開放されるらしく、外部との連絡はこのときにするみたいだぞ。

競艇選手になることについてのよくある質問

ここからは、競艇選手になることについてのよくある質問に回答していくぞ。

競艇選手になるには｜まとめ

競艇選手になるための流れについてまとめると、この5つがポイントだ。

競艇選手になるには、年齢は15歳以上30歳未満、身長は175cm以下という厳しい条件がある。

さらに、合格倍率は約20倍なので、入所試験に合格するだけでも大変だぞ。

また、入所試験に合格した後も、ボートレーサー養成所での厳しい訓練生活が待っている。

ただし、この記事は2024年12月上旬に書いていて、条件などもその時の情報だ。

最新の情報については、競艇の公式サイトやボートレーサー養成所のサイトをチェックしてくれ。

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