この記事では「ミッドナイトボートレースで勝ちたい!」という方に向けて、
- レースの時間帯や投票方法
- 2022年度の開催日程と開催地
- 予想のコツや攻略法
などを分かりやすくまとめた。
ミッドナイトボートレースとは、レースの時間帯が17~22時頃の深夜のレースだ。
2022年度は、5・9・10・1・2月に合計6節(5月が2節)が、下関・若松・大村で開催される。
レースは無観客開催で行われるので、パソコンやスマホでネット投票するのが便利だな。
また、1コースの1着率が昼間のレースより高いため、予想するときは1コースの1着を重視しよう。
他にも、競艇場ごとの特徴や予想のコツを解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。

ミッドナイトボートレースとは?
ミッドナイトボートレースとは、レースの時間帯が17~22時頃の深夜のレースだ。
ナイターレースは15~21時頃なので、レースの時間帯が1~2時間後ろにズレたことになるな。
また、ミッドナイトボートレースは無観客開催で行われるので、現地観戦ができない。
現地での舟券購入も前売りだけなので、ネット投票とライブ中継を活用するのがおすすめだ。
ここからは、ミッドナイトボートレースの基礎知識として、以下の3つを解説していくぞ。
ミッドナイトボートレースの基礎知識
- レースの時間帯は17~22時頃
- 全てのレースが無観客開催
- 舟券の購入はネット投票か場外発売

レースの時間帯は17~22時頃
ミッドナイトボートレースは、1Rが17時頃に発売開始され、12Rが22時頃に発売締切となる。
12レースが約5時間で行われるので、レース間隔は約25分間と少し短くなるな。
また、これまで行われてきたナイターレースは、レースの時間帯が15~21時頃だった。
これと比べると、レースの開始が約2時間、レースの終了が約1時間遅くなったことになるぞ。
レースの時間帯が大きく変わるわけではないので、ナイターレースの延長と考えてもいいだろう。

全てのレースが無観客開催
ミッドナイトボートレースでは、全てのレースが無観客開催で行われる。
開催場とその外向発売所は、1Rのスタート展示が始まる17時頃以降は入場できなくなるぞ。
これはおそらく、観客を入れると、歓声などで近隣住民に迷惑がかかるからだろう。
また、競艇場のスタッフや警備員を減らすことで、コストを削減しているのかもしれないな。
現地観戦できないのは少し残念だが、ネット投票とライブ中継でレースを楽しもう。

舟券の購入はネット投票か場外発売
ミッドナイトボートレースでは、ネット投票か場外発売で舟券を購入できる。
ただし、場外発売では20時45分頃までのレースしか購入できず、それ以降は前売り発売となるぞ。
また、開催場やその外向発売所では、全てのレースを前売り発売でしか購入できないようだ。
前売り発売では、展示航走や展示タイムを確認できないため、予想の精度が悪くなる。
そのため、ミッドナイトボートレースに投票するときは、ネット投票を利用するのがおすすめだな。
用語解説
場外発売とは・・・開催場以外の競艇場や駅近くの場外発売所での舟券発売のこと。

ミッドナイトボートレースの2022年度の開催情報
2022年度のミッドナイトボートレースは、5・9・10・1・2月に合計6節が開催される。
また、開催場は2021年度と同じく、下関・若松・大村の3場となっているぞ。
開催日程と開催地を下の表にまとめたので、開催中は深夜のレースをぜひ楽しんでみてくれ。
開催日程 | 開催場 | 1R発売開始時刻 | 12R発売締切時刻 |
---|---|---|---|
2022年5月9日~5月15日 | 大村 | 17:05 | 21:54 |
2022年5月29日~6月4日 | 下関 | 17:05 | 21:54 |
2022年9月7日~9月13日 | 若松 | 17:05 | 21:40 |
2022年10月1日~10月6日 | 下関 | 17:05 | 21:54 |
2023年1月15日~1月19日 | 大村 | 17:05 | 21:54 |
2023年2月1日~2月5日 | 若松 | 17:05 | 21:40 |

2022年度の開催日程は5・9・10・1・2月
2022年度のミッドナイトボートレースは、5・9・10・1・2月に開催される予定だ。
5月に2節、9・10・1・2月に1節ずつ開催されるので、1年間で合計6節が開催されるぞ。
2021年度は5か月間で合計5節が開催されたので、開催数は1節だけ増えているな。
ただし、期間を考えると、開催頻度はむしろ減っているとも言えるだろう。
個人的には、開催数がもっと増えると思っていたが、それは来年度以降に期待しよう。

2022年度の開催場は下関、若松、大村
2022年度のミッドナイトボートレースは、下関、若松、大村の3場で開催される。
この3場には水面を照らす照明設備があり、通年ナイターレースが開催されているな。
2021年度もこの3場だったので、2022年度は開催場が増えていないことになる。
深夜のレースは、騒音などの問題から、開催するには近隣住民の理解が必要らしい。
もしかしたら、街中にある競艇場では、設備があっても開催が難しいのかもしれないぞ。

ミッドナイトボートレースの予想のコツは?
ミッドナイトボートレースの予想のコツは、基本的にはナイターレースと同じだ。
なぜなら、レースの時間帯が1~2時間ズレているだけで、ルールなどは変わらないからだな。
しかし、ミッドナイトはナイターと全く同じではなく、独自の特徴も持っている。
そのため、ナイターの予想のコツに加えて、ミッドナイト独自の予想のコツもあるのだ。
ここからは、ミッドナイトボートレースの予想のコツとして、以下の5つを解説していくぞ。
ミッドナイトボートレースの予想のコツ
- レースの時間帯で狙い目を変える
- ナイターレースに慣れている選手を狙う
- 日没後は45歳以上の選手の評価を下げる
- モーターのレース足を重視する
- 2回走りの後半のレースに注意する

レースの時間帯で狙い目を変える
出典:https://www.boatrace.jp/
ミッドナイトの予想のコツの1つ目は、レースの時間帯によって狙い目を変えることだ。
これは、水面状況が変わることで、コースの有利不利が変わってくるからだな。
具体的には、前半は1号艇以外の1着を重視して、後半は1号艇の1着を重視してくれ。
実際に、2021年度に行われた312レースについて、時間帯ごとの枠番別1着率をまとめたぞ。
1~4R | 5~8R | 9~12R | |
---|---|---|---|
1号艇 | 49.0% | 65.4% | 78.8% |
2号艇 | 14.4% | 5.8% | 5.8% |
3号艇 | 11.5% | 8.7% | 6.7% |
4号艇 | 11.5% | 10.6% | 3.8% |
5号艇 | 6.7% | 5.8% | 2.9% |
6号艇 | 6.7% | 3.8% | 1.9% |
※2021年度の全312レースを調査
上の表から、レースの時間帯が遅くなるほど、1号艇の1着率が上がっていることがわかる。
これは、時間が遅くなるほど気温が下がり、モーターの出足が良くなるからだ。
出足が良くなると、助走距離の短い1コースの艇でもスタートを決めやすくなるわけだな。

また、1~4RはB級選手が1号艇になることが多く、9~12RはA級選手が1号艇になることが多い。
すると、A級選手のほうが実力上位なので、9~12Rのほうが1号艇の1着率が高くなる。
このような番組の違いも、レースの時間帯が遅くなるほど1号艇の1着率が上がる原因だな。
1号艇の1着率の変化は、水面状況の影響が5~10%、番組の影響が20~25%だろう。
ミッドナイトボートレースを予想するときは、この変化を踏まえて買い目を決めてみてくれ。

ナイターに慣れている選手を狙う
出典:https://www.boatrace.jp/
ミッドナイトの予想のコツの2つ目は、ナイターレースに慣れている選手を狙うことだ。
これは、昼のレースと夜のレースでは、モーターの調整やスタート時の風景が変わるからだな。
例えば、地元の競艇場がナイター場の選手は、ナイターレースを得意としていることが多い。
具体的には「群馬、愛知、大阪、香川、山口、福岡、長崎」の7つの支部の選手には注目したい。
また、前走がナイターレースだった選手も、同じ感覚でレースできるので有利になりやすいぞ。

日没後は45歳以上の選手の評価を下げる
出典:https://www.boatrace.jp/
ミッドナイトの予想のコツの3つ目は、日没後は45歳以上の選手の評価を下げることだ。
これは、日没後は競走水面の周辺が暗くなり、大時計が見えにくくなるからだな。
競艇のスタートでは、選手が大時計を目視で確認して、スタートタイミングを合わせている。
しかし、40代後半になると動体視力が低下するため、スタートを合わせにくくなるのだ。
ただし、実力上位の選手やナイターに慣れている選手は、上手くスタートできることもあるぞ。

モーターのレース足を重視する
出典:大村競艇場の公式サイト
ミッドナイトの予想のコツの4つ目は、普段よりもモーターのレース足を重視することだ。
これは、ミッドナイトでは、展示航走から本番のレースまでの時間が短いからだな。
時間が短いとエンジンが冷え切らないこともあり、スタートや舟足に影響するらしいぞ。
レース足は、実践向けの足のことで、一周タイム・まわり足タイム・直線タイムに反映される。
そのため、ミッドナイトでは、この3つのタイムを展示タイムより重視するのがおすすめだ。

2回走りの後半のレースに注意する
出典:https://www.boatrace.jp/
ミッドナイトの予想のコツの5つ目は、2回走りの選手の後半のレースに注意することだ。
これは、ミッドナイトでは、デイやナイターよりもレース間隔が短いからだな。
選手がモーター整備のための時間をとりにくいため、モーター調整が間に合わないことがあるぞ。
特に、1走目と2走目で、スロースタートとダッシュスタートが変わる選手には注意したい。
なぜなら、モーターの調整は、スローなのかダッシュなのかで変わってくるからだ。
1走目で活躍していても油断せずに、2走目の展示航走や展示タイムをきちんと確認してみてくれ。

ミッドナイトボートレースの開催場の特徴は?
2022年度のミッドナイトボートレースは、下関、若松、大村の3場で開催される。
そのため、この3場の攻略法を学ぶことが、的中率と回収率アップの近道だ。
ただし、ミッドナイトの開催数は今のところ少なく、競艇場ごとのデータが十分ではない。
そこで、今回はナイターレースの18時以降のデータから、競艇場ごとの特徴を分析していく。
水面特徴とコース別1~3着率をまとめたので、予想するときは参考にしてみてくれ。

下関競艇場の特徴と予想のコツ
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 67.5% | 15.8% | 6.0% |
2 | 8.7% | 28.8% | 21.4% |
3 | 8.6% | 25.3% | 20.4% |
4 | 8.2% | 15.1% | 19.9% |
5 | 5.2% | 10.2% | 18.9% |
6 | 1.9% | 5.2% | 14.0% |
データ:艇国データバンク
集計期間:2021年1月1日~2021年12月31日
上の表から、下関競艇場の18時以降のレースでは、1コースの1着率が高いことがわかる。
そのため、予想するときは、1コースの1着を重視するのがおすすめだ。
他にも、上の表からは、2~4コースの1着率はほとんど変わらないこともわかるな。
このことから、2~4コースについては、選手やモーターを重視して予想するのがいいだろう。

また、下関競艇場には、潮の影響は小さいが、風の影響は大きいという特徴がある。
風向きに関わらず、風速4m以上になると、1コースの1着率が下がるぞ。
このとき、追い風なら2・3コースの1着率が上がり、向かい風なら2・4コースの1着率が上がる。
予想するときは、直前情報で風向きと風の強さを確認して、予想に活かしてみてくれ。

若松競艇場の特徴と予想のコツ
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 66.5% | 15.9% | 6.8% |
2 | 10.6% | 28.0% | 21.1% |
3 | 8.5% | 24.6% | 23.4% |
4 | 8.4% | 16.2% | 19.7% |
5 | 4.7% | 10.4% | 15.9% |
6 | 1.2% | 5.2% | 13.5% |
データ:艇国データバンク
集計期間:2021年1月1日~2021年12月31日
上の表から、若松競艇場の18時以降のレースでは、1コースの1着率が高いことがわかる。
そのため、予想するときは、1コースの1着を重視するのがおすすめだ。
他にも、上の表からは、2コースの1着率が3・4コースの1着率より高いこともわかるな。
全国平均よりは低い数値ではあるが、2コースの艇の選手やモーターが良ければ狙ってみてくれ。

また、若松競艇場の水面は洞海湾とつながっており、レース展開が潮と風の影響を受けやすい。
満潮付近や追い潮では1コース、干潮付近や向かい潮では2~4コースが狙い目になるぞ。
さらに、追い風3m以上なら2~4コース、向かい風4m以上なら3~6コースが狙い目になる。
満潮時刻と干潮時刻を出走表、風向きと風の強さを直前情報で確認して、予想に活かしてみてくれ。

大村競艇場の特徴と予想のコツ
コース | 1着率 | 2着率 | 3着率 |
---|---|---|---|
1 | 74.2% | 13.6% | 4.9% |
2 | 6.6% | 27.5% | 20.3% |
3 | 8.7% | 26.2% | 22.0% |
4 | 6.1% | 16.4% | 21.5% |
5 | 3.4% | 12.3% | 18.7% |
6 | 1.0% | 4.3% | 13.3% |
データ:艇国データバンク
集計期間:2021年1月1日~2021年12月31日
上の表から、大村競艇場の18時以降のレースでは、1コースの1着率がかなり高いことがわかる。
下関競艇場や若松競艇場よりも高いので、基本的には1コースが1着をとると考えよう。
ただし「大村競艇場では1号艇が強い」というのは、競艇ファンの間では常識となっている。
1号艇を1着にした買い目はオッズが下がりやすいので、普段よりも買い目点数を絞るようにしよう。

また、大村競艇場では、1号艇が負けるレースを予想できると高配当を狙いやすい。
例えば、前づけする選手がいるレースでは、1コースの艇の進入が深くなることがある。
そうなると、1コースの艇はスタート前に十分に加速できず、外側の艇にまくられてしまうぞ。
他にも、強風のレースでは1コースの1着率が下がるので、直前情報は必ず確認しよう。

ミッドナイトボートレース|よくある質問
ミッドナイトボートレースについてのよくある質問をまとめた。
ミッドナイトボートレースに対応している銀行は?
ミッドナイトボートレースに対応している銀行は、楽天銀行や三井住友銀行などの12行がある。
詳しくはテレボートの指定銀行の一覧で確認できるので、そちらを確認してみてくれ。
ミッドナイトボートレースの2021年度の売上は?
ミッドナイトボートレースの2021年度の売上は、少なくとも200億円以上のようだ。
現地観戦はできないが、売上はむしろ増えているみたいだな。
ミッドナイトボートレースはいつから開催されている?
ミッドナイトボートレースは、2021年10月20日から開催されている。
2022年度はまだ2年目なので、今後も盛り上がっていくことに期待したいところだ。

ミッドナイトボートレース|まとめ
ミッドナイトボートレースについては、この5つがポイントだ。
- レースの時間帯は17~22時頃
- 全てのレースが無観客開催
- 舟券の購入はネット投票か場外発売
- 開催日程は5・9・10・1・2月
- 開催場は下関、若松、大村
また、予想するときは、前半は1コース以外の1着、後半は1コースの1着を重視しよう。
このとき、ナイターに慣れている選手は評価を上げ、45歳以上の選手は評価を下げてみてくれ。
他にも、モーターのレース足を重視したり、2回走りに注意することも重要だな。
2022年度のミッドナイトボートレースは、2022年5月9日から大村競艇場でスタートする。
普段とは違った深夜のレースを、ネット投票とライブ中継を使って楽しんでみてくれ。

参考サイト
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