競艇のうねりとは、水面で発生する波のことだ。
競走する水面にうねりが発生していると、選手が思うように艇を操縦できずに、レースが荒れることが多い。
この記事では、
- うねりの原因と特徴
- うねりのレース予想への影響
- うねりが多い競艇場
について、競艇初心者でも分かりやすいように解説していく。
うねりが発生しやすい競艇場は、全国勝率よりも当地勝率を重視することがポイントだ!
うねりの原因と特徴
うねりが発生する原因としては「淡水と海水がぶつかった影響」や「遠くで発生した波の余波」などが挙げられる。
その場で風が吹いていなくても発生するので、直前情報で風向きや風の強さを見ても、うねりが発生しているかどうかを判断することはできない。
目視での確認が難しいのも厄介な特徴で、ベテランの選手でさえターンする直前までうねりの存在に気付けないらしい。
つまり、舟券を買う俺たちにとっても、競走する選手にとっても、うねりが発生しているかどうかは分からないということだ。
うねりを見極められるのは、その競艇場の水面に慣れている選手だけということだな!
うねりはレース予想にどう影響する?
うねりが発生していると、インコースの艇が有利になる。
アウトコースの艇が第1ターンマークでまくりを狙ったときに、艇がうねりに乗って外側に流れてしまうのだ。
うねりに乗らないためには、他の艇よりも圧倒的に良いスタートを決めて、ターンまでに内側に寄る「絞めまくり」の戦略をとるしかない。
うねりが発生していることが分かっていれば、それに応じた戦略がとれるぞ!
うねりが多い競艇場は?
うねりが多い競艇場として有名なのは「福岡競艇場」だ。
第1ターンマークが那珂川の川面に半分近く張り出していることにより、海水と淡水がぶつかってうねりが発生する。
さらに、博多湾からの波の影響や、博多湾に入港する船の影響も受けるので、うねりは複雑なものになる。
福岡競艇場の予想をするときは、「地元選手」や「当地勝率が高い選手」に注目することがポイントだ。
他にも「びわこ」「江戸川」「宮島」などがうねりが有名な競艇場だ。
普段からその競艇場で練習している地元選手は、水面の変化に敏感ということだな!
まとめ
競艇のうねりについて、もう一度まとめると、
- うねりは目視できない
- 地元選手や当地勝率を重視
- 福岡競艇場は特に要注意
の3つがポイントだ。
うねりが発生しやすい競艇場では、地元選手や当地勝率が高い選手に注目して予想を組み立てよう。
特に、福岡競艇場は荒れやすい水面なので、全国勝率はほとんどあてにならないと言っていい。
うねりに注目して、荒れたレースで万舟券を狙ってみるのもおすすめだ。
福岡以外にも、びわこ、江戸川、宮島はうねりに注意しなければならない競艇場だぞ!
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