この記事では「競艇のフォーメーションってなに?」という方に向けて、フォーメーションの意味や買い方などをまとめた。
フォーメーションとは、何通りかの流しをまとめて買う方法だ。
例えば、三連単「1-23-全」というフォーメーションは、三連単「1-2-全」「1-3-全」という2つの流しをまとめた買い方だな。
フォーメーションは、マークシートを塗る時間を短縮できることがメリットだが、買い目を細かく調整しにくいというデメリットもあるぞ。
フォーメーションを分解すると流しになるのだ!
俺としては、フォーメーションで稼ぐなら、
- 三連単「2艇-全-2艇」
- 三連単「1艇-1艇-全」「1艇-全-1艇」
- 三連単「1艇-2艇-全」
の3つをおすすめしている。
「1着を決められるかどうか?」「有力選手が何名いるか?」などによって、レースごとに3つの買い方を使い分けることが重要だな。
具体的な使い分けも記事のなかで解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。
フォーメーションをマスターして、競艇勝ち組を目指そう!
競艇のフォーメーションとは?
競艇のフォーメーションとは、何通りかの流しをまとめて買う方法だ。
そのため、流しはフォーメーションの一部と考えることもできるな。
また、競艇の流しとは、1艇もしくは2艇を軸にして、舟券を手広く買う方法だ。
例えば、1着の軸を1号艇、2着の軸を2号艇、3着を3~6号艇にすると、三連単「1-2-3456」という流しになる。
流しやフォーメーションは、二連単や三連単を買うときに使われることが多いぞ。
その着を絶対にとると予想した艇。
流しは軸を1艇しか選べないが、これを複数選べるようにしたのがフォーメーションだ。
例えば、1・2着を1・2号艇、3着を3~6号艇にすると、三連単「12-12-3456」というフォーメーションになる。
これは、三連単「1-2-3456」と三連単「2-1-3456」という2つの流しを買っていることになるな。
とはいえ、これだけではフォーメーションのイメージを掴めないかもしれない。
ここからは、二連単と三連単のフォーメーションの具体例を見ていこう。
実際に、舟券の購入画面で解説するぞ!
二連単フォーメーションの具体例
出典:https://www.boatrace.jp/
二連単のフォーメーションでは、1・2着を予想して、何通りかの流しをまとめて買う。
例えば、1着を1・2号艇、2着を1~4号艇にすると、
- 二連単「1-2」
- 二連単「1-3」
- 二連単「1-4」
- 二連単「2-1」
- 二連単「2-3」
- 二連単「2-4」
の6点買いになるな。
これは二連単「12-1234」と書くぞ。
二連単「12-1234」と書くと、1・2号艇が1・2着のどちらにも入っているが、二連単「1-1」や二連単「2-2」のような買い目はない。
そのため、これらの買い目は舟券を買うときに自動的に除かれるのだ。
二連単はフォーメーションを使わずとも、流しで十分なことも多いな!
三連単フォーメーションの具体例
出典:https://www.boatrace.jp/
三連単のフォーメーションでは、1~3着を予想して、何通りかの流しをまとめて買う。
例えば、1着を1号艇、2着を2・3号艇、3着を2~5号艇にすると、
- 三連単「1-2-3」
- 三連単「1-2-4」
- 三連単「1-2-5」
- 三連単「1-3-2」
- 三連単「1-3-4」
- 三連単「1-3-5」
の6点買いになるな。
これは三連単「1-23-2345」と書くぞ。
三連単「1-23-2345」と書くと、2・3号艇が2・3着のどちらにも入っているが、三連単「1-2-2」や三連単「1-3-3」のような買い目はない。
そのため、これらの買い目は舟券を買うときに自動的に除かれるのだ。
あり得ない買い目は自動的に除かれるようになっているな!
【競艇のフォーメーション】買い目点数の計算方法
競艇のフォーメーションでは、選んだ艇の数によって買い目点数が決まる。
ここからは、二連単と三連単について、買い目点数の計算方法を解説するぞ。
買い目点数が自分で計算できるようになれば、フォーメーションを自由自在に使えるようになる。
初めは難しく感じるかもしれないが、慣れてくれば簡単に計算できるようになるので、ぜひ覚えてみてくれ。
フォーメーションの買い目点数を計算できるようになろう!
二連単フォーメーションの点数計算
二連単フォーメーションの買い目点数は、「(1着の艇の数×2着の艇の数)-あり得ない買い目の数」で計算できる。
例えば、二連単「12-1234」の場合は、1着の艇の数が「2」、2着の艇の数が「4」だな。
また、二連単「1-1」「2-2」といった買い目はないので、あり得ない買い目の数は「2」となる。
このことから、二連単「12-1234」の買い目点数は「(2×4)-2=6」と計算できるぞ。
二連単「12-1234」は6点買いになるな!
ちなみに、二連単「12-1234」は、二連単「1-234」「2-134」を組み合わせた買い方でもある。
二連単「1-234」「2-134」の買い目点数はそれぞれ3点だな。
このことから、二連単「12-1234」の買い目点数を「3+3=6」と計算することもできるぞ。
どちらの考え方でも良いので、分かりやすいほうで覚えておいてくれ。
フォーメーションの買い目点数は、流しに分解すると計算しやすいぞ!
三連単フォーメーションの点数計算
三連単フォーメーションの買い目点数は、「(1着の艇の数×2着の艇の数×3着の艇の数)-あり得ない買い目の数」で計算できる。
例えば、三連単「1-23-2345」の場合は、1着の艇の数が「1」、2着の艇の数が「2」、3着の艇の数が「4」だな。
また、三連単「1-2-2」「1-3-3」といった買い目はないので、あり得ない買い目の数は「2」となる。
このことから、三連単「1-23-2345」の買い目点数は「(1×2×4)-2=6」と計算できるぞ。
二連単と比べて、掛け算が1回多くなっているな!
ちなみに、三連単「1-23-2345」は、三連単「1-2-345」「1-3-245」を組み合わせた買い方でもある。
三連単「1-2-345」「1-3-245」の買い目点数はそれぞれ3点だな。
このことから、三連単「1-23-2345」の買い目点数を「3+3=6」と計算することもできるぞ。
どちらの考え方でも良いので、分かりやすいほうで覚えておいてくれ。
三連単のフォーメーションも、二連単と同じように流しに分解できるのだ!
【競艇のフォーメーション】メリット・デメリット
競艇のフォーメーションには、メリットもあればデメリットもある。
まず、フォーメーションのメリットは、マークシートを塗る時間を短縮できることだ。
通常のマークシートでは、買い目点数が多いときにマークに時間がかかってしまう。
その結果、締切時間に間に合わなかったり、マークミスをしたりすることもあるだろう。
一方、フォーメーション専用のマークシートなら、少ないマーク数で複数の流しを買うことができる。
時間に余裕ができるので、しっかりとレース予想できるようになるのだ。
フォーメーションを使えば、時間に余裕を持って舟券を買えるようになるぞ!
逆に、フォーメーションのデメリットは、買い目を細かく調整しにくいことだ。
例えば、三連単「1-23-2345」を買おうとしたときに、三連単「1-2-3」のオッズだけが他の買い目と比べて低かったとしよう。
このとき、通常のマークシートなら、三連単「1-2-3」を除いて舟券を買うことができる。
しかし、フォーメーション専用のマークシートでは、一部の買い目だけを除いて舟券を買えないのだ。
そのため、「買い目を細かく調整したい!」という方には、フォーメーションは向いていないな。
このような場合は、通常のマークシートを使うのがおすすめだな!
【競艇のフォーメーション】おすすめの買い方は?
競艇のフォーメーションをするときに、俺がおすすめしているのは、
- 三連単「2艇-全-2艇」
- 三連単「1艇-1艇-全」「1艇-全-1艇」
- 三連単「1艇-2艇-全」
の3つだ。
まず、競艇で稼ぎたいなら、二連単や三連複ではなく三連単を買うべきだ。
これは、三連単は二連単や三連複よりも予想が難しいため、予想の実力が反映されやすいからだな。
運だけでは当たらないので、予想が上手ければ安定してプラス収支を出せるようになるぞ。
三連単は実力勝負だから稼ぎやすいのだ!
その上で、三連単を買うときは、先ほどの3つのフォーメーションを使い分けるのがおすすめだな。
「1着を決められるかどうか?」「有力選手が何名いるか?」などによって、使うべきフォーメーションが変わってくるぞ。
ここからは、3つのフォーメーションの使い分けと具体例を解説していく。
三連単フォーメーションを買うときは、ぜひ参考にしてみてくれ。
ここからの解説では、1着をとれそうな選手を「本命選手」、2・3着をとれそうな選手を「有力選手」という名前で呼んでいくぞ。
レースごとに、3つのフォーメーションを使い分けよう!
三連単「2艇-全-2艇」
出典:https://www.boatrace.jp/
三連単「2艇-全-2艇」は、本命選手が2名いるときに使うのがおすすめだ。
これは、2名の本命選手を1・3着にして、2着を総流しする買い方だな。
例えば、「1・2号艇がどちらも1着をとりそう」と予想したときは、三連単「12-全-12」になる。
このときの具体的な買い目は、
- 三連単「1-3-2」
- 三連単「1-4-2」
- 三連単「1-5-2」
- 三連単「1-6-2」
- 三連単「2-3-1」
- 三連単「2-4-1」
- 三連単「2-5-1」
- 三連単「2-6-1」
の8点買いだ。
本命選手が2名いるときは、ターンするときに競り合うことが多い。
この場合、競り合いに勝った選手はそのまま1着をとり、競り合いに負けた選手はターンが流れたりして3着になりやすいぞ。
そうやって、前方の2艇が競り合っている隙をついた選手が2着に入ってくるイメージだ。
本命選手が2名いるときは、三連単「2艇-全-2艇」がおすすめだ!
三連単「1艇-1艇-全」「1艇-全-1艇」
出典:https://www.boatrace.jp/
三連単「1艇-1艇-全」「1艇-全-1艇」は、本命選手と有力選手が1名ずついるときに使うのがおすすめだ。
これは、本命選手を1着、有力選手を2着にした3着総流し(1艇-1艇-全)と、本命選手を1着、有力選手を3着にした2着総流し(1艇-全-1艇)を組み合わせた買い方だな。
例えば、「1号艇が1着、2号艇も2・3着には入ってきそう」と予想したときは、三連単「1-2-全」「1-全-2」になる。
このときの具体的な買い目は、
- 三連単「1-2-3」
- 三連単「1-2-4」
- 三連単「1-2-5」
- 三連単「1-2-6」
- 三連単「1-3-2」
- 三連単「1-4-2」
- 三連単「1-5-2」
- 三連単「1-6-2」
の8点買いだ。
本命選手と有力選手が1名ずつしかいなければ、堅いレース結果になりやすい。
ただし、有力選手でもターンミスをすると、2着をとれずに3着になってしまうこともある。
逆に、第1ターンマークの直後は4着でも、レース中盤で追い上げて3着になることもあるな。
本命選手と有力選手が1名ずついるときは、三連単「1艇-1艇-全」「1艇-全-1艇」がおすすめだ!
三連単「1艇-2艇-全」
出典:https://www.boatrace.jp/
三連単「1艇-2艇-全」は、本命選手が1名、有力選手が2名いるときに使うのがおすすめだ。
これは、本命選手を1着、有力選手を2着にして、3着を総流しする買い方だな。
例えば、「1号艇が1着、2・3号艇が2着をとりそう」と予想したときは、三連単「1-23-全」になる。
このときの具体的な買い目は、
- 三連単「1-2-3」
- 三連単「1-2-4」
- 三連単「1-2-5」
- 三連単「1-2-6」
- 三連単「1-3-2」
- 三連単「1-3-4」
- 三連単「1-3-5」
- 三連単「1-3-6」
の8点買いだ。
本命選手が1名、有力選手が2名いるときは、堅いレース結果になりやすい。
しかし、有力選手同士が競り合った結果、どちらかが着外になってしまうこともある。
この買い方なら、3着を総流ししているので、3着に思わぬ艇が入ってきたときでも的中するぞ。
本命選手が1名、有力選手が2名いるときは、三連単「1艇-2艇-全」がおすすめだ!
【競艇のフォーメーション】舟券はどうやったら買える?
競艇のフォーメーションは、現地なら「フォーメーション/ボックス マークシート」を使い、テレボートなら「フォーメーション投票」を使おう。
通常の買い方と比べて、買い目点数が多くても短い時間で舟券を買えることがメリットだな。
ここからは、現地とテレボートの両方の買い方を解説していく。
競艇初心者でもわかりやすいように解説するので、ぜひ覚えていってくれ。
具体例として、先ほどの3つのフォーメーションの買い方を解説するぞ!
現地で買うときのマークシートの書き方
フォーメーションを現地で買うときは、「フォーメーション/ボックス マークシート」を使う。
まずは、レース番号・開催場・式別を通常のマークシートと同じようにマークしよう。
ここを間違えると、全く違うレースを買うことになってしまうので注意してくれ。
次に、フォーメーションの1着・2着・3着の部分に艇番をマークする。
この部分については、買い方によってマークの仕方が変わってくるため、後ほど解説するぞ。
レース番号や開催場のマークミスに注意だ!
最後に、1点当たりに賭ける金額を、1点の金額と単位の部分にマークしよう。
例えば、1点当たり100円賭けたいときは、1点の金額に「1」、単位に「百」をマークするぞ。
フォーメーションの舟券代は「1点当たりに賭ける金額×買い目点数」で計算できる。
先ほどの3つのフォーメーションは全て8点買いなので、舟券代は「1点当たりに賭ける金額×8」になるな。
ちなみに、フォーメーションの場合、買い目ごとに賭け金を変えることはできないぞ。
ここからは、艇番のマークの仕方を見ていこう!
三連単「12-全-12」のマークシート
三連単「12-全-12」を買うときは、1着に「1・2」、2着に「全通り」、3着に「1・2」をマークする。
1枚のマークシートで8点買いできるので、通常のマークシートと比べるとかなり楽だな。
三連単「1-2-全」「1-全-2」のマークシート
三連単「1-2-全」「1-全-2」を買うときは、マークシートを2枚使わなければならない。
まず、1枚目は、1着に「1」、2着に「2」、3着に「全通り」をマークする。
次に、2枚目は、1着に「1」、2着に「全通り」、3着に「2」をマークするぞ。
舟券も2枚に分かれるので、なくさないように注意してくれ。
三連単「1-23-全」のマークシート
三連単「1-23-全」を買うときは、1着に「1」、2着に「2・3」、3着に「全通り」をマークする。
1枚のマークシートで8点買いできるので、通常のマークシートと比べるとかなり楽だな。
三連単「1-2-全」「1-全-2」だけはマークシートを2枚使うぞ!
テレボートで買うときの操作方法
出典:https://www.boatrace.jp/
フォーメーションをテレボートで買うときは、「フォーメーション投票」を使う。
例えば、三連単をフォーメーションしたいときは、「投票」「3連単」「フォーメーション投票」のタブを選択しよう。
次に、1・2・3着の部分で艇番を選ぶ。
最後に、購入金額に1点当たりに賭ける金額を入力すれば完了だ。
上のイラストでは、三連単「12-全-12」に1点当たり100円を賭けるようになっているな。
テレボートについて詳しく知りたい方は、関連記事をチェックしてみてくれ!
【競艇のフォーメーション】よくある質問
競艇のフォーメーションについてのよくある質問をまとめたぞ。
フォーメーションとボックスはどっちが良い?
フォーメーションとボックスは、どちらか片方が優れているということはない。
そのため、レースごとに使い分けることが重要だな。
三連単を買うときの使い分けについては、「競艇 三連単」の記事をチェックしてみてくれ。
三連単「1艇-2艇-全」と二連単はどっちがお得?
三連単「1艇-2艇-全」と二連単は的中条件が同じになる。
例えば、三連単「1-23-全」と二連単「1-23」は、1着が1号艇、2着が2号艇か3号艇なら、どちらの買い方でも的中だな。
ただし、このとき、どちらかの買い方のほうがお得ということはない。
「1-2-3」のような鉄板寄りの着順なら二連単のほうが払戻金が高くなるし、「1-2-6」のような穴寄りの着順なら三連単のほうが払戻金が高くなるからだ。
レース結果が出ないと、どちらがお得かはわからないということだな。
オッズの旨味としては、どちらを買ってもあまり変わらないぞ!
しかし、俺としては、二連単よりも三連単「1艇-2艇-全」をおすすめしている。
なぜなら、競艇で稼ぐためには、最終的には三連単4~6点買いを目指すべきだからだ。
三連単「1艇-2艇-全」に慣れてくると、「3着を総流ししなくてもいいかも?」と思えるレースが出てくる。
そのようなときに、三連単なら3着から1~2艇を外すことで、回収率を上げられるぞ。
オッズの旨味は変わらないが、予想が上達する余地があるという点で、二連単より三連単のほうが優れているということだな。
競艇で稼ぎたいなら、三連単を極めるのが一番の近道だ!
【競艇のフォーメーション】まとめ
競艇のフォーメーションについてまとめると、
- 何通りかの流しをまとめて買う方法
- メリットは、マークシートを塗る時間を短縮できること
- デメリットは、買い目を細かく調整しにくいこと
- 現地では、フォーメーション専用のマークシートを使う
- テレボートでは、フォーメーション投票のタブを使う
の5つがポイントだ。
また、フォーメーションをするなら、三連単「2艇-全-2艇」・三連単「1艇-1艇-全」「1艇-全-1艇」・三連単「1艇-2艇-全」の3つを使い分けるのがおすすめだな。
「1着を決められるかどうか?」「有力選手が何名いるか?」などによって、3つの買い方を使い分けてみてくれ。
フォーメーションを使いこなして、プラス収支を勝ち取ろう!
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