今回は、SG「第34回グランプリ/グランプリシリーズ」の現地レポだ。
本当は平和島競艇場に行きたかったが、今年のグランプリはご時世的に入場制限がかかっていた。
そこで、今回はペラボート福岡に行くことにしたぞ。
ペラボート福岡は、福岡競艇場に併設されている外向発売所で、全国のレースに投票できる。
家でネット観戦するのも良いが、こういった場所で雰囲気を楽しむのも良いな。
外向発売所に行くときは、マスクを忘れずにな!
この記事では、「俺の予想と結果」を舟券や払戻機の写真付きで解説していく。
的中したレースについては買い目の解説もするので、今後の予想の参考にもなると思うぞ。
リアルな勝ち負けをまとめたので、一緒に現地に行ったつもりで楽しみながら読んでみてくれ。
出走表を見ながら、買い目の意図を解説していくぞ!
第7Rは42.3倍が的中!
今回の初勝負は第7Rだ。
舟券は三連単「1-5-全」「1-全-5」を1点500円で購入したぞ。
1号艇「萩原秀人」選手が1着をとり、5号艇「桐生順平」選手2着か3着をとるという予想だ。
さっそく、レース結果を見てみよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「1-5-2」だったので、俺の予想は的中だ!
三連単「1-5-2」は16番人気のオッズ42.3倍で、払戻金は「500円×42.3倍=21,150円」となる。
このレースでは、1号艇「萩原秀人」選手が「.11」のスタートから、きちんと逃げ切ってくれたな。
また、5号艇「桐生順平」選手は、第1ターンマークの直後は最後尾だった。
しかし、ターンごとに着順を上げていき、最終的には2着まで上がっていったぞ。
ここからは、俺の予想を解説していく!
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースでは、4~6号艇のモーターの気配がイマイチだった。
特に、4号艇「瓜生正義」選手と6号艇「魚谷智之」選手は、この節の転覆がモーターに悪い影響を与えていると感じたな。
そのため、4~6コースから攻める選手はいないと考えたぞ。
また、2号艇「佐藤翼」選手と3号艇「坪井康晴」選手についても、この節はあまり活躍していない。
攻められそうな選手が誰もいないので、1号艇「萩原秀人」選手が無難に逃げると予想したぞ。
横並びのスタートなら、枠番有利の1号艇が1着をとるだろう。
一方、2・3着については、5号艇「桐生順平」選手が狙い目だと感じた。
「桐生順平」選手は、全国勝率が6名のなかで最も高く、モーター2連率も他の選手と比べると高い。
そのため、5コースからでも2・3着なら入ってくると考えたぞ。
さらに、「桐生順平」選手の2・3着には、そこまで人気が集中していなかった。
ここまでの予想から、三連単「1-5-全」「1-全-5」が「当たりやすそうなわりにはオッズが高い買い目」だと判断したぞ。
第7Rは、三連単「1-5-2」が的中して、収支は+17,150円だったな!
第8Rは不的中……
第7Rが的中だったので、この調子で第8Rも的中させたいところだ。
舟券は三連単「1-5-全」「1-全-5」を1点500円で購入したぞ。
1号艇「馬場貴也」選手が1着をとり、5号艇「前田将太」選手が2着か3着に入ってくるという予想だ。
さっそく、レース結果を見てみよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「4-5-2」だったので、俺の予想は不的中だ。
三連単「4-5-2」は37番人気のオッズ97.1倍だったぞ。
このレースでは、4号艇「徳増秀樹」選手が締めまくりを決めて1着をとった。
向かい風7mという強風が吹いており、1~3号艇がスタート後に伸びなかったことが原因だな。
第7Rと比べて風向きや風の強さが変わっていたので、予想の難しいレースだったと言えるだろう。
気を取り直して、次のレースに集中しよう。
第9Rは46.3倍が的中!
第8Rが不的中だったので、第9Rでは予想に集中して取り戻したいところだ。
舟券は三連単「1-6-全」「1-全-6」を1点500円で購入したぞ。
1号艇「磯部誠」選手が1着をとり、6号艇「山口剛」選手が2着か3着をとるという予想だ。
さっそく、レース結果を見てみよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「1-6-5」だったので、俺の予想は的中だ!
三連単「1-6-5」は19番人気のオッズ46.3倍で、払戻金は「500円×46.3=23,150円」となる。
このレースでは、1号艇「磯部誠」選手が「.15」のスタートから、きちんと逃げ切ってくれたな。
6号艇「山口剛」選手は、第1ターンマークの直後は4番手だった。
しかし、ターンごとに着順を上げていき、最終的には2着まで上がっていったぞ。
ここからは、俺の予想を解説していく!
出典:https://www.boatrace.jp/
このレースでは、1号艇「磯部誠」選手のモーターの気配が良かった。
展示タイムは6.50となっており、6名のなかで最も早いタイムを出していたな。
また、「磯部誠」選手は、全国勝率も6名のなかで3番目に高い。
平均ST・今節STも遅くないので、スタートで出遅れることもなさそうだ。
選手の実力・モーターの気配・枠番有利の3つが揃っているので、1着は堅いと予想したぞ。
モーターの気配が良い1号艇は信頼できるな!
一方、2・3着については、6号艇「山口剛」選手が狙い目だと感じた。
「山口剛」選手は、全国勝率が6名のなかでは低いほうだし、枠番も不利だな。
しかし、展示タイムとオリジナル展示タイムの数値はどちらもかなり良かったぞ。
ピットレポートでも1名だけ自信度☆3を出しており、モーターに自信があるようだった。
「山口剛」選手が2・3着に入ってくれば高配当になるので、このレースでは三連単「1-6-全」「1-全-6」を狙うことにしたぞ。
第9Rは、三連単「1-6-5」が的中して、収支は+19,150円だったな!
第10Rは不的中……
前半は3レース中2レース的中だったので、この調子で第10Rでも的中を出していきたい。
舟券は三連単「2-13-全」を1点500円で購入したぞ。
2号艇「菊地孝平」選手が1着をとり、1号艇「毒島誠」選手か3号艇「白井英治」選手が2着に入ってくるという予想だ。
さっそく、レース結果を見てみよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「1-2-5」だったので、俺の予想は不的中だ。
三連単「1-2-5」は6番人気のオッズ20.1倍だったぞ。
このレースでは、1号艇「毒島誠」選手が「.05」のスタートを決めて、きちんと逃げ切ったな。
2号艇「菊地孝平」選手がこの節は6コースから2・3着をとっており、スタートタイミングも合っていたので、1着をとれる可能性があると考えていた。
差せば「2-1」、まくれば「2-3」と考えたのだが、「毒島誠」選手のほうが一枚上手だったようだな。
「毒島誠」選手が「.10」より早いスタートをするとは思わなかったな。
第11Rは不的中……
ここまでの戦績は2勝2敗なので、第11Rで勝ち越しを狙っていきたい。
舟券は三連単「23-1-全」を1点500円で購入したぞ。
2号艇「深川真二」選手か3号艇「坂口周」選手が1着をとり、1号艇「池田浩二」選手が2着をとるという予想だ。
さっそく、レース結果を見てみよう。
出典:https://www.boatrace.jp/
レース結果は「2-3-1」だったので、俺の予想は不的中だ。
三連単「2-3-1」は27番人気のオッズ95.3倍だったぞ。
このレースでは、1号艇「池田浩二」選手が負けるとしたら、差される展開しかないと考えた。
差されるなら2着には残ると予想したのだが、まさか3着になるとは思わなかったな。
第1ターンマークの展開は予想できていただけに、かなり悔しい思いをしたぞ。
3号艇「坂口周」選手のモーターが思ったよりも良かったな。
第12Rは〇倍が的中?
いよいよ、グランプリの優勝戦だ。
このレースで1着をとった選手が、優勝賞金1億円を手に入れるぞ。
競艇の1年間を締めくくるレースなので、俺としてもきちんと的中させていきたい。
第7~11Rはレース結果を先に伝えたが、優勝戦はせっかくなので俺の予想から解説していこう。
出典:https://www.boatrace.jp/
スタート展示では、6号艇「松井繫」選手が前づけをして、「12356/4」という進入隊形になっていた。
このような前づけがあると、スロースタートの艇はスタート前の助走距離を確保しづらいが、1号艇「峰竜太」選手は助走距離を100m以上とっていた。
助走距離が十分とは言えないが、最低限のスタートはできるだろう。
さらに、「峰竜太」選手は、ピットレポートで「足は節イチ」とコメントしている。
モーターにこれだけ自信があるのなら、きちんと逃げ切ってくれると考えたぞ。
ピットレポートは、モーターの気配を判断するのに便利だな!
また、このレースでは、6号艇「松井繫」選手を2・3着にした買い目は、他の選手を2・3着にした買い目よりも、オッズが1.5~2.0倍くらい高かった。
おそらく、枠番不利の6号艇であることが理由だろう。
グランプリでは、普段は舟券を買わないような初心者も舟券を購入するし、このような初心者は前づけなどの難しい戦略については深く考えない。
そのため、他のレース以上に6号艇の人気が下がっていたのかもしれないな。
初心者は、単純に「6号艇だから不利」と考えるわけだな!
一方、俺としては、「松井繫」選手が2・3着をとる可能性があると予想した。
なぜなら、「松井繫」選手が前づけをするなら、6コースからのスタートではなくなるからだ。
前づけには、スタート位置が変わるせいで、スタートミスをしやすくなるデメリットがある。
しかし、「松井繫」選手ほどのベテラン選手なら、4・5コースからのスロースタートでも、きちんとスタートを決めてくれると考えたぞ。
「松井繫」選手は、「絶対王者」という異名を持つくらいの凄い選手だな!
ここまでの予想をもとに、買い目は三連単「1-6-全」「1-全-6」とした。
1号艇「峰竜太」選手が1着をとり、6号艇「松井繫」選手が2着か3着をとるという予想だな。
三連単「1-6-全」のほうで的中すれば、最低でもオッズ54.9倍が付く。
レース展開によっては、十分に起こり得る着順なので、レースを楽しみに観戦しよう。
ここからは、優勝戦のダイジェストを一緒に見ていこう!
出典:平和島競艇場の公式サイト
まずは進入隊形の攻防から。
6号艇「松井繫」選手が前づけをして、「1236/45」の進入隊形となったぞ。
スロースタートの艇は進入が深くなったものの、どの艇も助走距離を100mくらいはとれそうだな。
出典:平和島競艇場の公式サイト
そして、スタート!
1号艇「峰竜太」選手が「.01」のトップスタートを決めたぞ。
とはいえ、他の選手も遅れておらず、ほぼ横一直線のスタート隊形となった。
出典:平和島競艇場の公式サイト
第1ターンマークでは、「峰竜太」選手が先マイ!
3号艇「寺田祥」選手がまくりを狙い、6号艇「松井繫」選手が差しを狙ったが、どちらの選手もわずかに届かなかった。
肝心のところでミスをしないのは、さすがは「峰竜太」選手だ。
出典:平和島競艇場の公式サイト
「峰竜太」選手は、第2ターンマークでもミスをせずに無難にターンした。
そのままトップを走り続け、グランプリ優勝を決めたぞ。
2・3着は「寺田祥」選手と「松井繫」選手で競っていたが、第2ターンマークで「寺田祥」選手が「松井繫」選手を差して2着をとったな。
出典:平和島競艇場の公式サイト
「峰竜太」選手は、賞金1億円を手に入れて、今年の賞金王になることもほぼ確定した。
今年は年間の優勝回数が14回(SG競走2回、G1競走3回)となっており、大活躍の一年だったな。
来年以降も、どのような活躍を見せてくれるのかに期待したいところだ。
「峰竜太」選手、優勝おめでとう!
出典:https://www.boatrace.jp/
さて、レース結果は「1-3-6」だったので、俺の予想は的中だ!
三連単「1-3-6」は8番人気のオッズ19.0倍で、払戻金は「500円×19.0=9,500円」となる。
6号艇「松井繫」選手を狙ったおかげで、そこそこの払戻金を受け取ることができた。
レース展開によっては、三連単「1-6-3」のオッズ54.9倍が的中していたので、そこだけは少し残念に感じたな。
最後に、トータルの収支を計算してみよう!
はたして、トータルの収支は?
今日は合計6レース分の舟券を買った。
買った舟券やトータルの収支をまとめてみたぞ。
買い目 | 舟券代 | 結果 | 払戻金 | |
---|---|---|---|---|
7R | 三連単「1-5-全」「1-全-5」 | 4,000円 | 的中 | 21,150円 |
8R | 三連単「1-5-全」「1-全-5」 | 4,000円 | 不的中 | 0円 |
9R | 三連単「1-6-全」「1-全-6」 | 4,000円 | 的中 | 23,150円 |
10R | 三連単「2-13-全」 | 4,000円 | 不的中 | 0円 |
11R | 三連単「23-1-全」 | 4,000円 | 不的中 | 0円 |
12R | 三連単「1-6-全」「1-全-6」 | 4,000円 | 的中 | 9,500円 |
- 的中率:50%
- 回収率:224%
- 収支:+29,800円
自力予想で勝負したわりには、かなりの好成績と言っていいだろう。
今回は、5・6号艇の2・3着を狙ったり、1号艇以外の1着を狙ったりすることが多かったな。
その理由としては、
- グランプリでは選手同士の実力差が小さいこと
- グランプリでは人気の買い目のオッズが下がりやすいこと
- 平和島競艇場では1コースの1着率が低いこと
- この日は強い向かい風が吹いていたこと
などが挙げられるぞ。
4つの理由について、簡単に解説するぞ!
まず、選手同士の実力差が小さいと、レースが接戦になりやすい。
すると、1~4号艇が競り合っている隙を突いて、5・6号艇が2・3着に入ってくる可能性が高くなるぞ。
次に、グランプリでは、普段は舟券を買わないような初心者も舟券を買う。
このような初心者は、オッズを見ながら人気の買い目を買うため、人気の買い目のオッズがさらに下がってしまうのだ。
SG競走と一般戦では、狙い目も変わってくるぞ!
また、今年のグランプリが開催された平和島競艇場では、1コースの1着率が46.8%となっている。
他の競艇場と比べて1コースの信頼度が低いので、1コース以外の1着を狙えるようになるぞ。
最後に、この日の平和島競艇場では、強い向かい風が吹いていた。
スロースタートの艇がスタートダッシュを決めづらく、ダッシュスタートの艇が活躍しやすい水面状況だったわけだな。
競艇場の特徴や水面の状況も、予想に活かしていこう!
このように、競艇で稼ぐためには、レース・競艇場・水面状況などによって、狙い目を変えることが重要だな。
また、選手の勝率だけではなく、モーターの気配もチェックしなければならない。
俺のブログでは、他にも競艇予想に役立つ記事をまとめている。
自力予想で勝ちたい方は「予想方法」や「勝ち方」の記事も読んでみてくれ。
2020年のグランプリも、現地で楽しみながら勝つことができて最高だったぞ!
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