競艇ファンなら「G1で勝ちたい!稼ぎたい!」と思っている方が多いのではないだろうか。
また、初心者は「競艇のG1ってなに?」と思っているかもしれないな。
競艇のG1(グレード・ワン)は、原則A1級選手だけが出場できる格付けの高いレースだ。
優勝賞金は1,000万円以上が多く、周年記念を中心に1年間で約35回開催される。
ここからは、G1の基礎知識や予想のコツを解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。
G1の攻略法をマスターして、プラス収支を目指そう!
- 競艇のG1はA1級選手が出場する格付けの高いレース
- 競艇のG1のなかでも格付けの高いレースがPG1
- 競艇のG1の優勝賞金は一部を除いて1,000万円前後
- 2024年のPG1競走は1・4・8・9・12月に開催
- 2024年の周年記念は毎月0~4回開催
- 2024年の地区選手権は2月上旬から6つの地区で開催
競艇のG1(グレード・ワン)とは?
競艇のG1(グレード・ワン)とは、原則A1級選手だけが出場できる格付けの高いレースだ。
G1は「Grade 1」を省略していて、通称「ジーワン」と呼ばれている。
また、G1のなかでも格付けが特に高いレースは、プレミアムG1(PG1)と呼ばれているな。
G1の優勝賞金は1,000万円以上が多く、1年間に約35回開催されている。
PG1・G1競走は毎月0~5回開催されているので、近くで開催されるときは観戦してみてくれ。
- 競艇のG1はA1級選手が出場する格付けの高いレース
- 競艇のG1のなかでも格付けの高いレースがプレミアムG1
- 競艇のG1の優勝賞金は一部を除いて1,000万円前後
- 競艇のG1は毎月0~5回、1年間で約35回開催されている
G1
レースの格付けの一つ、読み方は「グレード・ワン」。原則としてA級レーサーだけが出場できるレース。「プレミアムG1」「地区選手権」「高松宮記念」「周年記念」など。(2023年4月1日時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
まずは、競艇のG1の基礎知識をわかりやすく解説していくぞ!
競艇のG1はA1級選手が出場できる格付けの高いレース
競艇のG1は、原則としてA1級選手だけが出場できる、他のレースよりも格付けの高いレースだ。
レースの格付けは、上から順番にSG・G1・G2・G3・一般戦の5段階となっている。
G1はSGに続いて格付けが2番目に高いので、レース全体のなかでも格付けの高いレースだな。
また、A1級選手になるには、全選手のなかで勝率上位20%に入らなければならない。
選手全体の上位20%の選手しか出場できないので、出場選手のレベルが他のレースよりも高いぞ。
競艇のG1は、原則A1級選手だけが出場できるレベルの高いレースだ!
競艇のG1のなかでも格付けの高いレースがプレミアムG1
競艇のG1のなかでも格付けが高いレースがあって、プレミアムG1(PG1)と呼ばれている。
PG1競走はレースごとに出場条件があり、それを満たす選手しか出場できない。
具体的に、5つのPG1競走について、レースごとの主な出場選手を下の表にをまとめたぞ。
レース名 | 主な出場選手 |
---|---|
BBCトーナメント | SG・PG1競走の優勝者 |
マスターズチャンピオン | 勝率上位の45歳以上の選手 |
レディースチャンピオン | 勝率上位の女子選手 |
ヤングダービー | 勝率上位の30歳未満の選手 |
クイーンズクライマックス | 獲得賞金上位の女子選手 |
PG1競走は他のG1競走よりも特別なレースで、現地も盛り上がりやすい。
特に、クイーンズクライマックスは優勝戦が12月31日に行われる、その年最後のG1競走だな。
PG1は、G1のなかでも格付けの高い特別なレースだぞ!
競艇のG1の優勝賞金は一部を除いて1,000万円前後
競艇のG1の優勝賞金は630万円~1,700万円で、基本的には1,000万円前後が多くなっている。
一方、SGの優勝賞金は4,000万円前後、G2の優勝賞金は450万円前後が多い。
そのため、G1の優勝賞金はSGの1/4くらいだが、G2の2倍くらいに設定されているな。
具体的に、レースごとの優勝賞金を下の表にまとめたぞ。
ただし、賞金額は年度ごとに変わることもあるので、正確な金額は出走表を確認してみてくれ。
レース | 優勝賞金 |
---|---|
クイーンズクライマックス | 1,700万円 |
BBCトーナメント | 1,300万円 |
マスターズチャンピオン | 1,300万円 |
レディースチャンピオン | 1,300万円 |
ヤングダービー | 1,300万円 |
周年記念 | 1,200万円 |
ダイヤモンドカップ | 1,100万円 |
高松宮記念 | 1,100万円 |
地区選手権 | 630万円 |
赤太字はプレミアムG1競走
上の表から、PG1競走の優勝賞金は他のG1競走の優勝賞金よりも高くなっていることがわかる。
特に、年末のクイーンズクライマックスはG1のなかでは優勝賞金が最も高いな。
一方、地区選手権は優勝賞金が630万円しかなく、他のG1競走の半分以下の金額となっている。
これは、地区選手権は地区によってはB級選手も出場することがあるからだろう。
G1優勝者は賞金を一気に稼げるので、12月に開催される競艇グランプリに出場しやすくなるぞ。
競艇のG1の優勝賞金は、一部を除いて1,000万円前後だな!
PGIはクイーンズクライマックスが1600万円から1700万円となり100万円アップ。その他のPGI(BBCトーナメント・マスターズチャンピオン・ヤングダービー・レディースチャンピオン)は100万円増額された1300万円。25年2月に新設のスピードクイーンメモリアルも1300万円に決まった。
GIは周年記念が1100万円から1200万円。高松宮記念・ダイヤモンドカップも100万円アップした1100万円、地区選手権は580万円から630万円となる。
引用:マクール
競艇のG1は毎月0~5回、1年間で約35回開催されている
競艇のG1競走は、PG1競走も含めると毎月0~5回の開催で、1年間で約35回開催されている。
まず、格付けの高いPG1競走は年1回ずつの開催で、合計5回しか開催されない。
次に、周年記念が年24回、地区選手権が年6回、ダイヤモンドカップが年1~2回開催される。
最後に、高松宮記念が年1回開催されて、合計すると年約35回開催されるぞ。
レースごとの特徴や2024年の日程はこの後で解説するので、そちらをチェックしてみてくれ。
競艇のG1は、毎月0~5回、1年間で約35回開催されているぞ!
競艇のG1の日程・結果・優勝者は?【2024年】
競艇のG1について、2024年の開催日程、開催場、結果、優勝者を下の表にまとめた。
G1競走は現地が盛り上がるので、現地やライブ中継で観戦してみてくれ。
また、レースごとの優勝者については、毎月初めに随時更新していく予定だ。
G1優勝者は好調と言えるので、その後のレースでも活躍に期待できる。
さらに、優勝賞金も高いので、G1優勝者は競艇グランプリ出場に大きく近付けるぞ。
レース名 | 開催日程 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|---|
BBCトーナメント | 01/11-01/14 | 大村 | 関浩哉 |
競帝王決定戦 | 01/19-01/24 | 下関 | 上條暢嵩 |
浜名湖賞 | 01/25-01/30 | 浜名湖 | 峰竜太 |
関東地区選手権 | 02/03-02/08 | 平和島 | 濱野谷憲吾 |
九州地区選手権 | 02/04-02/09 | 芦屋 | 峰竜太 |
東海地区選手権 | 02/05-02/10 | 蒲郡 | 池田浩二 |
近畿地区選手権 | 02/09-02/14 | 尼崎 | 山崎郡 |
中国地区選手権 | 02/10-02/15 | 宮島 | 山口剛 |
四国地区選手権 | 02/11-02/16 | 丸亀 | 田村隆信 |
江戸川大賞 | 02/27-03/03 | 江戸川 | 湯川浩司 |
尼崎センプルカップ | 03/04-03/09 | 尼崎 | 島村隆幸 |
太閤賞 | 03/24-03/29 | 住之江 | 瓜生正義 |
ダイヤモンドカップ | 03/26-03/31 | 唐津 | 西山貴浩 |
児島キングカップ | 04/04-04/09 | 児島 | 菊地孝平 |
海の王者決定戦 | 04/07-04/12 | 大村 | 原田幸哉 |
マスターズチャンピオン | 04/16-04/21 | 鳴門 | 菊地孝平 |
戸田プリムローズ | 05/30-06/04 | 戸田 | 桐生順平 |
太閤賞 | 05/31-06/05 | 住之江 | 馬場貴也 |
オールジャパン竹島特別 | 06/08-06/13 | 蒲郡 | 石渡鉄兵 |
宮島チャンピオンカップ | 06/09-06/14 | 宮島 | 深谷知博 |
全日本王座決定戦 | 08/01-08/06 | 芦屋 | 入海馨 |
レディースチャンピオン | 08/07-08/12 | 福岡 | 遠藤エミ |
ツッキー王座決定戦 | 09/06-09/11 | 津 | 松井繁 |
びわこ大賞 | 09/12-09/17 | びわこ | 深井利寿 |
ヤングダービー | 09/18-09/23 | 桐生 | 関浩哉 |
徳山クラウン争奪戦 | 09/24-09/29 | 徳山 | 丸野一樹 |
全日本覇者決定戦 | 09/27-10/02 | 若松 | 西山貴浩 |
浜名湖賞 | 10/03-10/08 | 浜名湖 | 丸野一樹 |
赤城雷神杯 | 10/06-10/11 | 桐生 | 新開航 |
ウェイキーカップ | 10/31-11/05 | 多摩川 | – |
高松宮記念 | 11/01-11/06 | 住之江 | – |
京極賞 | 11/09-11/14 | 丸亀 | – |
ダイヤモンドカップ | 11/10-11/15 | 尼崎 | – |
北陸艇王決戦 | 11/28-12/03 | 三国 | – |
大渦大賞 | 12/03-12/08 | 鳴門 | – |
福岡チャンピオンカップ | 12/08-12/13 | 福岡 | – |
クイーンズクライマックス | 12/26-12/31 | 蒲郡 | – |
敬称略
赤太字はプレミアムG1競走
更新日:2024年10月7日
2024年の開催日程を確認して、現地に遊びに行こう!
BBCトーナメントは1月11日から大村で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
BBCトーナメント2024は、2024年1月11日~1月14日の4日間、大村競艇場で開催される。
主な出場選手は、前年のSG・PG1競走の優勝者や選出上位の選手だな。
他のG1競走と違って4日間の短期決戦で、勝ち上がりはトーナメント方式で行われる。
短期決戦かつ一発勝負なので、他のG1競走とは違ったレースを楽しめるだろう。
ちなみに、2022年までは12月開催だったが、2023年からは1月開催に変更されているぞ。
BBCトーナメントは、短期決戦かつトーナメント方式のPG1競走だ!
ボートレースバトルチャンピオントーナメント(BBCトーナメント)
2019年に新設されたプレミアムG1競走。前年の優勝者、前年1月から12月までのSG競走、プレミアムG1競走、G2レディースオールスター、G2全国ボートレース甲子園、G2レディースチャレンジカップ及びファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントの優勝者に優先出場権が与えられる。加えて、前年1月から10月までのSG競走及びプレミアムG1競走のあっせん決定時における選出基準に基づく選出上位15名の中から、過去10か月の勝率上位者が出場する。(2021年2月17日時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
マスターズチャンピオンは4月16日から鳴門で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
マスターズチャンピオン2024は、2024年4月16日~4月21日の6日間、鳴門競艇場で開催される。
主な出場選手は、満45歳以上の勝率上位者とマスターズリーグの優勝者だな。
他のレースと違って年齢制限があり、45歳以上のベテラン選手しか出場できないのが特徴だ。
ベテラン選手は、コース取りやターンなどで熟練の技を見せてくれることが多い。
マスターズチャンピオンの舟券を買うときは、各選手の前づけ傾向を確認するのがおすすめだな。
マスターズチャンピオンは、ベテラン選手No.1を決めるPG1競走だ!
マスターズチャンピオン
プレミアムG1競走の1つ。当該年の4月1日現在で満45歳以上のレーサーで、前年の優勝者、マスターズリーグ優勝者、勝率上位者、施行者の希望するレーサーが出場する。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
レディースチャンピオンは8月7日から福岡で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
レディースチャンピオン2024は、2024年8月7日~8月12日の6日間、福岡競艇場で開催される。
主な出場選手は、勝率上位の女子選手とオールレディースの優勝者だな。
後述するクイーンズクライマックスとともに、女子戦のおける最高峰のレースとなっている。
女子戦を予想するときは、女子戦の予想のコツを活かすのがおすすめだ。
例えば、女子戦では他のレースよりまくりが出やすく、2コースからまくりを狙う選手も多いぞ。
レディースチャンピオンは、勝率上位の女子が出場するPG1競走だ!
レディースチャンピオン
年に一度、女子レーサーの頂点を決するプレミアムG1競走。選考期間中のオールレディースの優勝者や勝率上位レーサーなどが集結する。(2017年10月時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
ヤングダービーは9月18日から桐生で開催
出典:https://www.boatrace.jp/
ヤングダービー2024は、2024年9月18日~9月23日の6日間、桐生競艇場で開催される。
30歳未満の勝率上位者とイースタン・ウエスタンヤングの優勝者が出場するぞ。
他のレースと違い年齢制限があり、30歳未満の若手選手しか出場できないのが特徴だ。
若手選手は、ベテラン選手よりも思い切ったレースをすることが多い。
スピード戦になりやすいので、舟券を買うときはモーターを重視するのがおすすめだな。
ヤングダービーは、若手選手No.1を決めるPG1競走だ!
ヤングダービー
平成26年度より、満30歳未満の勝率上位者たちによって争われるヤングダービーが新設された。ヤングダービーのプレシリーズとして、イースタンヤング、ウエスタンヤングも新設され、その東西の覇者と、前年度の優勝者は優先出場権が与えられる。
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
クイーンズクライマックスは12月26日から蒲郡で開催
上の画像は2023年のもの
出典:https://www.boatrace.jp/
クイーンズクライマックス2024は、2024年12月26日~31日の6日間、蒲郡競艇場で開催される。
出場選手は、その年の獲得賞金ランキング上位12名の女子選手だな。
前述したレディースチャンピオンとともに、女子戦における最高峰のレースと言われている。
優勝戦は例年12月31日に行われるので、その年を締めくくるレースでもあるな。
また、クイーンズクライマックスでは、クイーンズクライマックスシリーズが並行開催されるぞ。
クイーンズクライマックスは、その年最後のPG1競走だな!
クイーンズクライマックス
女子レーサーの祭典とも呼べるプレミアムG1競走。当該年の1月1日からチャレンジカップ及び、レディースチャレンジカップが終了する日までの獲得賞金上位12名の女子レーサーが出場。優勝賞金1,600万円をめぐり、熱い戦いが繰り広げられる。平成26年度より大晦日に開催されている。(2023年4月1日時点)
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
周年記念は全国の競艇場で毎月0~4回開催
周年記念は、競艇場の開設〇周年を記念して、競艇場ごとに毎年1回開催されるG1競走だ。
レース名や開催時期は競艇場ごとに違い、2024年は毎月0~4回開催されるぞ。
また、SG開催の都合で時期がズレると、同じ競艇場で年2回開催されることもあるな。
競艇は1コースが有利な競技だが、1コースの1着率は競艇場ごとに違っている。
周年記念の舟券を買うときは、競艇場 特徴の記事で競艇場ごとの攻略法を確認してみてくれ。
周年記念は、各競艇場で毎年1回開催されるG1競走だ!
周年記念
ボートレース場の開設何周年かを記念して行われるG1競走のこと。毎年各ボートレース場で1回開催される。太閤賞(住之江ボートレース場)など各ボートレース場によって呼び方は違う。
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
ダイヤモンドカップは3月の唐津と11月の尼崎で開催
ダイヤモンドカップは、競艇場の大幅改修やリニューアルを記念して開催されるG1競走だ。
開催時期は不定期で、2024年は3月に唐津、11月に尼崎で開催される。
予想のコツは周年記念と基本的には同じだが、競走水面が改修されたときは注意が必要だ。
例えば、1マークの位置が変わると、コース別1着率の数値が変わることがあるぞ。
ダイヤモンドカップの舟券を買うときは、どんなリニューアルをしたのかを確認してみよう。
ダイヤモンドカップは、競艇場のリニューアルを記念したG1競走だ!
ダイヤモンドカップ
ボートレース場の施設リニューアルを記念して行われるG1競走。以前は「施設改善記念」といっていたが、平成9年4月1日から今の名称になった。
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
高松宮記念は11月1日から住之江競艇場で開催
高松宮記念は、高松宮宣仁親王から優勝トロフィーを下賜された記念に設立されたG1競走だ。
開催場は住之江競艇場に固定されていて、2024年は11月1日から開催されるぞ。
住之江競艇場は走りにくい難水面であり、昼と夜の気温差からモーターの調整も難しくなる。
地元である大阪支部の選手が有利なので、選手の支部をきちんと確認しよう。
さらに、日没後は1コースの1着率が高くなるので、1コースの1着を重視するのもおすすめだな。
高松宮記念は、毎年住之江競艇場で開催されるG1競走だ!
地区選手権は2月上旬から6つの地区に分かれて開催
地区選手権は、関東、東海、近畿、中国、四国、九州に分かれて例年2月に行われるG1競走だ。
2024年の地区選手権は、地区ごとに下記の日程で開催されるぞ。
- 関東地区:2024年2月3日~2月8日
- 東海地区:2024年2月5日~2月10日
- 近畿地区:2024年2月9日~2月14日
- 中国地区:2024年2月10日~2月15日
- 四国地区:2024年2月11日~2月16日
- 九州地区:2024年2月4日~2月9日
中国や四国の地区選手権では、A1級選手が足らず、A2級以下の選手が出場することもある。
この2地区では選手間の実力差が大きいので、選手の勝率をきちんと確認しよう。
一方、関東、東海、近畿、九州の地区選手権では、モーターの気配を重視するのがおすすめだ。
地区選手権は、地区ごとのNo.1を決めるG1競走だ!
地区選手権
G1競走。関東、東海、近畿、四国、中国、九州の6地区で行われる地区別チャンピオン決定戦。
引用:BOAT RACE オフィシャルウェブサイト
競艇のG1の予想と買い方のコツは?
競艇のG1における予想コツは、1コースの1着やモーターの気配を一般戦よりも重視することだ。
また、買い方のコツは、三連単の1着を絞って2・3着を手広く買うことだな。
これらを踏まえて「当たりそう」かつ「オッズも良い」買い目を狙うと稼ぎやすいだろう。
さらに、プレミアムG1には特別な出場条件があるので独自の攻略法がある。
レースごとの攻略法を知りたい方は、競艇のSG・G1の記事一覧から攻略記事を読んでみてくれ。
- 競艇のG1競走では1コースの1着を重視する
- 競艇のG1競走ではモーターを重視する
- 競艇のG1競走では三連単の2・3着を手広く買う
G1の予想のコツをマスターして、プラス収支を目指そう!
競艇のG1競走では1コースの1着を重視する
出典:https://www.boatrace.jp/
競艇のG1競走の舟券を買うときは、1コースの1着を普段よりも重視するのがおすすめだ。
これは、G1競走では、G3・一般戦よりも1コース1着率が高いからだな。
SG・G1・G2競走とG3・一般戦について、直近3年間のコース別1着率を比較してみたぞ。
コース | SG・G1・G2 | G3・一般戦 |
---|---|---|
1コース | 61.1% | 54.8% |
2コース | 11.7% | 14.3% |
3コース | 11.2% | 12.6% |
4コース | 8.8% | 10.8% |
5コース | 5.2% | 5.8% |
6コース | 1.9% | 1.8% |
データの参考:艇国データバンク
集計期間:2021年1月1日~2023年12月31日
上の表から、SG・G1・G2競走の1コース1着率は、G3・一般戦よりも6.3%高いことがわかる。
これは、出場選手の実力が高く、1コースから1着を逃すことが少ないからだろう。
また、スタートも上手いので横並びのスタートになりやすく、1コースの艇が逃げやすいぞ。
さらに、SG・G1・G2競走では、2・3コースの1着率が0.5%しか変わらない。
そのため、2・3コースの艇を比較するときは、選手の強さやモーターの性能を重視してみてくれ。
競艇のG1競走では、1コースの1着を普段よりも重視しよう!
競艇のG1競走ではモーターを重視する
競艇のG1競走の舟券を買うときは、モーターの気配を普段よりも重視するのがおすすめだ。
これは、G1競走では、選手間の実力差がG3・一般戦よりも小さいからだな。
モーターの気配はモーター2連率・展示タイム・展示航走・選手コメントなどで判断できる。
また、G1競走では、特設サイトで注目モーターが紹介されることもあるぞ。
各競艇場の公式サイトや特設サイトを活用して、モーターの気配が良い艇を買ってみてくれ。
競艇のG1競走では、モーターの気配を重視しよう!
ただし、一部のG1競走ではA2・B1級選手が出場して、選手間の実力差が大きくなることもある。
例えば、四国地区は選手数が少なく、地区選手権にB級選手が出場することがあるぞ。
他には、SG・G1競走が同じ時期に重なって開催されると、A2級選手がG1出場することもある。
このような場合は、モーターだけでなく、選手間の実力差も見極めることが重要だな。
A2・B1級選手がA1級選手に勝つと高配当になりやすいので、モーターが良ければ狙うのもありだ。
A2・B1級選手がG1出場しているときは、穴狙いのチャンスだぞ!
競艇のG1競走では三連単の2・3着を手広く買う
競艇のG1競走の三連単を買うときは、1着を絞って、2・3着を手広く買うのがおすすめだ。
これは、G1競走には、原則としてA1級の選手しか出場できないからだな。
実力上位のA1級選手は、枠番不利の5・6コースからでも2・3着に入る方法を知っている。
例えば「石野貴之」選手は、SG・G1競走における6コース3連率が25%もあるぞ。
一般戦では5・6号艇を買わない方でも、G1競走では5・6号艇の2・3着を押さえてみてくれ。
競艇のG1では、5・6号艇の2・3着まで検討してみよう!
例えば、俺がG1競走の舟券でよく買うのは、三連単「◎-〇-全」「◎-全-〇」の8点買いだ。
◎は1着をとりそうな艇、〇は2・3着に入りそうな艇、全は全通りだな。
買い目点数を8点に絞っているので、鉄板の的中でもトリガミになりにくくなっているぞ。
また、2着を絞れないときは、三連単「◎-〇▲-全」を買うことも多い。
選手の実力、モーターの性能、水面状況などを踏まえて、2つの買い方を使い分けてみてくれ。
競艇のG1競走では、2・3着を手広く買った三連単8点買いで勝負だ!
競艇のG1|よくある質問
ここからは、競艇のG1についてのよくある質問に回答していくぞ。
競艇のG1の年間スケジュールは?
競艇のG1の年間スケジュールは、この記事の中盤にまとめている。
2025年の年間スケジュールを見たい方は、競艇の公式サイトでチェックしてみてくれ。
競艇のG1の斡旋は?
競艇のG1の斡旋(あっせん)では、原則としてA1級の選手が選抜される。
ただし、一部のプレミアムG1や地区選手権では、A2級以下の選手が出場することもあるぞ。
競艇のG1の出目は荒れる?
競艇のG1の出目には、1号艇の1着が出やすくなる傾向がある。
そのため、一般戦やG3よりも荒れにくいと言えるだろう。
競艇のG1の売上は?
競艇のG1の売上は、日ごとに出走表の裏面あたりに載っている。
売上の大きかったレースは、ニュースサイトなどで取り上げられることもあるな。
競艇のG1とは何ですか?
競艇のG1とは、原則としてA1級選手だけが出場できる格付けの高いレースだ。
G1の優勝賞金は1,000万円以上が多く、1年間に約35回開催されるぞ。
競艇のG1は何回開催されますか?
競艇のG1は、1年間に約35回開催される。
内訳は、PG1競走が5回、周年記念が24回、地区選手権が6回、その他が1~3回だな。
競艇のプレミアムG1の賞金はいくらですか?
競艇のプレミアムG1の賞金は、2024年度の優勝賞金は概ね1,300万円だ。
クイーンズクライマックスだけは優勝賞金が高くて1,700万円だな。
競艇のG1競走にはどんな種類がありますか?
競艇のG1競走には、PG1競走、周年記念、地区選手権、タイヤモンドカップ、高松宮記念がある。
さらに、PG1競走には5つのレースがあるぞ。
競艇のG1の日程・結果・優勝者は?【2023年】
競艇のG1について、2023年の開催日程・結果・優勝者を下の表にまとめた。
プレミアムG1とG1初優勝の選手を赤太字にしているぞ。
競艇のG1の日程・結果・優勝者【2023年】
レース名 | 開催日程 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|---|
BBCトーナメント | 01/12-01/15 | びわこ | 松井繁 |
全日本覇者決定戦 | 01/20-01/26 | 若松 | 桐生順平 |
江戸川大賞 | 01/26-01/31 | 江戸川 | 前田将太 |
四国地区選手権 | 02/04-02/09 | 鳴門 | 中村日向 |
中国地区選手権 | 02/05-02/10 | 児島 | 茅原悠紀 |
近畿地区選手権 | 02/06-02/11 | 住之江 | 馬場貴也 |
関東地区選手権 | 02/10-02/15 | 江戸川 | 石渡鉄兵 |
東海地区選手権 | 02/11-02/16 | 浜名湖 | 徳増秀樹 |
九州地区選手権 | 02/12-02/17 | 若松 | 末永和也 |
全日本王座決定戦 | 02/28-03/05 | 芦屋 | 寺田祥 |
ウェイキーカップ | 03/06-03/11 | 多摩川 | 毒島誠 |
北陸艇王決戦 | 03/25-03/30 | 三国 | 中島孝平 |
海の王者決定戦 | 03/26-03/31 | 大村 | 毒島誠 |
宮島チャンピオンカップ | 04/04-04/09 | 宮島 | 島村隆幸 |
ツッキー王座決定戦 | 04/09-04/14 | 津 | 峰竜太 |
マスターズチャンピオン | 04/18-04/23 | 若松 | 井口佳典 |
児島キングカップ | 05/09-05/14 | 児島 | 島村隆幸 |
トーキョー・ベイ・カップ | 05/14-05/19 | 平和島 | 中田竜太 |
オールジャパン竹島特別 | 06/01-06/06 | 蒲郡 | 吉田拡郎 |
戸田プリムローズ | 06/04-06/09 | 戸田 | 桐生順平 |
レディースチャンピオン | 08/01-08/06 | 津 | 遠藤エミ |
トコタンキング決定戦 | 08/31-09/05 | 常滑 | 濱野谷憲吾 |
高松宮記念 | 09/03-09/08 | 住之江 | 峰竜太 |
北陸艇王決戦 | 09/09-09/14 | 三国 | 磯部誠 |
赤城雷神杯 | 09/13-09/18 | 桐生 | 山口剛 |
ヤングダービー | 09/19-09/24 | 下関 | 上條暢嵩 |
全日本王者決定戦 | 09/25-09/30 | 唐津 | 濱野谷憲吾 |
びわこ大賞 | 10/01-10/06 | びわこ | 椎名豊 |
福岡チャンピオンカップ | 10/10-10/15 | 福岡 | 山本寛久 |
ウェイキーカップ | 10/15-10/20 | 多摩川 | 山口剛 |
徳山クラウン争奪戦 | 11/02-11/07 | 徳山 | 菊地孝平 |
全日本覇者決定戦 | 11/03-11/08 | 若松 | 長田頼宗 |
海の王者決定戦 | 11/11-11/16 | 大村 | 枝尾賢 |
ダイヤモンドカップ | 11/12-11/17 | 常滑 | 新開航 |
大渦大賞 | 11/30-12/05 | 鳴門 | 板橋侑我 |
全日本王座決定戦 | 12/06-12/11 | 芦屋 | 茅原悠紀 |
京極賞 | 12/10-12/15 | 丸亀 | 馬場貴也 |
クイーンズクライマックス | 12/26-12/31 | 多摩川 | 浜田亜里沙 |
敬称略
他にも疑問があれば、コメントフォームから気軽に質問してみてくれ!
競艇のG1|まとめ
競艇のG1についてまとめると、この6つがポイントだ。
- 競艇のG1はA1級選手が出場する格付けの高いレース
- 競艇のG1のなかでも格付けの高いレースがPG1
- 競艇のG1の優勝賞金は一部を除いて1,000万円前後
- 2024年のPG1競走は1・4・8・9・12月に開催
- 2024年の周年記念は毎月0~4回開催
- 2024年の地区選手権は2月上旬から6つの地区で開催
競艇のG1における予想コツは、1コースの1着やモーターの気配を一般戦よりも重視することだ。
また、買い方のコツは、三連単の1着を絞って2・3着を手広く買うことだな。
これらを踏まえて「当たりそう」かつ「オッズも良い」買い目を狙うと稼ぎやすいだろう。
また、俺のブログでは、PG1競走の1~2週間前に攻略記事を公開している。
PG1競走が開催されるときは、俺のブログに戻ってきてレースごとの攻略記事も読んでみてくれ。
競艇場やレースごとの特徴を押さえて、プラス収支を目指そう!
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