優勝戦の結果は?(2023/4/24追記)
マスターズチャンピオン2023では「井口佳典」選手が1コースから逃げて優勝した。
井口選手はドリーム戦1着から、得点率1位で優勝戦1号艇を手に入れたな。
優勝戦では、3号艇の中澤選手がまくりを狙ったが、井口選手はきちんと逃げ切ったぞ。
井口選手は現在45歳で、マスターズチャンピオンを初出場で初優勝した。
G1優勝は2020年6月以来の約2年10ヵ月ぶりだが、今後もまだまだ活躍できそうだな。

この記事では「マスターズチャンピオンで勝ちたい!」という方に向けて、以下の内容をまとめた。
- レースの基本情報
- 出場選手や注目モーター
- 具体的な予想のコツ
マスターズチャンピオンは、45歳以上の選手における勝率上位者が出場するPG1競走だ。
2023年は4月18日~4月23日の6日間、福岡県の若松競艇場で開催される。
ベテラン選手はコース取りに積極的な選手が多いので、進入隊形に注意して予想しよう。
また、若松競艇場では、水面状況ごとに狙い目を変えるのがおすすめだな。
ここからは、2023年の出場選手や攻略法を解説するので、ぜひ最後まで読んでみてくれ。

マスターズチャンピオンとは?
マスターズチャンピオンとは、45歳以上の選手のなかでの勝率上位者が出場するPG1競走だ。
かつては名人戦競走と呼ばれており、2014年から現在のレース名になったぞ。
また、開催当初の年齢制限は50歳以上だったが、現在では45歳以上に引き下げられている。
昔のトップ選手も多く出場するので、昔からの競艇ファンにとっては懐かしいな。
さらに、現在でも活躍している選手も多く出場するので、白熱した戦いが繰り広げられるぞ。

プレミアムG1競走の1つ。当該年の4月1日現在で満45歳以上のレーサーで、前年の優勝者、マスターズリーグ優勝者、勝率上位者、施行者の希望するレーサーが出場する。(2017年10月時点)
格付け | プレミアムGI |
優勝賞金 | 1200万円 |
優勝戦 | 6名 各準優勝戦上位2名 |
準優勝戦 | 得点上位18名 |
予選 | 4日間 |
出場資格 | 4月1日時点で満45歳以上になる選手のうち勝率上位の選手 または、優先出場者 |
主催者 | 各市町村、組合 |
開催地 | 持ち回り |
開催時期 | 4月中旬-4月下旬 |
第1回執行日 | 2000年4月18日 |
マスターズチャンピオンの出場資格
マスターズチャンピオンの出場資格は、開催年の4月1日に満45歳以上になる選手に与えられる。
年齢制限を満たしたうえで、下記の出場資格を満たした52名の選手が出場するぞ。
- 前年のマスターズチャンピオン優勝者(1名)
- マスターズリーグ優勝者(最大10名)
- 施行者希望者(2名)
- 勝率上位者(上記を含めて52名になるまで)
マスターズチャンピオンの特徴は、45歳以上の選手における勝率上位者が主に出場することだ。
選手間の実力差が小さいので、コースの有利不利やモーターの良し悪しが重要だぞ。
また、マスターズリーグとは、45歳以上の選手だけが出場できるG3競走で、年10回開催される。
その優勝者も、45歳以上の選手のなかでは実力上位の選手ということになるな。
ベテラン選手はコース取りに積極的な選手が多いので、前づけに注意しつつ予想してみてくれ。

マスターズチャンピオンの賞金
マスターズチャンピオンの優勝賞金は1,200万円で、G1競走よりも高くて、SG競走よりは安い。
例えば、G1周年記念の優勝賞金は1,000万円なので、それよりも200万円高いぞ。
一方、SG競走の優勝賞金は3,400万円以上が多いので、それと比べると1/3くらいになるな。
また、マスターズリーグの優勝賞金は105万円なので、賞金額に大きな差がある。
優勝すれば競艇グランプリへの出場に一歩近付くので、どの選手も気合十分でレースに臨むぞ。

マスターズチャンピオンの歴代優勝者
マスターズチャンピオンの歴代優勝者は、2000年の「高山秀則」選手から数えて23名いる。
下の表に、これまでの23名の優勝者をまとめたぞ。
開催年 | 開催場 | 優勝者 |
---|---|---|
2022年(令和4年) | 三国 | 上平真二 |
2021年(令和3年) | 下関 | 原田幸哉 |
2020年(令和2年) | 津 | 村田修次 |
2019年(平成31年) | 宮島 | 今垣光太郎 |
2018年(平成30年) | 福岡 | 渡邉英児 |
2017年(平成29年) | 津 | 今村豊 |
2016年(平成28年) | びわこ | 田頭実 |
2015年(平成27年) | 児島 | 今村豊 |
2014年(平成26年) | 唐津 | 金子良昭 |
2013年(平成25年) | びわこ | 江口晃生 |
2012年(平成24年) | 下関 | 井川正人 |
2011年(平成23年) | 常滑 | 今村豊 |
2010年(平成22年) | 徳山 | 西島義則 |
2009年(平成21年) | 鳴門 | 山崎毅 |
2008年(平成20年) | 宮島 | 田中伸二 |
2007年(平成19年) | 大村 | 大嶋一也 |
2006年(平成18年) | 尼崎 | 万谷章 |
2005年(平成17年) | 戸田 | 水野要 |
2004年(平成16年) | 住之江 | 大森健二 |
2003年(平成15年) | 尼崎 | 新井敏司 |
2002年(平成14年) | 住之江 | 高山秀則 |
2001年(平成13年) | 住之江 | 野中和夫 |
2000年(平成12年) | 住之江 | 高山秀則 |
敬称略
直近10開催の優勝者のなかで、マスターズチャンピオン2023にも出場するのは下記6名だ。
- 「上平真二」選手
- 「原田幸哉」選手
- 「村田修次」選手
- 「今垣光太郎」選手
- 「田頭実」選手
- 「江口晃生」選手
今垣選手は、マスターズチャンピオン2022でも、得点率1位で優勝戦1号艇を手に入れている。
しかし、このときは上平選手に差されてしまい、惜しくも2着となってしまったな。
マスターズチャンピオン2023では、去年のリベンジを果たしてくれることに期待したいぞ。

マスターズチャンピオン2022の優勝戦の結果
出典:https://www.boatrace.jp/
マスターズチャンピオン2022の優勝戦の結果は、広島県の「上平真二」選手の1着だった。
上平選手は2号艇だったが、1号艇の今垣選手を上手く差して優勝を決めたぞ。
一方、今垣選手は地元開催のPG1競走を逃してしまったので、かなり悔しかったことだろう。
ちなみに、上平選手はマスターズチャンピオン2020と2021でも優出している。
2022年と合わせて3連続優出中なので、マスターズチャンピオン2023でも活躍に注目だな。

マスターズチャンピオン2023の日程、開催場、入場制限
マスターズチャンピオン2023は、2023年4月18日~4月23日に福岡県の若松競艇場で開催される。
若松競艇場でマスターズチャンピオンが開催されるのは初めてだな。
準優勝戦は土曜日、優勝戦は日曜日なので、現地やライブ中継でレースを観戦してみてくれ。
また、この記事を書いている2023年4月14日時点では、入場制限はなさそうだ。
ただし、初日のオープニングセレモニーは先着140名限定なので、見たい方は早めに現地に行こう。

マスターズチャンピオン2023の開催日程
マスターズチャンピオン2023の開催日程は、2023年4月18日(火)~4月23日(日)の6日間だ。
初日~4日目が予選、5日目が準優勝戦、最終日が優勝戦だな。
準優勝戦が土曜日、優勝戦が日曜日に行われるので、現地やライブ中継でぜひ観戦してみてくれ。
また、マスターズチャンピオン2023はナイターレースで開催される。
1Rが15時30分頃、12Rが20時30分頃に行われるので、レースを見たい方は予定を空けておこう。

マスターズチャンピオン2023の開催場
マスターズチャンピオン2023の開催場は、福岡県北九州市にある難水面の若松競艇場だ。
若松競艇場でマスターズチャンピオンが開催されるのは初めてだな。
また、若松競艇場で直近に開催されたビッグレースは、2023年2月中旬の九州地区選手権だ。
若松競艇場のモーターは、現在でも九州地区選手権のときから変わっていない。
なので、このとき優出した「瓜生正義」選手と「原田幸哉」選手は活躍に期待できるぞ。

マスターズチャンピオン2023の入場制限
マスターズチャンピオン2023の入場制限は、この記事を書いている4月14日時点ではなかった。
そのため、近くに住んでいる方は、よかったら現地に遊びに行ってみてくれ。
ただし、体温が37.5度以上だと入場できないらしいで、事前に体温を計っておくのがおすすめだ。
また、初日のオープニングセレモニーには先着140名しか入場できない。
当日10時から中央入口前にて入場券が配布されるらしいので、見たい方は早めに現地に行こう。

マスターズチャンピオン2023の出場選手とモーター
マスターズチャンピオン2023の出場選手は、45歳以上の勝率上位者が中心となっている。
実力上位のベテラン選手が出場するので、白熱した戦いが繰り広げられるぞ。
全国勝率トップ3は「今垣光太郎」選手、「松井繁」選手、「赤岩善生」選手の3名だな。
また、若松競艇場のモーターは交換されてから約5ヵ月間使用されている。
モーター2連率をある程度信用できて、2連率40%以上なら優良モーターの可能性が高いぞ。

マスターズチャンピオン2023の出場選手
出典:https://www.boatrace.jp/
マスターズチャンピオン2023の出場選手は、45歳以上の勝率上位者が中心となっている。
特設サイトを参考にして、選手名、年齢、支部、勝率、選出理由をまとめたぞ。
初出場の45歳、地元水面の福岡支部、勝率上位者を赤太字にしたので、確認してみてくれ。

選手名 | 年齢 | 支部 | 勝率 | 選出理由 |
---|---|---|---|---|
上平真二 | 49歳 | 広島 | 6.91 | 前年のマスターズチャンピオン優勝者 |
日高逸子 | 61歳 | 福岡 | 6.37 | マスターズリーグ優勝者 |
平田忠則 | 46歳 | 福岡 | 6.37 | マスターズリーグ優勝者 |
石渡鉄兵 | 48歳 | 東京 | 7.36 | マスターズリーグ優勝者 |
田中信一郎 | 50歳 | 大阪 | 7.16 | マスターズリーグ優勝者 |
徳増秀樹 | 48歳 | 静岡 | 7.16 | マスターズリーグ優勝者 |
服部幸男 | 52歳 | 静岡 | 6.84 | マスターズリーグ優勝者 |
吉川昭男 | 50歳 | 滋賀 | 6.79 | マスターズリーグ優勝者 |
武田光史 | 49歳 | 福井 | 6.60 | マスターズリーグ優勝者 |
吉田一郎 | 55歳 | 長崎 | 6.55 | マスターズリーグ優勝者 |
村田修次 | 49歳 | 東京 | 6.42 | マスターズリーグ優勝者 |
山本英志 | 48歳 | 東京 | 6.05 | マスターズリーグ優勝者 |
今垣光太郎 | 53歳 | 福井 | 7.52 | 勝率上位者 |
松井繁 | 53歳 | 大阪 | 7.43 | 勝率上位者 |
赤岩善生 | 47歳 | 愛知 | 7.40 | 勝率上位者 |
井口佳典 | 45歳 | 三重 | 7.36 | 勝率上位者 |
西島義則 | 61歳 | 広島 | 7.29 | 勝率上位者 |
瓜生正義 | 47歳 | 福岡 | 7.19 | 勝率上位者 |
辻栄蔵 | 48歳 | 広島 | 7.19 | 勝率上位者 |
吉川元浩 | 50歳 | 兵庫 | 7.18 | 勝率上位者 |
江口晃生 | 58歳 | 群馬 | 7.15 | 勝率上位者 |
原田幸哉 | 47歳 | 長崎 | 7.13 | 勝率上位者 |
仲口博崇 | 50歳 | 愛知 | 7.11 | 勝率上位者 |
平尾崇典 | 50歳 | 岡山 | 7.11 | 勝率上位者 |
太田和美 | 50歳 | 大阪 | 7.11 | 勝率上位者 |
濱野谷憲吾 | 49歳 | 東京 | 7.11 | 勝率上位者 |
坪井康晴 | 45歳 | 静岡 | 7.10 | 勝率上位者 |
林美憲 | 48歳 | 徳島 | 7.09 | 勝率上位者 |
寺田千恵 | 54歳 | 岡山 | 7.08 | 勝率上位者 |
齊藤仁 | 45歳 | 東京 | 7.06 | 勝率上位者 |
守田俊介 | 47歳 | 滋賀 | 7.03 | 勝率上位者 |
田村隆信 | 45歳 | 徳島 | 7.01 | 勝率上位者 |
魚谷智之 | 47歳 | 兵庫 | 7.00 | 勝率上位者 |
古結宏 | 45歳 | 兵庫 | 6.93 | 勝率上位者 |
佐藤大介 | 47歳 | 愛知 | 6.81 | 勝率上位者 |
繁野谷圭介 | 48歳 | 大阪 | 6.69 | 勝率上位者 |
白水勝也 | 50歳 | 福岡 | 6.66 | 勝率上位者 |
今村暢孝 | 58歳 | 福岡 | 6.66 | 勝率上位者 |
中澤和志 | 46歳 | 埼玉 | 6.64 | 勝率上位者 |
三角哲男 | 56歳 | 東京 | 6.56 | 勝率上位者 |
中岡正彦 | 45歳 | 香川 | 6.55 | 勝率上位者 |
馬袋義則 | 50歳 | 兵庫 | 6.54 | 勝率上位者 |
立間充宏 | 48歳 | 岡山 | 6.53 | 勝率上位者 |
山本隆幸 | 45歳 | 兵庫 | 6.52 | 勝率上位者 |
坂口周 | 45歳 | 三重 | 6.51 | 勝率上位者 |
秋山広一 | 47歳 | 香川 | 6.45 | 勝率上位者 |
黒崎竜也 | 46歳 | 三重 | 6.44 | 勝率上位者 |
大澤普司 | 48歳 | 群馬 | 6.42 | 勝率上位者 |
須藤博倫 | 45歳 | 埼玉 | 6.41 | 勝率上位者 |
伊藤誠二 | 48歳 | 愛知 | 6.40 | 勝率上位者 |
後藤正宗 | 45歳 | 静岡 | 6.40 | 勝率上位者 |
飯島昌弘 | 50歳 | 埼玉 | 6.40 | 勝率上位者 |
敬称略
年齢は2023年4月18日時点
勝率の集計期間は2022年2月1日~2023年1月31日
マスターズチャンピオン2023では、選手間の勝率差が一般戦やG3競走より小さくなる。
選手間の実力差が小さいと、コースやモーターで勝負が決まりやすいぞ。
また、若松競艇場は走りにくい難水面なので、地元である福岡支部の選手が有利だろう。
さらに、ナイターレースでは、日没後に周囲が暗くなって視界が悪くなる。
年齢をとると動体視力が悪くなるので、日没後は年齢の若い選手が有利になりそうだな。

マスターズチャンピオン2023のモーター
マスターズチャンピオン2023のモーターは、新品に交換されてから約5ヵ月間も使用されている。
使用期間が長いので、モーター2連率の数値をある程度は信用しても良さそうだ。
基本的には、2連率が40%以上なら良いモーター、30%未満なら悪いモーターだと思っておこう。
ただし、モーター性能の良し悪しは、選手の調整によってレース直前まで変わる。
そのため、最終的には展示航走、展示タイム、選手コメントと合わせて気配を判断してみてくれ。

また、マスターズチャンピオン2023の特設サイトでは、注目モーターが何機か紹介されている。
エースモーターは29号機で、これまで何度も節イチのパワーを出したらしいな。
モーター抽選が行われるのは4月17日なので、29号機を引いた選手には注目しておこう。
他には、38、53、28、42、31、12、5号機あたりも調子が良いらしい。
このうち、38、42、5号機は2連率がそこまで高くないので、節の序盤は穴狙いのチャンスだぞ。

マスターズチャンピオン2023のドリーム戦
マスターズチャンピオン2023のドリーム戦は、2023年4月18日(火)の12Rに行われる。
出場選手ごとに、直近1年のSG・G1競走での枠なり進入時の成績をまとめた。
例えば、1号艇の今垣選手なら、直近1年のSG・G1競走における1コースの成績を載せたぞ。
選手名 | 1着率 | 2連率 | 3連率 | 出走回数 | |
---|---|---|---|---|---|
1号艇 | 今垣光太郎 | 61.7% | 76.5% | 88.2% | 17回 |
2号艇 | 松井繁 | 2.9% | 32.4% | 52.9% | 35回 |
3号艇 | 赤岩善生 | 0.0% | 28.1% | 43.8% | 32回 |
4号艇 | 井口佳典 | 7.1% | 28.6% | 46.4% | 28回 |
5号艇 | 石渡鉄兵 | 0.0% | 16.7% | 16.7% | 12回 |
6号艇 | 瓜生正義 | 3.3% | 13.3% | 30.0% | 30回 |
敬称略
データ:ボートレース日和
上の表から、1号艇の今垣選手の1コース1着率は高く、他に1着をとりそうな選手もいない。
さらに、初日の12Rは満潮付近なので、水面が荒れてまくりが決まりにくいぞ。
これに加えて風速4m以下なら、今垣選手が枠番有利を活かしてきちんと逃げてくれるだろう。
また、今垣選手の1着を狙うなら2着は2~4号艇から選ぶのが良さそうだ。
モーターの気配やオッズも確認しつつ、買い目点数を絞って利益を出すのがおすすめだな。

マスターズチャンピオン2023の若松競艇での予想のコツ
マスターズチャンピオン2023の予想のコツは、前づけを警戒して進入隊形を考えることだ。
また、水面状況ごとに狙い目を変えたり、福岡支部の選手を狙ったりもしよう。
さらに、日没後は選手のSTに注意することや、三連単の2・3着を手広く買うこともおすすめだ。
競艇で稼ぐためには、期待値(的中率×オッズ)の高い買い目を買うの良い。
予想のコツから当たりやすい買い目を探しながら、オッズも高い買い目を買ってみてくれ。
マスターズチャンピオン2023の予想のコツ
- 本番の進入隊形を考える
- 水面状況ごとに狙い目を変える
- 福岡支部の選手を重視する
- 日没後は選手のSTに注意する
- 三連単は2・3着を手広く買う

マスターズチャンピオン2023では本番の進入隊形を考える
出典:JLC
マスターズチャンピオン2023では、前づけを警戒して進入隊形を考えるのがおすすめだ。
これは、若松競艇場では枠なり進入率が低く、進入隊形が乱れやすいからだな。
本番の進入隊形は、スタート展示の進入隊形と同じになることが多いので確認しておこう。
ただし、場合によっては、進入隊形が本番とスタート展示で変わることもある。
スタート展示のコース取りの駆け引きを見ながら、本番の進入隊形を予想してみてくれ。

さらに、マスターズチャンピオンに出場するベテラン選手は、前づけに積極的な選手が多い。
前づけに特に積極的な選手としては、下記3名が挙げられるぞ。
- 「西島義則」選手
- 「江口晃生」選手
- 「今村暢孝」選手
西島選手、江口選手、今村選手は、3~6号艇のときに無理にでも1~2コースに前付けする。
前づけした艇や前づけに抵抗した艇は、スタート前の助走距離が短くなるぞ。
すると、スタート前後で十分に加速できずに、外側のコースの艇にまくられることがある。
モーターや水面状況を確認して、穴狙いできそうなら高配当を狙ってみてくれ。
また、この3名以外にも、5~6号艇なら2~4コースに前づけする選手がいるので注意しよう。

マスターズチャンピオン2023では水面状況ごとに狙い目を変える
マスターズチャンピオン2023では、水面状況によって狙い目を変えていくのがおすすめだ。
これは、若松競艇場では、時間帯・潮・風によって水面状況が変わるからだな。
具体的に、コースごとに狙い目となる水面状況をまとめたので予想の参考にしてみてくれ。
時間帯 | 潮の状況 | 風の状況 | |
---|---|---|---|
1コース | 日没後 | 満潮・上げ潮 | 風速4m以下 |
2コース | 日没前 | 満潮・上げ潮 | 追い風5m以上 |
3コース | 特になし | 干潮・下げ潮 | 向かい風5m以上 |
4コース | 日没前 | 干潮・下げ潮 | 向かい風5m以上 |
5・6コース | 特になし | 干潮・下げ潮 | 向かい風5m以上 |
日没前か日没後かは、現地にいれば自分の眼で、ネット投票ならライブ中継で確認できるな。
次に、潮の状況は、満潮時刻・干潮時刻・潮回りを出走表や潮時表で確認しよう。
上げ潮(干潮→満潮)の時間帯は追い潮、下げ潮(満潮→干潮)の時間帯が向かい潮になるぞ。
マスターズチャンピオン2023の2~4日目は大潮なので、潮の影響が特に大きいな。
最後に、風の向きと強さを現地のモニターや直前情報で確認して、予想に活かしてみてくれ。

マスターズチャンピオン2023では福岡支部の選手を重視する
出典:https://www.boatrace.jp/
マスターズチャンピオン2023では、地元である福岡支部の選手を重視するのがおすすめだ。
これは、若松競艇場が難水面で、走り慣れている選手が有利だからだな。
具体的に、マスターズチャンピオン2023に出場する福岡支部の地元選手は下記5名だ。
- 「日高逸子」選手
- 「平田忠則」選手
- 「瓜生正義」選手
- 「白水勝也」選手
- 「今村暢孝」選手
この5名は若松競艇場の水面を走り慣れているので、予想するときは評価を上げてみてくれ。
特に、白水選手と今村選手は若松競艇場の出場節数が多いので狙い目だな。
また、節の序盤は遠征組の選手が水面に慣れていないので、地元選手を特に狙いやすいぞ。

マスターズチャンピオン2023では日没後は選手のSTに注意する
出典:https://www.boatrace.jp/
マスターズチャンピオン2023では、日没後は選手のスタートタイミングに注意して予想しよう。
これは、日没後は競走水面の周辺が暗くなり、大時計が見えにくくなるからだな。
選手は大時計を見てスタートを合わせているが、人間は40代後半になると動体視力が低下する。
そのため、45歳以上の選手は日没後にスタートタイミングを合わせにくくなるのだ。
マスターズチャンピオンの出場選手は全員45歳以上なので、日没後はスタートを決めにくいぞ。

競艇では、スタート隊形ごとに出やすい決着があるので、どの艇が出遅れるかを考えてみよう。
例えば、1~3コースの艇が出遅れそうなときは、三連単456ボックスが狙い目だな。
逆に、4~6コースの艇が出遅れそうなときは、三連単「1-23-23」が狙い目になってくるぞ。
選手のスタートの上手さは、出走表の平均STと今節STから判断できる。
選手ごとの平均STと今節STを比較して、本番のスタート隊形を予想し、買い目を決めてみてくれ。

マスターズチャンピオン2023では三連単は2・3着を手広く買う
マスターズチャンピオン2023では、三連単は1着を絞って2・3着を手広く買うのがおすすめだ。
これは、マスターズチャンピオンには実力上位の選手だけが出場するからだな。
実力上位のベテラン選手は、枠番不利の5・6コースからでも2・3着に入る方法を知っている。
また、ベテラン選手は前づけも多いので、枠なりに5・6コースになるとも限らないぞ。
一般戦やG3競走では5・6号艇を買わない方でも、5・6号艇の2・3着を買うことを検討してみよう。

例えば、俺が三連単でよく買うのは、三連単「◎-〇-全」「◎-全-〇」の8点買いだな。
◎は1着をとりそうな艇、〇は2・3着に入りそうな艇、全は全通りだ。
買い目点数を8点に絞っているので、鉄板の的中でもトリガミになりにくくなっているぞ。
また、2着を絞れないときは、三連単「◎-〇▲-全」を買うことも多い。
選手の実力、モーターの性能、水面状況を考えて、2つの買い方を使い分けてみてくれ。

マスターズチャンピオン2023のアクセスやイベントなど
マスターズチャンピオン2023のアクセスは、近くの駅からバスを利用するのがおすすめだ。
現地ではトークショーなどのイベントもあるので、レース以外も楽しめるぞ。
一方、現地に行けない方はネット投票したり、ライブ中継でレースを観戦してみてくれ。
その際、YouTube生配信をチェックすると盛り上がりも感じられるだろう。
また、ネット投票のキャンペーンに登録すれば、キャッシュバックを抽選で受け取れるぞ。

マスターズチャンピオン2023のアクセス
マスターズチャンピオン2023のアクセスは、近くの駅から無料バスを利用するのがおすすめだ。
無料バスは、戸畑駅、黒崎駅、門司駅、小倉駅、中間駅から運行されているぞ。
また、奥洞海駅からは徒歩4分なので、そこまで電車で行けるなら歩いて行くのもありだな。
一方、車なら小倉東ICから27分、門司ICから34分、八幡ICから40分で到着する。
若松競艇場の近くには無料駐車場もあるので、好きな時間に行きたい方は車で行ってみてくれ。

マスターズチャンピオン2023のイベント
マスターズチャンピオン2023のイベントでは、トークショーや歌唱ステージなどが行われる。
他にも、未確定舟券を使った抽選会やマフラータオルのプレゼントもあるな。
詳しくは、マスターズチャンピオン2023のイベント情報に載っているので、確認してみてくれ。
また、ボートレース若松公式チャンネルでは、全レースの予想会が行われる。
番組の予想に乗っかっても稼げないとは思うが、自分の予想と比べてみるのも面白いだろう。

マスターズチャンピオン2023のキャンペーン
マスターズチャンピオン2023のキャンペーンとしては、電話投票キャンペーンが行われる。
このキャンペーンでは、条件に応じて総額500万円のキャッシュバックがあるぞ。
エントリーは無料なので、ネット投票をする方は条件を確認してチャレンジしてみてくれ。
また、マスターズチャンピオン2023では、Twitterキャンペーンも行われる。
公式アカウントをフォローして特定のツイートをすると、クオカードを抽選でもらえるぞ。

マスターズチャンピオン2023のライブ・リプレイ
出典:ボートキャスト
マスターズチャンピオン2023のライブ・リプレイを見るには、ボートキャストがおすすめだ。
ボートキャストは、競艇の公式が運営しているWeb映像サービスだな。
スマホやパソコンがあれば、サイトにアクセスするだけで無料でレース映像を楽しめるぞ。
また、ライブやリプレイだけでなく、選手の紹介動画があるのも面白いところだ。
会員登録などの面倒な手続きもなく、利用料などもかからないので、ぜひ利用してみてくれ。

マスターズチャンピオン2023のまとめ
マスターズチャンピオン2023についてまとめると、この5つがポイントだ。
- 45歳以上の勝率上位者が主に出場
- 若松で4月18日~23日に開催
- 優勝賞金は1,200万円でかなり高い
- エースモーターは29号機
- 勝率トップは「今垣光太郎」選手
また、マスターズチャンピオン2023では、前づけを警戒して進入隊形を考えるのがおすすめだ。
他にも、水面状況ごとに狙い目を変えたり、福岡支部の選手を狙ったりもしよう。
さらに、日没後は選手のSTに注意することや、三連単の2・3着を手広く買うことも重要だぞ。
マスターズチャンピオン2023は、ベテラン選手のNo.1を決めるPG1競走だ。
俺は「瓜生正義」選手や「今垣光太郎」選手に注目しているが、誰が優勝するのか楽しみだな。

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【現地レポ|2023年4月19日】若松G1で万舟券を的中!?
PG1マスターズチャンピオンの2日目(2023年4月19日)に若松競艇場に遊びに行ってきた。自力予想で舟券勝負したので、オヤジ流の具体的な予想方法を写真付きでまとめたぞ。
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